今日の日記2024.5.10(新緑の景色!) [日記]

自宅2階の書斎兼寝室の窓から撮った16時ごろの写真です。右側の欅(けやき)の大木もよく繁っています。今日は快晴ですね!(^◇^)
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教会日記2024.5.10(カトリック成城・聖タデオ教会「復活節第六金曜日のミサ」金曜日) [教会日記]

今日は、カトリック成城・聖タデオ教会で7時から復活節第六金曜日のミサに与りました。
4月から町会長になって毎日忙しい日々を過ごしています。3月末に定年退職し、今は仕事をしていませんからまだ余裕はあるのですが、秋には再就職する予定ですから大変になりますね( ̄◇ ̄;) まぁ、持ち前の「なんとかなる精神」でなんとかなるでしょう(⌒-⌒; )

ミサでは、先唱奉仕を務めました。
そして、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
と、まず主を讃えて祈り、
次に、
「今日も清々しい一日を迎えさせていただき、
主の慈しみとご聖体を拝領させていただいたことに感謝申し上げます。」
と、主に感謝しました。

そして、
「天におられる私たちの父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私たちの主イエス・キリストによって。
アーメン」
と、主により頼む祈りを捧げ、

そして、
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」
と、主に私が福音宣教に派遣されることを祈りました。

終わりに、
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
と、『大天使聖ミカエルへの祈り』を祈りました。
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新約聖書:ヨハネの黙示録・第12章・第7~第9節 [聖書]

「さて、天で戦いが起った。ミカエルとその天使たちとが竜に戦を挑んだのである。竜もその使たちもこれに応戦したが、 勝てなかった。そして、もはや天には彼らの居場所がなくなった。 この巨大な竜、いにしえの蛇、悪魔ともサタンとも呼ばれる者、全人類を惑わす者は、地上に投げ落された。その使たちも、もろともに投げ落された。」
『聖書協会共同訳聖書』から

『ヨハネの黙示録(もくしろく)』は、新約聖書の最後に配置された書で、新約聖書の中で唯一預言書的性格を持っている書です。現在使用されている一般的な聖書の新共同訳聖書では『ヨハネの黙示録』という名称ですが、単に『黙示録』あるいは『ヨハネによる黙示録』と呼ばれることが多いですね。また、キリスト教正教会の日本ハリストス正教会では『神学者聖イオアンの黙示録』という名称であり、キリスト教プロテスタント教会の福音派では『イエス・キリストの黙示』と呼ばれることもあります。

タイトルの「黙示」とは、ギリシャ語の「アポカリュプス」の訳であり、原義は「覆いを取る」ことから転じて「隠されていたものが明らかにされる」という意味になります。現在では、黙示録という名前で定着していますが、本来「黙示」は、法律用語では「もくじ」と読んで、「明示」の反対語であることからも明らかなとおり、訳語としては「啓示」が相応しいそうです。『黙示録』はキリスト教徒の間でも、その解釈と正典への受け入れをめぐって多くの論議を呼び起こしてきた書で、今日のキリスト教会では正典と認められています。読んでみると分かりますが、とっても難解です。超難解と言っていいでしょう(⌒-⌒; ) 初めは注解書がないと意味が分かりませんが、何回も読んで、ミサで神父様の説教を聴き、各カトリック教会で開講されている入門講座を受講していると理解できるようになります。

◯ギュスターヴ・ドレ(フランス:1832年~1883年)の作です。天上界での戦いを描いています。ルシファーは自分に味方する天使と共に反乱を起こしたものの、大天使聖ミカエルが率いる大天使軍団にこてんぱんにやられてしまいます。そして、そのまま地獄(地上)へと投げ落とされ、彼等は堕天使(悪魔・サタン)となってしまったのです。
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それでは、この聖句(聖書の言葉)を解説いたします。
ここに登場する竜とはサタンのことで、地獄に落ちて堕天使(だてんし)となった元天使のルシファー(又はルシフェル)のことです。ルシファーは、地獄で堕天使の長となっています。旧約聖書の『イザヤ書』では、「明けの明星」と呼ばれています。ミカエルとは、大天使軍団(天軍)の総帥で大天使の主将の大天使聖ミカエルのことです。この聖句は、ルシファーに組する悪い天使軍団と大天使聖ミカエルが率いる大天使軍団(神に仕える正しい天使たち)の戦う様子を描写しています。
サタンでるルシファーは、元々美しい天使長として天使たちの頂点に立って神様に仕えていたのですが、ある時、神様が人間を慈しみ、深く愛を注がれているのを見て嫉妬し、自分に味方する天使たちを集めて神様に反逆しました。それを大天使聖ミカエルが大天使軍団を率いて戦い、ルシファーと反逆した天使たちは地獄(聖書では「地上」)に落とされて、すべて堕天使となったのでした。

この部分を読んでも、旧約聖書の『ヨブ書』を読んでもそうですが、元々サタンは天の神様のいるところにいたのですね( ̄◇ ̄;) 聖句では、この時に初めてサタンとその仲間である反逆天使たちが、大天使聖ミカエルたち大天使軍団によって地上(地獄)に投げ落とされたことになっています。地上(地獄)に投げ落とされただけで死んではいないのですねΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
『ヨブ書』では、神様とサタンが会話をしていますから、天使から堕落する前のサタンは、天上界への出入りは自由だったのです。 ですから、これを読むと神様はこの世のすべての創造主ですからサタンの存在を認めていたのですね。しかし、現在でも堕天使たちは人間を誘惑して悪へ導くため、大天使聖ミカエル率いる大天使軍団は今も堕天使と戦っているのです。

旧約聖書の『イザヤ書』は、三大預言書(イザヤ書、エレミヤ書及びエゼキエル書)の一つです。その第14章に、サタンであるルシファーが天上界から地獄(地上)に落とされ堕天使となることが預言されています。
◯旧約聖書:イザヤ書・ 第14章
「黎明の子、明けの明星よ、あなたは天から落ちてしまった。
もろもろの国を倒した者よ、あなたは切られて地に倒れてしまった。
あなたはさきに心のうちに言った、
『わたしは天にのぼり、わたしの王座を高く神の星の上におき、北の果なる集会の山に座し、雲のいただきにのぼり、いと高き者のようになろう』
しかしあなたは陰府に落され、穴の奥底に入れられる。」

◯地獄(地上)に落とされた悪魔(サタン)の誘惑から私たちを守るため、『大天使聖ミカエルへの祈り』をお祈りしましょう。
『大天使聖ミカエルへの祈り』
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
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