「バックパック」と「リュックサック」の違いについての話し [日記]

バックパックとは、背中に担ぐ荷物袋を表す英語で、“backpack”と書きます。リュックサックとは、背中に担ぐ荷物袋を表すドイツ語で、“rucksack”と書きます。両方とも、背中に担ぐ荷物袋を表すもので、違いは英語とドイツ語という言葉の違いです。私たちの世代の子どものころは、全国的にリュックサックという名称が一般的でしたが、いつの間にかバックパックという名称で呼ばれる方が多くなり、若い世代の人たちには定着しているようですね。
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先日、このブログで紹介しましたが、私が公私ともに愛用しているのは、商品名自体を「リュックサック」といいます。革鞄を中心に製作している日本の革工房オルガン社製のものです。一般的に革鞄は重いのですが、このリュックは丁度1㎏で軽く感じます。リュックの中に入れている長財布や小銭入れ、小物を入れたポーチ類なども本体と同じ革で作られています。このブログに先月8月29日に掲載した「愛用のリュックサック!」は、次のアドレスをご覧ください。
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2022-08-29-20
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教会日記2022.9.3(カトリック成城・聖タデオ教会「主日のミサ」土曜日) [教会日記]

今日は、仕事は指定休でお休みですが、13時30分から職場の大学で重要な会議があるため、間に合うよう時間に合わせて出勤し、終わってからカトリック成城・聖タデオ教会での16時からの「主日のミサ」に与りました。秋雨なのかこのところ雨続きですが、今日は晴れて蒸し暑くなりました。明日は、10時からの「主日のミサ」が終わってから、来週11日(日)の「主日のミサ」で歌う聖歌奉仕の練習があります。

ミサでは、「被造物を大切にする世界祈願日」をお祈りしました。
そして、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と主を讃え、
続いて
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
とお祈りしました。
続いて、
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」と祈り、
そして、同僚の病と同じ病の私が親しくしているご婦人のお二人が癒されるようお祈りしました。
終わりに、『大天使聖ミカエルへの祈り』をお祈りしました。
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
とお祈りしました。
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「聖グレゴリオ一世教皇教会博士」のお話し [聖人・福者・尊者]

今日9月3日は、聖グレゴリオ一世教皇教会博士の記念日です。
聖グレゴリオ一世(540年頃~604年)は、キリスト教カトリックのローマ教皇(在位:590年~604年)で、“問答者グレゴリウス”、“大聖グレゴリウス”とも呼ばれていますね。教会の典礼の整備、教会改革で知られ、中世初期を代表する教皇です。四大ラテン教父(聖ヒエロニムス、聖アンブロシウス、聖アウグスティヌス、聖グレゴリオ一世)の一人で、キリスト教カトリックでは聖人・教父・教会博士に列せられています。キリスト教正教会でも聖人です。
ローマ貴族の出身で、政治家として活動していましたが、キリスト教の信仰に篤く誓願して修道院に入り、590年に教皇に選ばれて教会改革に精力を注ぎました。グレゴリウスは西方だけでなく東方においても著名な存在であり、ローマ司教の域を出なかった教皇職の権威を高めることに貢献しました。聖ベネディクトの伝記を含む多くの著作を残したことで知られており、教皇として書いた多くの書簡が残されています。また、「グレゴリオ聖歌」の名称としても残っており、伝承では彼自身多くの聖歌を作曲したとされていますが、現在ではカロリング朝にローマとガリアの聖歌を統合したものと考えられています。

「聖グレゴリウス」1626-1627年頃・セビーリャ美術館蔵
フランシスコ・デ・スルバラン(1598年〜1664年)作の「聖グレゴリウス」です。ルスバランは、バロック期のスペインの画家です。この絵は、スルバランが初期セビーリャ時代に手がけた代表的な聖人像作品で、ドミニコ会修道院サン・パブロ・エル・レアール聖堂のために制作された17点の聖人肖像のうちの一つです。ラテン教会四大教父の一人で第64代教皇としても知られる聖グレゴリウスの単身を描いたものです。
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ところで、「グレゴリオ聖歌(グレゴリアン・チャント)」は、西方教会の単旋律聖歌の基軸をなす聖歌で、キリスト教カトリック教会で用いられている単旋律、無伴奏の宗教音楽です。グレゴリオ聖歌は、主に9世紀から10世紀にかけて、西欧から中欧のフランク人の居住地域で発展し、後に改変を受けながら伝承しました。教皇グレゴリウスⅠ世が編纂したと広く信じられてきましたが、現在ではカロリング朝にローマとガリアの聖歌を統合したものと考えられています。写真は、私が持っているグレゴリオ聖歌のCDです。とにかく心静かにして聴くことです。“癒やし”の音楽になること間違いないですね!ウェイト・トレーニング中のBGMとしても聴いています!( ̄◇ ̄;)
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ここでは難しい話しはしませんが、グレゴリオ聖歌の発展とともに教会旋法が成立し、グレゴリオ聖歌は8つの旋法で体系づけられることになりました。グレゴリオ聖歌の旋律は、「ネウマ譜」を用いて記譜され、このネウマ譜が、16世紀に現代用いられている「五線譜」となりました。歴史的には、教会では男性および少年合唱によって、また修道会では、修道士や修道女によって歌継がれてきました。何年か前にグレゴリオ聖歌が“癒やしの音楽”として流行ったことがありましたね。
自室に飾ってあるグレゴリオ聖歌の「ネウマ譜」の本物!です。「ネウマ譜」とは、楽曲の楽譜を「ネウマ」と呼ばれる記号を用いて書き表す記譜法のことです。元々はネウマ(希: νευμα)とはギリシャ語で「合図、身振り」という意味であり、合唱を指揮する際の手の合図のことです。
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