今日の日記2024.2.25(小池亮太神父様ご異動!) [日記]

カトリック東京大司教区では、2月20日付けで「2024年度東京大司教区司祭人事(第1次)について」が発表されました。
その中で、私が以前所属していたカトリック町田教会で主任司祭を務められ、私に洗礼をお授けになった小池亮太神父様が、4月1日付けでカトリック関口教会(東京大司教区司教座聖堂:カテドラル)と本郷教会の主任司祭を兼務され、また、常任委員会委員長にご就任されることなりました。小池亮太神父様のますますのご活躍とご健勝をお祈りし、そして神の恩寵に守られますようお祈りいたします。
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一般社団法人日本国際ギデオン協会の聖書 [キリスト教関係事項・用語等]

このブログに過去に掲載した記事を再掲載いたします。
ホテルに宿泊すると、ライティングデスクの引き出しにキリスト教の聖書が入っていたりします。キリスト教の信徒数が、日本国民全体の1%にも満たない(0.8あ%)のに、なぜ聖書が置いてあるのか?しかも、絶対数においては、日本で一番多いはずの仏教の仏典(お経)を置いているホテルは少ないのです。私は、キリスト教カトリック教会の信徒(クリスチャン)ですから、出張時には必ず聖書を持って行きます。聖書がホテルの部屋にあってもなくてもいいのですが、でも、なぜ置いてあるのか?は不思議に思っていました。

実は、これは国際ギデオン協会の日本法人である一般社団法人日本国際ギデオン協会が、無料でホテルに贈呈している聖書なのです。そもそもホテルへの聖書贈呈はアメリカで始まったのですが、一般社団法人日本国際ギデオン協会のホームページには、次のとおり書いてあります。https://www.gideons-jp.org/
「国際ギデオン協会の創設者の一人が『毎晩、寝る前に聖書を読む』ことを習慣にしていたことと深い関係があります。1898年秋、ウィスコンシン州ボスコベルの小さなホテルで、2人のビジネスマンが偶然、相部屋になりました。このうちの一人はかつて、死の床にあった母親と毎晩、必ず寝る前に聖書を読んで祈ることを約束しました。そして、それが長い間の習慣になっていました。お互いがクリスチャンであることを知った2人は共に聖書を読み、ひざまずいて、祈りをささげました。この出会いがギデオン協会発足のきっかけです。2人は、ビジネスマンが頻繁に利用するホテルに聖書を備えれば、宿泊者がいつでも聖書を読むことができると考え、1899年に協会を発足。1908年、モンタナ州スーペリア市のホテルに25冊の聖書を贈りました。ホテルへの聖書贈呈の始まりです」
ということです。

国際ギデオン協会は、キリスト教の教派ではありません。聖書を無償で提供(贈呈)し、その普及のために活動している団体です。もっと詳しいことは、上記に掲載したホームページをご覧ください。特にホームページの「協会について」と「よくあるご質問」のページをお読みください。よく理解できます!なお、国際ギデオン協会の聖書は非売品ですが、ほしい人は持って帰っていいそうです。これは聖書の普及のためですから、持ち帰りOKということなのです。持ち帰った部屋には、ホテル側が補充することになっています。
◯写真は、数十年前にホテルから持ち帰った聖書です。訳は「新共同訳」です。大きさは文庫本くらいです。
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◯現在の国際ギデオン協会の贈呈聖書です。(一般社団法人日本国際ギデオン協会のホームページから引用)
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「司教座」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

このブログに過去に掲載した記事を再掲載いたします。
日本のカトリック教会で「司教座聖堂」といえは、その司教区(又は大司教区)の司教(又は大司教)のいる教会(聖堂)のことで、「カテドラル」と言います。ラテン語では大聖堂のことです。「司教座」というように、首座たる大司教や司教がミサ中に着座する専用の椅子を指します。一般の司祭(神父)が座る椅子よりも豪華に作られています。ラテン語のエクレシア・カテドラリスEcclesia cathedralis(司教座cathedraのある聖堂)に由来するフランス語で、日本では、大聖堂の別称としても使われています。
◯イタリア・ミラノ市にあるミラノ大聖堂の司教座です。立派ですね~中世のどこか王国の玉座みたいです。まわりの彫刻がすごいですね~( ̄▽ ̄;)
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◯カトリック新潟司教区の司教座教会(カテドラル)であるカトリック新潟教会の司教座です。4〜5回ほどミサに与っていますが、美しい教会・聖堂です。司教座は聖堂内の祭壇の中央にあります。とても美しい佇まいですが、なんか美術館にある木工作品みたいですね~( ̄▽ ̄;)
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聖堂内に「司教座」、すなわち大司教や司教の権威を象徴する椅子があるのですが、通常は、教区に一つです。教区の母教会といえるもので、教区長である大司教や司教が公にミを司式し、教え指導する教会ということですね。現在、日本のカトリック教会は、16の教区に分かれており、16の司教座聖堂があります。例えば、カトリック東京大司教区の司教座教会は、文京区関口にある「東京カテドラル聖マリア大聖堂・カトリック関口教会」です。
◯カトリック横浜教区の司教座教会(カテドラル)であるカトリック山手教会の司教座です。10回ほどミサに与っていますが、この教会も美しく特に聖堂は見事な美しさです。司教座は聖堂内の祭壇左側にあります。山手教会は歴史が古く、1933年に鐘楼をもったゴチック様式の聖堂で、侍者の椅子を左右に控えてものすごく豪華な司教座となっています。
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◯カトリック東京大司教区の司教座教会(カテドラル)である東京カテドラル聖マリア大聖堂・カトリック関口教会の司教座です。司教座の前に立っておられるのは菊池功大司教です。ある意味、現代的な司教座ですね。この写真は、東京大司教区の菊地功大司教様の「司教の日記」から拝借させていただきました( ̄▽ ̄;) 勝手にすみません!
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東京カテドラル聖マリア大聖堂・カトリック関口教会の外観と内観の写真は、このブログの20174月26日に掲載した「教会日記2017.4.26(東京カテドラル聖マリア大聖堂・カトリック関口教会:「第2回平和旬間委員会拡大会議」)」をご覧ください。
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2017-04-26-3
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