チャールズ・ハッドンのことば(第1日目) [キリスト者(クリスチャン)]

「もしあなたが、自分はクリスチャンだと告白しながら、いまだにこの世的な楽しみに十分な満足を見いだし、それを追い求めているなら、あなたの信仰告白は偽物ということになる。」

チャールズ・ハッドン・スポルジョン(イギリス:1834年~1892年)は、キリスト教プロテスタントのバプテスト派の牧師で、伝道者、説教者です。キリスト教の教団教派を越えて影響を与えた「講壇のプリンス」と呼ばれています。
「この世的な楽しみに十分な満足を見いだし、それを追い求めている。」とありますが、これこそが“誘惑”ですね。これは、生きていく上で楽しんではいけないということではなく、この世的な楽しみに満足を見いだしてそれを追い求めるという誘惑に負けているなら、その人の信仰告白は偽物であると私は解釈します。重要なことは「この世的な楽しみ」ではなく、「来るべき世の平安」であり、私達キリスト者(クリスチャン)が追い求めるのは、「楽しみに十分な満足を見いだす」ことではなく、イエス・キリストの教えである「隣人への愛」の行いつまり「善き行い」の実践ということですね。
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