教会日記2023.10.21(カトリック成城・聖タデオ教会「年間第29主日のミサ」土曜日)  [教会日記]

今日は、仕事を少し早退して病院に寄り、終わってからカトリック成城・聖タデオ教会で18時からの「年間第29主日のミサ」に与りました。その前に、28日(土)18時からの「聖シモン・聖ユダの祝日のミサ」で聖歌奉仕を担当しますので、聖歌隊の練習がありました。
◯来週の28日(土)の聖歌奉仕で聖歌隊の歌う聖歌は次のとおりです。
入祭の歌:教会聖歌集・第0番「聖なるタデオ使徒ユダ賛歌」
答唱詩編:典礼聖歌集・第56番「神のみ旨を行うことは」①②③
アレルヤ唱:典礼聖歌集・第277番「シモン・ユダ」
奉納の歌:典礼聖歌集・第322番「愛といつくしみのあるところ」
拝領の歌:讃美歌・第21番543「キリストの前に」
拝領後の歌:カトリック聖歌集・第12番「われ神をほめ」①②③

ミサでは、祭壇奉仕(侍者)を担当し、10月が「ロザリオの月」であることから『アヴェ・マリアの祈り』をお祈りしました。
そして、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と、まず主を讃えて祈り、
次に、
「今日も清々しい一日を迎えさせていただき、
主の慈しみとご聖体を拝領させていただいたことに感謝申し上げます。」
と、主に感謝しました。

そして、
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
と、主により頼む祈りを捧げ、

そして、
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」
と、主に私が福音宣教に派遣されることを祈りました。

終わりに、
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
と、『大天使聖ミカエルへの祈り』を祈りました。
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ミサの祭器・祭具:その9「香部屋(こうべや)」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日は、祭器や祭具のことではありませんが、カトリック教会では、ミサで使用する祭具、祭服やその他の教会の備品などを保管する部屋の名称を一般的に「香部屋」と呼んでいます。その香部屋ですが、正教会においては「祭具室」、プロテスタント教会のルター派では「準備室」、聖公会では「サクリスティ」とさまざまな名称で呼ばれています。香部屋を担当する奉仕者の役目は大きいものがあり、ミサにおける祭壇奉仕者(侍者)、先唱奉仕者や朗読奉仕者に影響を与えますから重要な役割といえます。

香部屋に係る規定は、次のとおり『ローマ・ミサ典礼書の総則(暫定版)』に書いてあります。司祭のために書かれたものですが、信徒でミサなどの奉仕に関わる方は、一度は読んでおいた方がいいと思います。なお、このブログ記事に各章・各番号の文章を掲載すると長くなりますから、カトリック中央協議会のホームページをありますので是非お読みください。全文が掲載されています。アドレスは次のとおりです。いずれにしても、その教会の主任司祭のご指導のもとに奉仕することが一番大切ですね。
https://www.cbcj.catholic.jp/wp-content/uploads/2004/05/sosoku2.pdf
◯左側はカトリック中央協議会発行の『ローマ・ミサ典礼書の総則(暫定版)』で、右側は『新しい ローマ・ミサ典礼書の総則に基づく変更箇所』です。両方ともカトリック中央協議会の発行で、今はともにカトリック中央協議会のホームページからダウンロードできます。
IMG_5893.jpeg
◯『ローマ・ミサ典礼書の総則(暫定版)』(主な規定です)
第4章「ミサの種々の形成」
第⒈「会衆の参加するミサ」
〈準備〉
117番〜第119番(337〜341参照)
第6章「ミサをささげるために必要なもの」
第Ⅰ「感謝の祭儀のためのパンとぶどう酒」
319番〜324番
第Ⅱ「備品一般」
325番、第326番
第Ⅲ「祭器」
327番〜第334番(280参照)
第Ⅳ「祭服」
335番〜347番
第Ⅴ「その他の教会用具」
第348番〜第351番

◯香部屋奉仕者のための参考図書
『香部屋係のハンドブック(改訂新版)-主よ、どこに過越の準備を-』
<教文館のホームページから>
「香部屋係のためのハンドブック。福岡サンスルピス大神学院典礼学教授の白浜満神父が「カトリック新聞」に連載した記事と、長年、香部屋係として奉仕してこられた齊藤賀壽子さんの体験メモが一つになった書籍です。」
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書名:『香部屋係のハンドブック(改訂新版)-主よ、どこに過越の準備を-』
著者・編集:白浜満、齊藤賀壽子
出版:教友社
発刊:2018年11月4日
頁数:A5版・122頁
価格:1,430円(税込)

◯次の記事もお読みください。
・ミサの祭器・祭具:その1「アルバ」のお話し
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-06-24-3
・ミサの祭器・祭具:その2「アミクトゥス」と「チングルム」のお話し
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-08-26-2
・ミサの祭器・祭具:その3「カンパヌラ」のお話し
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-09-09-1
・ミサの祭器・祭具:その4「カリス」お話し
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-10-06
・ミサの祭器・祭具:その5「パテナ」お話し
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-10-08
・ミサの祭器・祭具:その6「ローソク」お話し
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-10-11
・ミサの祭器・祭具:その7「プリフィカトリウム、バラ、コルポラーレ」のお話し 
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-10-13
・ミサの祭器・祭具:その8「聖櫃(せいひつ)」と「ご聖体(ホスチア)」のお話し
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-10-16

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