「入信式(洗礼式)の代父」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日は、ものすごく暑かったですね〜!(⌒-⌒; ) 汗でドロドロになりながらも、仕事帰りにいつもの行きつけの整体院に寄りました。待合室で私と同じくらいの年齢(64歳)の方と、昨夜テレビで見た「ゴッドファーザー 」のことを話していました。そうしたらなんと!お互いに高校生(私は三重県、相手の方は山形県)の時は、吹奏楽部(私はホルン、相手の方はトロンボーン)に所属しており、しかもこの映画の主題曲であるニュー・サウンズ・イン・ブラスの「ゴッドファーザー のテーマ」を演奏したことがあると判明し、話しが大いに盛り上がりました!いゃ〜、久しぶりに吹奏楽仲間と昔話しに花が咲いて楽しかったな〜!(^◇^)居酒屋で冷えたビールを呑みたい気分でした!

BS日テレ(日本テレビ)は、先々週の日曜日から昨夜まで、3週連続で「ゴッドファーザー 」3部作を放映しました。有名な映画ですから皆さんご存じのことと思います。物語を簡単に説明しますと、第二次世界大戦前の時代から、アメリカに生きるイタリア人移民とその子孫であるイタリア系アメリカ人一族、そのゴッドファーザー となった一族の栄光と悲劇を描いています。ゴッドファーザーとは、マフィアのボス又はファミリーのトップへの敬称です。まぁ、一般的に言えばギャング映画、日本ではヤクザ映画といったジャンルになりますが、ストーリーは重厚であり、その時代の歴史的、経済的な背景なども織り込まれていて、安っぽいギャング映画やヤクザ映画ではありません。

この「ゴッドファーザー 」ですが、本来の意味は、カトリック教会でキリスト教への入信に際して、成人洗礼志願者の信仰生活を親代りに導く信者のことを指します。これを「代父(だいふ)」及び「代母(だいぼ)」という名称で呼びます。代父母が洗礼名を授けるわけではありませんが、「名付け親」という別称もあります。3世紀以降に見られ,代父母は洗礼志願式、洗礼志願者の典礼及び洗礼式と堅信式に立ち会い,証言その他の役割を果たします。後に、幼児洗礼の場合も信者の親に代わり、代父母がその務めを果たすようになりました。現在では、幼児洗礼には代父母も立ち会って右手を置きますが,信者の親が証言し,その信仰告白を行うことによって洗礼が授けられます。

この幼児洗礼は、イタリアなどの伝統的なカトリック国では、洗礼時の代父・代母は第二の父母であり、後見人的な存在として生涯にわたり関わりが続いたことに由来しているそうです。今では、信仰生活におけるアドバイザーですね。実は、今月8月14日(日)の「聖母の被昇天」の祭日の主日のミサにおいて洗礼式があり、ある洗礼志願者の代父を務めることになりました。教会の神父様(主任司祭)のお口添えもあり、謹んでお受けすることにしました。洗礼を受けてまだ10年ほどの私に、代父を務めるなど大役であり、それに耐えうる人格など持ち合わせていませんし、その資格もあるとは思われませんが、これも主のみ旨と覚悟を決め、精一杯務めさせていただくことにしました。
これで私もついにゴッドファーザーですね(⌒-⌒; )
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教会日記2022.8.1(カトリック成城・聖タデオ教会「平日のミサ」月曜日) [教会日記]

今朝は、出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城・聖タデオ教会の7時からの「平日のミサ」に与りました。今日の日中の気温は、昨日に引き続き36度を超えるようです!水分補給をしっかりして熱中症に要注意です!今朝も清々しい朝を迎えています。

ミサでは、「聖アルフォンソ司教教会博士」の記念日をお祝いしてお祈りしました。
そして、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と主を讃えて、
続いて
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
とお祈りしました。
続いて、
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」と祈り、
そして、同僚の病と同じ病の私が親しくしているご婦人のお二人が癒されるようお祈りしました。
終わりに、『大天使聖ミカエルへの祈り』をお祈りしました。
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
とお祈りしました。
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「聖アルフォンソ司教教会博士」のお話し [聖人・福者・尊者]

今日8月1日は、聖アルフォンソ司教教会博士の記念日です。
イタリアのナポリの貴族の家に生まれ、幼いころから母親に信仰深く育てられたそうです。法律の勉強に励み、法学博士の学位を取得して弁護士となり、多くの人びとを助けました。しかし、ある日のこと、必ず勝つと思われた訴訟事件に自分のミスで負けてしまったことを機に、彼は法廷から退いて社会的地位を捨て、聖職者になる決心をしました。
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1726 年に司祭となった聖アルフォンソは、有名な説教家となって1730年にスカラに女子贖罪主会(レデンプトリスチン)を創立しました。1732年には数名の同志とともに男子レデンプトール会の創立に着手し、内外からの試練に遭いながらも1749年に教皇から正式に認可されました。創立から42年間にわたって総長として会の指導に献身し、その後13年間は教区の司教として務めました。その間、倫理、修徳、司牧神学に関する本を数多く書き、日本語に翻訳されたものに『完徳のしおり』、『聖体訪問』などがあります。また彼は、カトリック倫理神学の体系化の完成に貢献し、その著書『倫理神学』は不朽の名著として知られています。
日本においてレデンプトール会は、代々木(カトリック初台教会)、鎌倉、諏訪、舞鶴、宮津、吹田、長崎、鹿児島及び徳之島で司牧、施設の運営にあたり、女子の修道会レデンプトリスチン(厳律至聖贖罪主女子修道会)は、鎌倉、長崎及び西都にあります。
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