支援活動日記2020.12.17(山谷夜回りの会活動) [支援活動日記]

今日は、仕事が終わってからホームレス支援活動グループ「山谷夜回りの会」の活動に参加しました。今年最後の活動となりました。今週に入り、東京は最低気温が1度という今季一番の厳しい寒さになりました。私の経験からいっても明け方の寒さは身体にこたえます。この寒さの中でも新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザにも注意が必要ですね。「山谷夜回りの会」は、東京の寄せ場地域(日雇い労働者の町)である山谷地区で暮らす野宿者(ホームレス)の皆さんに、おにぎりやパンの食べ物、生活に必要な物資を夜回りしてお届けしている団体です。第一・第三木曜日の19時30分にJR南千住駅改札前に集合し、おにぎり、パンや日用品などをホームレスの皆さんにお配りしています。「山谷夜回りの会」の詳細は、ホームページをご覧ください。
https://yomawari.yomibitoshirazu.com/

いつもながら東京スカイツリーが、今宵も夜空にキレイでした。
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毎回毎回このブログに書いていることですが、私は一人の人間として、また、キリスト者(クリスチャン)としても、このような支援活動を行うことが本望であり、若い時からの念願でした(若いころもやっていましたが、30年ほどお休みしていました、7年前に再開し、またお休みして昨年の10月から再開しました)。働けなくて経済的に困窮し、路上生活を余儀なくされている人、家族に見放され精神時に不調をきたし、路上生活を余儀なくされている人、ホームレスになった人にはいろいろな理由があるのです。行政には限界があり、国や地方自治体ができないところを私たちが支援しなければなりません。イエス・キリストは、「自分を愛するように隣人を愛すること。」と福音で説いています。隣人への愛の実践ですね。

今夜も台東区端の泪橋交差点から少し歩いた所にある、《いろは商店街(以前は200mほどのアーケード商店街でした)》に、ビニールシートのテントで寝ている方を含めて50人ほどのホームレスの皆さんが私達を待っていました。集まった12人でホームレスの皆さんに、手作りおにぎり、マスク、タオル、軍手、石鹸、歯ブラシ、髭剃り、靴下、上下の下着類、ズボン、毛布、寝袋などをお配りしました。集まった皆さんは、私のような仕事帰りの社会人は少数派ですが、中心になるのは大学生や若い20歳代~30歳代の社会人で、若い人たちが使命感を持って支援活動に取り組んでいます。

寒さは厳しくなる一方です。コロナもそうですが、とにかく風邪をひかないように気を付けてもらいたいものです。ホームレスの皆さんは路上で寝る方も多く、底冷えする極めて悪い環境にありますから、体調には十分に気を付けていただきたいですね。活動が終了して反省会を行って21時過ぎに解散し、今は既に帰りの電車の中です 。
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職場のデスク:その133(プレゼピオ) [職場のデスク&カウンター]

写真は“プレゼピオ”です。日本では「降誕(こうたん)セット」とも言います。先ほど課のカウンター上に飾りました。今年はコロナの関係でカウンター上に飛沫防止用のアクリル板が置いてありますので飾らないことにしていましたが、やはり飾ってしまいました!( ̄▽ ̄;) 3年前からこの時期になると勤務先のカウンターに飾っています。プレゼピオは、欧米、特にヨーロッパのキリスト教圏では当たり前のクリスマス飾りですし、日本でもキリスト教会や信徒の自宅では普通に飾りますが、日本では一般的にまだまだ珍しいクリスマス飾りですね。これは聖書に書いてあるイエス・キリストがお生まれになった場面を人形で再現したジオラマですね。「降誕」に関する詳細は、このブログの2020年11月24日に掲載した「待降節、降誕祭、そして降誕節のお話し」をご覧ください。アドレスは次のとおりです。
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2020-11-24
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写真左から説明しますと、天使のお告げを聞いてやって来た子羊を連れた羊飼い達3人、その右側には母親のマリア、その右側に天使、天使の前には「飼い葉桶(かいばおけ)」、その右側に父親であるヨセフ、その右側に東方の3人の博士(占星術の学者)がいます。3人の博士は、黒人、白人と黄色人になっています。見えませんが奥の方に牛とロバがいます。
ところで、生まれたばかりの赤ちゃんのイエス・キリストは飼い葉桶にはいません!なぜでしょうか?そうです!それはまだお生まれになっていないからですね!お生まれになる12月25日になってすぐの夜中に飼い葉桶に寝かせます。この習慣はプレゼピオが飾る世界各国どこでも同じですね。私の職場である学内関係者に限り、来月12月25日(金)17時まで飾っておりますので、是非ご覧になってくださいね!お待ち申し上げております!
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【飼い葉桶】
牛や馬などの家畜のエサを入れる桶のこと。
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教会日記2020.12.17(カトリック成城・聖タデオ教会「平日のミサ」木曜日) [教会日記]

