「聖フィリポ使徒・聖ヤコブ使徒」のお話し [聖人・福者・尊者]

5月2日(木)から、このブログのアカウント変更手続き作業のため、昨日6日(月)までの5日間をお休みいただきました。遅くなりましたが、掲載予定であった記事を掲載いたします。
先日の5月3日は、「聖フィリポ使徒・聖ヤコブ使徒」の祝日でした。
聖フィリポは、ガリラヤのベトサイダで生まれ、イエス・キリストに従った十二使徒(12人の弟子)の一人です。福音書には、聖フィリポについて少ししか記載されていませんが、
聖フィリポは、四福音書の十二使徒のリストすべてに登場しますが、その記事はあまり多くありません。中でも『ヨハネによる福音書』に集中しており、それによれば聖フィリポはベトサイダの出身で、イエス・キリストに直接招かれて弟子になっています。聖フィリポは知り合いのナタナエルにイエス・キリストを紹介し、ナタナエルも弟子になっています。また、ギリシャ人がイエスに会いにきたときには、まずフィリポに仲介を頼んでいる記載があります。

聖ヤコブは、使徒聖大ヤコブと区別するために、小ヤコブとも呼ばれています。聖ヤコブは、パウロ書簡や使徒言行録では「主の兄弟」と呼ばれていることから、イエス・キリストに非常に近い存在であったことは間違いないと思われます。エルサレム教会の初代司教となっています。彼は市民から尊敬され、多くの人を信仰にきましたが、そのためファリサイ派などの反感もあり殉教しました。石打ちの刑に処せられたか、エルサレムの城壁から投げ落とされたという記録が、ティトゥス・フラウィウス・ヨセフスが書いた『ユダヤ古代誌』にあるそうです。
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