今日の日記2022.9.18(餃子屋さん!) [日記]

昨夜のことになりますが、町田市街に餃子製造・販売&餃子専門居酒屋「餃山堂」で、定番の焼き餃子とチーズがのったチーズ餃子を食べました。餃子の皮がカリッと焼き上がって、中は肉汁が出てジューシーな餃子です。めちゃ美味しかったです!
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新約聖書:ヨハネによる福音書・第15章・第13節 [聖書]

「友のために命を捨てること、
これ以上の愛を人は持ちえない。」
『原文校訂による口語訳フランシスコ会聖書研究所訳注聖書』から

この言葉は、新約聖書の中でも有名な聖句(イエス様の言葉・聖書の言葉)です。
「友のために命を捨てること、これ以上の愛を人は持ちえない。」ということですが、これは、他の人のために、自分の命を捨てる<自己犠牲>という行為になります。<自己犠牲>とは、自分を犠牲にして他の人を救うことで、この聖句の場合は命を救うということです。
友とは、一般的に言うところの親友とか友達のことだけでなく、“自分の隣人”のことを意味します。「命を捨てる。」と言っても、現在では、一生のうちで一度あるかないかだと思います。ですから、私は「友のために自分の命を捨てること。」を次のように解釈しています。

まず、文字どおり「隣人のために命を捨てること。」、これは<自己犠牲>そのままの意味で受けとめます。そして、次に<自己犠牲>というものを拡大解釈して、「善い行いの内で、他の人(隣人)のやりたがらない、苦しい、辛い、損な、汚い、嫌なことを率先して行うこと。」、これは命を捨てることではありませんが、ある意味において「友のために自分の意思を捨てて行う。」ことになります。これも一種の<自己犠牲>であると解釈できますね。これも重要なことであると思うのです。
しかし、初めから<自己犠牲>と思っては意味はなく、<自己犠牲>と表に出すのはどうかと思いますね。すべては「愛」が根底にないと意味をなしません。イエス・キリストの教えは「隣人への愛」と徹底した「赦し」です。どちらも人間にとってかけがえのないものです。

ところで、この聖句のとおりに友のために自分の命を捨てた人達がいます。それは洞爺丸事故(とうやまるじこ)でのことです。ご年輩の方はご記憶の方も多いと思います。私が生まれる4年前のことですが、1954年(昭和29年)9月26日、青函航路(青森・函館の間の航路)で台風第15号により起こった青函連絡船の海難事故です。死者と行方不明者は、両方を合わせて1,155人にも及び、日本海難史上最大最悪の惨事となりました。
事故の詳細は省きますが、この遭難した洞爺丸に、たまたま乗り合わせたアルフレッド・ラッセル・ストーン(カナダ:1902年~1954年9月26日・キリスト教プロテスタント・メソジスト派の宣教師)とデーン・リーパー(アメリカ:1920年~1954年9月26日・キリスト教プロテスタント・キリスト教青年会、通称YMCAの宣教師の2人の外国人宣教師が乗船していたのです。
2人の宣教師は、難破して徐々に沈み行く船上にあって、手品で子供を和ませたり、自分達に与えられた救命胴衣を子どもに着せてやり、自らの命を投げ出して2人の子どもの命を救い遭難死しました。2人の遺体は、5日後に浜辺にうち上げられたそうです。殉教です。翌日、助かった2人の子どもの親が新聞社に知らせたことにより事実が判明しました。新聞には「北海に散った神の使徒」という見出しで報道されました。なお、デーン・リーパーには幼い3人の子どもがいました。

台風による暴風雨の中、今にも船が沈むという生きるか死ぬかの極限状態、錯乱状態にある中で、怯える子ども達に手品をして見せて和ませたり、まして自分の救命胴衣を子どもに与えるなど、とても普通の人間にできることではありません。私自身に置き換えて考えると、ものすごく恥ずかしいことですが、自分が助かることだけで精一杯で、とても余裕などはなかったことでしょう。2人の宣教師は、本物の“神の使徒”だったのですね。
なお、亡くなった2人には、その後、日本政府が「勲五等双光旭日章」を贈ったそうですが、政府の愚かさに呆れ果ててしまいますね。外国人の方が自分の命を捨てて日本人の子どもの命を救った行為が「勲五等」ですか?腹が立つというか頭にくるというか、あまりの愚かさに日本国民として恥ずかしい限りです。叙勲する行為自体に賛否があると思いますが、叙勲するなら旭日大綬章?いや桐花大綬章?いやいや大勲位菊花大綬章です!それでも足らないくらいです!自己犠牲という尊い命を捧げたことにあたいするのが叙勲ですか?こんないい加減な叙勲などしないことです。
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