今日も出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城・聖タデオ教会の7時からの平日のミサに与りました。待降節第三主日の週の後半を迎え、今日は「降誕8日前」です。今日も東京は今季最低気温を再更新して1度となっていますが、私が住んでいる町田市相原町の今朝の気温は-2度~-3度くらいです!Σ( ̄ロ ̄lll) 寒くても清々しい朝を迎えています!

ミサでは、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、行方不明となっている小学2年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんが健康な身体になり、元気に学校に通えるようお祈りしました。
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クリスマス特集2020・その12「クリスマス・イルミネーション」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今年もこのブログに「クリスマス特集」を掲載する季節になりました。数年前からこの時期の恒例となっていますが、昨年(2019年)の掲載記事を今年も再掲載させていただきます。今日は、その12「クリスマス・イルミネーション」のお話しです。
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「イルミネーション(英語:illumination)」とは、電球、発光ダイオード、光ケーブルなどによって光源を集め、風景・植物、動物などを型どり、夜間における風景などを作り出す装飾のことで、「電飾(でんしょく)」とも呼ばれています。日本ではクリスマスツリーなどの電飾で広く一般的見られるほか、観光名所、遊園地、商店街やショッピングモールに至るまで大規模に電飾されていますね。また、個人の家においてもクリスマスシーズン中、家の窓や周りをきれいな電飾で飾ることが増えています。人に見てもらいたいのですね( ̄◇ ̄;)

昔から光源には豆電球やムギ球が用いられてきましたが、球切れが多いことや消費電力が多いこと、発熱が樹木に悪影響を及ぼすことなどから、コストの点にやや難点がありました。近年、高出力の発光ダイオードが安価になり、耐久性や発熱面、ランニングコストが格段に改善されるようになったことから、発光ダイオードを使用したものが増えているそうです。青色発光ダイオードや白色発光ダイオードの台頭やその圧倒的な表現力により、特に青や白が多用される傾向にあるそうです。ちなみに、個人で家を電飾して楽しむ人をイルミネーターといい、イルミネーションを専門として企画設計する人を、イルミネーションデザイナーと呼びます。

イルミネーションの起源は16世紀にさかのぼり、宗教改革で知られるドイツのマルティン・ルターが考えたと言われています。ルターは、夜間に森の中で煌く星を見て感動し、木の枝に多くのロウソクを飾ることでその景色を再現しようとしました。日本におけるイルミネーションは、1900年(明治33年)4月30日、神戸沖において行われた観艦式で、夜間、各艦船が発光して海面を照らし、一大偉観を見せたことに始まるとされています。明治時代には、大阪や東京の勧業博覧会でも盛大なイルミネーションが行われたそうです。また、明治時代に舶来品を扱う明治屋が銀座に進出したことが大く、1905年(明治38年)の新聞には「例年になくイルミネーションが花やか」との記事が見られます。

星の光の再現から考え出されたイルミネーションですが、その光は夜空に輝く本物の星明りを弱めてしまう結果を招き、それに加え、人間や動植物の健康にも悪影響を与える場合もあるようです。このような一連の問題は「光害(こうがい)」と言われます。また、エネルギーの浪費にも繋がっており、近年は発光ダイオード(LED)やソーラー発電を使用し「エコ」をアピールする例が増えていますが、lEDの普及に伴ってイベントの規模が大きくなったり、個人住宅の庭などにイルミネーションを施す例が多くなり、使用する電球の個体数そのものとしてはLED普及前と比べて大きく増加した可能性が高く、エネルギーの浪費が増えてしまい、地球温暖化の進行を一層促しているとも言われています。
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