教会日記2022.8.10(カトリック成城・聖タデオ教会「ロザリオの祈り」水曜日) [教会日記]

今朝は、出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城・聖タデオ教会で6時25分から「ロザリオの祈り」を一環お祈りしました。まだコロナ渦にあるということで、水曜日と土曜日の平日のミサは、中止となっています。ですから、毎水曜日は成城教会でロザリオの祈りを一環お祈りするか、カトリック松原教会での7時からの平日のミサに与るか、どちらかにしています。ロザリオの祈りは、毎朝通勤する時の電車の中でお祈りしていますが、やはり教会の聖堂で、それも静寂の中でお祈りするのは心が安らぎますね。今日も暑いですが( ̄▽ ̄;) 清々しい朝を迎えています。
追伸:このブログに昨夜掲載した「今日の日記2022.8.9(ハッカ油!)」ですが、早速試してみました!教会に着いたら、すでに聖堂が開いていましたから、外にあるルルドの聖母マリア様のご像の前でお祈りすることはありませんでした。でも聖堂内にも蚊がいるものですがら、ハッカ油を腕、首や手に付けてお祈りしたら、まったく蚊は寄ってこなかったですね!それに爽やかな香りで気持ちよくお祈りできました!ハッカ油の効果は絶大です!

「ロザリオの祈り」を終えて、祈願しました。
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と主を讃えて、
続いて
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
とお祈りしました。
続いて、
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」と祈り、
そして、同僚の病と同じ病の私が親しくしているご婦人のお二人が癒されるようお祈りしました。
終わりに、『大天使聖ミカエルへの祈り』をお祈りしました。
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
とお祈りしました。

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「聖ラウレンチオ助祭殉教者」のお話し [聖人・福者・尊者]

今日8月10日は、聖ラウレンチオ(聖ラウレンチオ助祭殉教者・225年~258年8月10日)の祝日です。
聖ラウレンチオ助祭殉教者は、“ローマのラウレンティウス”とも呼ばれ、キリスト教カトリック教会、正教会、聖公会、プロテスタント教会ルーテル派で崇敬されている聖人です。ローマとロッテルダム、スリランカ、カナダの守護聖人であり、火傷・火災・熱病から守ってくれる保護者であり、また、菓子製造人、料理人、栄養士、メイド、宿の管理人、肉屋、ワイン・ビール醸造者、図書館員、兵器製造者、ガラス工、ステンドグラス製造者、コメディアン、学生などの守護聖人でもあります。守護する範囲がとっても広いですね~(⌒-⌒; ) なお、ラウレンチオとは元々「月桂冠を戴いた」という意味です。

私の大好きなスペインの画家エル・グレコの「聖ラウレンチオの前に現れた聖母マリア」です。
聖アウレンチオ.jpg
ラウレンチオは、225年、スペインのウエスカで生まれ、信仰深い両親のもとで育ちました。当時スペインは、キリスト教がまだ禁じられていたローマ皇帝ウァレリアヌス帝の治世でしたが、ラウレンチオは勉学の後、ローマ七助祭の首席に挙げられ、ローマ教皇シクストゥス2世の執事として、教会財産の管理と、貧しい人々への施しを担当していました。258年のある日、教皇と執事が逮捕され、教皇はラウレンチオに、すぐに財産を処分して貧しい人々に施すことを命じ、教皇は斬首の刑に処せられました。

ほどなくして、ラウレンチオも逮捕され、教会財産を渡すように言われましたが、困窮している人々、体の不自由な人々を連れて来て、彼らこそ教会の財産であると主張しました。8月10日の殉教の際、彼は生きながら熱した鉄格子の上で火あぶりにされましたが、数分の後に兵士に向かって「こちら側は焼けたから、もうひっくり返してもよい」と伝えたといわれ、また、その殉教のさまに感銘した多くの人々が改宗したといわれています。ラウレンチオの墓の上には「聖ラウレンチオ大聖堂」が建てられました。
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