教会日記2020.12.19(カトリック成城・聖タデオ教会「待降節第四主日のミサ」土曜日) [教会日記]

今日は、カトリック成城・聖タデオ教会の18時からの待降節第四主日のミサに与りました。待降節もついに第四主日、降誕5日前を迎え、24日(木)の降誕祭夜半のミサまであと5日となりました。したがって、今夜はアドベント・キャンドルの4本目のローソクに火が灯されました。「アドベント・キャンドル」のことは、このブログの2020年11月28日に掲載した「クリスマス特集2020 ・アドベントキャンドルのお話し」に詳しく書いてありますからお読みください。アドレスは次のとおりです。
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2020-11-28-2
そして本日!、ミサが6月20日(土)に「条件付き公開ミサ」として再開されてから183日目を迎え、ついに半年間(183日間)183回連続でミサに与ったことになりました!(*^▽^*) なにも連続してミサに与ることが目標でも目的でもありません!信徒としては、一回でも多くミサに与り、一回でも多くご聖体を拝領し、心を一つにしてお祈りを捧げ、イエス・キリストと一致することが大切な務めであり信仰であると確信しております。主の降誕の直前に一つの節目を迎えることができたことに感謝です。

アドベント・キャンドルの4本目のローソクに、希望の火が灯されました。
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ミサは、いつものように3蜜を避けるため、ソーシャルディスタンスで入堂制限があります。普段は200人以上入れる聖堂ですが、今は47人しか入れません。ですから、聖堂に入れない人のために、信徒館でスクリーンで映してオンラインミサに与る(42人)対策をしているのです。また、マスクの着用はもちろんのこと、聖堂(信徒館)入口の受付でカードに氏名と電話番号の記入と手の消毒があります。また、聖歌は声を出しますから、ミサ中の聖歌はすべてカットされていましたが、四週間前の日曜日の10時からの主日のミサから、制限付き(歌うのは3曲・聖歌隊の4人限定)で復活しました!24日(木)の18時からの主の降誕夜半のミサで聖歌を歌う担当となっています!今からとっても楽しみです(*^▽^*)

「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、行方不明となっている小学2年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんが健康な身体になり、元気に学校に通えるようお祈りしました。
成城教会もやっと聖堂入口の木が電飾されました………質素でなによりです(⌒-⌒; )
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今日の日記2020.12.19(行きつけのカフェ!) [日記]

昨日のことになります。都心の病院に行って、帰りに四ツ谷にあるカトリック麹町・聖イグナチオ教会に寄りました。聖イグナチオ教会に行った帰りに必ずお茶するのが、ベーカリー・カフェの「PAUL(ポール)」アトレ四ツ谷店です。オーダーはいつもブレンド・コーヒーとケーキ(昨日はエクレア)です。とっても美味しかったです(^∇^)
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クリスマス特集2020・その14「シークレット・サンタ」のお話し [キリスト教と読書]

今年もこのブログに「クリスマス特集」を掲載する季節になりました。数年前からこの時期の恒例となっていますが、昨年(2019年)の掲載記事を再掲載いたします。今日は、その14「シークレット・サンタ」のお話しです。このお話しは、“どん底からサンタクロースになった男”の実話です。

アメリカで、ある町にラリーという青年がいました。彼は貧しい家で育ち、「いつかお金持ちなってやる!」という野望を抱いていました。「お金持ちになれば幸せになれる!」と固く信じて会社を設立しますが、わずか数カ月で倒産してしまいました。
一週間余も何も食べていなかった彼は、気がつくとレストランで食事をしていました。お腹いっぱいになった彼の前には、19ドル少々の数字がかかれた伝票があります……が、お金はまったく持っていません。このままでは無銭飲食で捕まってしまう!……逃げようか?正直に話そうか?と思っていた彼に、レストランの店主が……。
「あの、これ落としましたよ。」と言って、20ドル札を差し出したのでした。内心<これは店主の勘違いだ!>と思ったラリーは平常心を装って、その20ドル札を受け取って無事に勘定をすませたのでした。無銭飲食の難を逃れた。「ラッキー!」と、その時はただそう思いました。

そして4年後……そして再び会社を設立しますが、また倒産してしまいます。莫大な借金を負ってしましまって今度こそもう駄目だと思い、銀行強盗をしようとします。そして、銀行に行ってピストルを出そうとしたまさにその時!ある記憶がよみがえりました……あのレストランでのことが……<あの20ドル札は本当に落し物だったのか?>、<本当に店主の勘違いだったのか?>と。
そこで、あの時のレストランに行って確かめたら、店主は意外なことを話しました。「クリスマスは誰もが幸せになれる日なんだよ。」と……彼は本当のことを知って号泣しました。無銭飲食で捕まらなかったのも、銀行強盗をしなくてすんだのも、あの20ドル札のおかげ……。

ラリーは今度こそ回心し、貧しくてもコツコツと働くことを決心しました。やがて結婚して子どもにも恵まれました。そんなあるクリスマスの日、ラリーはサングラスと帽子で素顔を隠し街に出ました。そして銀行の預金を全額おろして、20ドル札に替えたのです。そうです!お金に困っている人たちに20ドル札を配り歩いたのでした。人々に感謝されてラリーは嬉しさや喜びを感じました。
ところが、妻に黙ってやっていたものですから、ある時、気づかれてしまいます。<これは怒られるだろうな……>と思いましたが、予想外に妻の言葉は「あなたを誇りに思う。」と。そして協力してくれたのでした。
ラリーは、人々の役に立つ仕事をしたいと長距離電話の会社を設立しましたが、今度は大当たりして年収もかなり稼ぐ会社になりました。裕福になってからも、ラリーは27年間、名前を明かさず20ドル札を配り続けました。およそ約700万人の人に、総額約130万ドル(日本円で約1億8千万円)も!

名前を明かさない彼を、人々はいつしかこう呼びました。「シークレット・サンタ」と。そして2007年1月ラリーは癌のため帰天しました。シークレット・サンタはもういなくなるのか……しかし、その年のクリスマスにもシークレット・サンタは現れたのです!彼の遺志を引き継いだ人達が、20ドル札を配ったのでした。
”クリスマスは全ての人が幸せになれる日”といわれています。経済的な貧困による不安定な社会、生活難からくる心理的苦痛等々、世の中にはそのような人々がたくさんいるのです。自分だけが幸せならばそれでいいと思う人は仕方ないのかもしれません。しかし、苦しい大変な時はお互い様です。そのような時にこそ人の為に尽くしせば、それ以上のものが返ってくるのではないでしょうか?!このクリスマスをあなたも誰かのために想いを馳せ、幸せがくるようお祈りしましょう!

【帰天】
天から授かった命が天に帰ること。つまり死ぬこと。
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