教会日記2020.12.7(カトリック成城・聖タデオ教会「平日のミサ」月曜日) [教会日記]

今日は、出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城・聖タデオ教会の7時からの平日のミサに与りました。待降節第二主日の週を迎えています。今朝も一段と寒いですね~。本格的な寒さになってきました。今日も清々しい朝を迎えています!

ミサでは、「聖アンブロジウス司教教父教会博士」の記念日をお祝いしてお祈りしました。そして、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、行方不明となっている小学2年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんが健康な身体になり、元気に学校に通えるようお祈りしました。
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「聖アンブロジウス司教教父教会博士」のお話し [聖人・福者・尊者]

今日12月7日は、聖アンブロジウス(340年? ~397年)の記念日です。
有名な「四大ラテン教父(きょうふ:聖アンブロジウス、聖ヒエロムニス、聖アウグスティヌス、聖グレゴリオス1世)」の一人であり、4世紀のミラノの司教で、カトリック教会、聖公正教会、プロテスタント教会ルーテル派で聖人となっています。イタリア・ミラノの守護聖人でもあります。聖アウグスティヌスに影響を与えたことでも有名ですね。アンブロシウス、アンブロシイとも表記されます。イタリア語名はアンブロージョ (Ambrogio) で、聖人の敬称を付加してサンタンブロージョ (Sant'Ambrogio) と呼ばれています。
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ローマ帝国の高級貴族の子としてドイツのトリエルに生まれ、父の死後、母に連れられてローマに行って法律を学びました。373年、ローマ皇帝ヴァレンチニノ1世から、リグリアとエミリア州の長官に任命され、ミラノに赴きました。ミラノの司教が亡くなると人びとは、信者ではなかった慈悲深いアンブロジウスを司教に選び、短期間のうちに受洗し、司祭に叙階され、374年12月7日ミラノ司教に就任しました。
アンブロジウスは、信者の信仰教育のために説教壇から熱弁をふるい、洗礼志願者への連続説教、聖書解釈の連続講話、独身の生活に関する説教などが有名です。アンブロジウスの温かい人柄と学識の深さにひかれ、指導を求める人が多くいました。その中には、息子聖アウグスチヌスのことで相談にくる聖モニカの姿もあったそうです。神と人びとのために精根こめて働いたアンブロジウスは、397年、57歳で亡くなりました。

【教父】
教父とはキリスト教用語で、古代から中世初期、2世紀から8世紀ごろまでのキリスト教著述家のうち、特に正統信仰の著述を行い、自らも聖なる生涯を送ったと歴史の中で認められてきた人のことです。
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