教会日記その二2020.12.18(カトリック麹町・聖イグナチオ教会訪問) [教会日記]

今日は、仕事は指定休でお休みでしたが、重要な会議があり出勤しました。仕事が終わって都心の病院に行ったこともあり、久しぶりに聖イグナチオ教会の18時からのミサに与ろうと思ったら、コロナ渦ですのでソーシャルディスタンスをとっているため入堂制限があり、事前に4人のグループ登録がないとミサに与れないとのことでした( ̄◇ ̄;) 残念ですが、大聖堂の外に飾ってあるプレゼピオを撮って帰ってきました。
さすが聖イグナチオ教会のプレゼピオはデカイ!
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まだ、赤ちゃんのイエス様は飼い葉桶にはいらっしゃいません!
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教会日記2020.12.18(カトリック成城・聖タデオ教会「平日のミサ」金曜日) [教会日記]

今日も出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城・聖タデオ教会の7時からの平日のミサに与りました。待降節第三主日の週の後半を迎え、今日は「降誕7日前」です。今日も東京は昨日と同じ今季最低気温の1度となっていますが、やはり、私が住んでいる町田市相原町の今朝の気温は-2度~-3度くらいですね!Σ( ̄ロ ̄lll) 寒くても清々しい朝を迎えています!

ミサでは、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、行方不明となっている小学2年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんが健康な身体になり、元気に学校に通えるようお祈りしました。
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クリスマス特集2020・その13「クリスマスの鐘」のお話し [キリスト教と読書]

今年もこのブログに「クリスマス特集」を掲載する季節になりました。数年前からこの時期の恒例となっていますが、昨年(2019年)の掲載記事を再掲載いたします。今日は、その13「クリスマスの鐘」のお話しです。

「昔々、アメリカのある町に、大きな教会がありました。教会には天にそびえる高い塔があって、立派な鐘(かね)がつるされています。その鐘には『クリスマスの夜にだけ鳴る』という、不思議な言い伝えがありました。ところがまだ一度も、この鐘が鳴る音を聞いた人はありませんでした。クリスマスが近づくと、町の人たちは塔を見あげて話し合います。
「今年こそは、あの鐘の鳴る音が聞けるかなあ?」
「わしは八十年も生きているが、まだ一度も聞いたことがない。なんでも、わしのじいさんが子どもの頃に聞いたそうだが、それは素晴らしい音色だったそうだ」
「どうすれば、あの鐘はなるのだろう?」
「神さまに贈り物をすれば、鳴るという話だよ」

さて、この町のはずれの小さな村に、ペドロという男の子と弟がいました。
ある日、ペドロは弟に言いました。
「クリスマスの教会って、とってもにぎやかなんだってさ」
すると弟は、目を輝かせてせがみました。
「わあ、ぼく、行ってみたいなあ」
「よし、連れて行ってあげるよ」
ペドロは、弟と約束しました。
そして、待ちに待ったクリスマスの前の夜。
ペドロと弟は、しっかりと手をつなぐと町へ向かいました。

町の入り口までいった時、二人は女の人が倒れているのを見つけました。
「どうしたのかな? この人、動かないよ。お兄ちゃん、どうしよう?」
「このままほうっておいたら、凍え死んでしまう。困ったなあ?」
あたりには、誰もいません。
ペドロはポケットから銀貨を取り出すと、弟に差し出しました。
「この銀貨は、神さまへの贈り物だよ。ぼくはこの人を助けるから、一人で行っておいで」
「えっ、ぼく、一人で行くの? お兄ちゃんだって、あんなに行きたがっていたじゃないか」
「いいんだ。さあ、行っておいで」
弟は仕方なく、一人で町の中へ入っていきました。

教会の中は、たくさんの人でにぎわっていました。どの人も神さまへの立派な贈り物を、得意そうに持っています。キラキラと、まぶしく光る宝石。山のような、金貨。立派な、銀食器。誰もが素晴らしい贈り物をして、鐘を鳴らそうと考えていました。
けれど、鐘は鳴りません。
「今年こそ、鐘を鳴らしてみせるぞ!」
最後に王様も、命の次に大切にしている金の冠をささげました。
(さすがに、これで鐘が鳴るだろう)
みんなはジッと、耳をかたむけました。
でも高い塔の上は、シーンと静まり返ったままです。
「ああ、なんと、王さまの金の冠でもだめなのか」
「きっとあの鐘は、永久に鳴らない鐘なんだ」
「そうだ。そうに違いない」
人々があきらめて帰りかけた、その時です。

♪カローン、コローン、カローン、コローン・・・・・・。
突然、塔から美しい鐘の音が響いてきたではありませんか。
「あっ!鳴った。とうとう鳴ったぞ!」
「なんて、美しい音色なんだ」
「それにしても、鐘を鳴らすほどの贈り物をしたのは、いったい誰だろう?」
王様をはじめ、人々はいっせいに振り返りました。
するとそこにはペドロの弟が、はずかしそうに立っていました。
「ぼく、お兄ちゃんから預かった銀貨を一枚、神さまにささげただけだよ」
弟は、そう言ったあと、お兄ちゃんの助けてあげたあの女の人は、きっと大丈夫だろうなと、思いました。素晴らしい贈り物というのは、高価だからよいのではありません。大した物ではなくても、贈る人の心がこもっていればよいのです。
メリークリスマス」
う~ん!アメリカには王様はいないのですが………(⌒-⌒; )
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