支援活動日記2023.10.19(山谷夜回りの会活動) [支援活動日記]

今日は、仕事が終わって19時30分からホームレス支援活動グループ「山谷夜回りの会」の活動に参加しました。先々週に約半年ぶりに参加して復帰2回目となりました。4月28日(金)の仕事中に狭心症を発症し、大学病院に通って検査・診察を続けていたこともあって生活の改善などに取り組み、支援活動参加をお休みしていました。現在は心臓の痛みを感じることなく普通に仕事をして生活しています。もう65歳ですから無理はできませんが、運動は継続して体内脂肪の除去に努めています!
◯今夜の東京スカイツリーです!輝いていますね~!台東区日本堤一丁目の路地裏から撮影しました。
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さて、毎回毎回このブログに書いていることですが、私は一人のキリスト者(クリスチャン)として、人道のための弱者支援活動を行うことが本望であり、若い時からの念願でもありました。働けなくて経済的に困窮して路上生活を余儀なくされている人、精神時に不調をきたして路上生活を余儀なくされている人、ホームレスの皆さんにはいろいろな理由があります。国や自治体など行政では手が回らないところを私たちが支援するということですね。誰かがやらなければならない地道な活動です。

ところで、私たちキリスト教の信徒は、前述したような生活に困窮している人のことをイエス様だと思って支援しています。これは聖書にあるイエス・キリストの教えです。要するにホームレスの皆さんを分け隔てせず、すべての方に親切に接することです。新約聖書の『マタイによる福音書』第25章・第31~第46節に書かれています。このブログの2022年11月11日に掲載した「聖マルティヌス司教のお話し」を是非ともお読みください。https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2022-11-11
◯聖マザー・テレサが創立したカトリック修道会「神の愛の宣教者会」の山谷の家の修道院にある聖母マリア様のご像です。今日もホームレスの皆さんが風邪をひかないように!健康でありますように!とお祈りしました。
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今夜も台東区端の泪橋交差点から少し歩いた所にある「いろは商店街」に、ビニールシートのテントで寝ている方を含め45人ほどのホームレスの皆さんが私たちを待っていました。10年ほど前は、実測250mほどのアーケード(屋根がある)商店街で、そのころでもすでに8割方はシャッターを下ろして営業をしていない「シャッター商店街」になっていました。当時は屋根があって雨をしのげていましたから、シャッターの前に段ボールを囲って寝ることができましたね。そのころは約120人が来ていて、半数ほどの方が寝泊りしていました。今は40人~50人となりました。

今日は、支援活動に集まった12人で、ホームレスの皆さんにおにぎり、マスク、ペットボトル、軍手、石鹸、歯ブラシ、髭剃り、靴下、上下の下着類、シャツ、ズボン、寝袋、葛根湯などをお配りしました。最近は、女性の方もいらっしゃいますから生理用品も配ります。おにぎりを配る時は、毎回約200〜350個ほどのおにぎりをカトリック板橋教会や松戸教会の信徒の皆さんの善意で作ってもらっています。数年前までは、私が以前所属していたカトリック町田教会も、かつては「山谷の会」があり、おにぎりを作って隅田川沿いで配布していました。会が解散して残念です。

支援活動に集まっている方の年齢構成は、私のような仕事帰りの60歳代の社会人、定年退職した70歳代の方や主婦は少数派ですが、中心になっているのは大学生や若い20歳代~30歳代の社会人です。たまに高校生も親子で参加しています。若い人たちは使命感を持って支援活動に取り組んでいる立派な人ばかりです。ところで、先月末はまだ猛暑日もあったのですが、今月に入って急に寒くなりました。ホームレスの皆さんにとっては、明け方は寒くて寝られない季節となってきました。路上で寝る方も多く、雨が降ると衛生的にも極めて悪い環境になります。とにかく健康には気をつけてもらいたいですね。活動が終了してから反省会を行い、21時過ぎに解散しました。今はすでに帰りの電車の中にいます。
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教会日記2023.10.19(カトリック成城・聖タデオ教会「年間第28木曜日のミサ」木曜日)  [教会日記]

今朝は、出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城・聖タデオ教会で7時からの「年間第28木曜日のミサ」に与りました。今日の天気予報では、日中は暑くて26度を超える夏日になるようですが、朝は寒いですね。上着の上にウインドブレーカーがいるくらいです。風邪ひきさんにならないように!

ミサでは、10月が「ロザリオの月」であることから『アヴェ・マリアの祈り』をお祈りしました。
そして、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と、まず主を讃えて祈りり
次に、
「今日も清々しい一日を迎えさせていただき、
主の慈しみとご聖体を拝領させていただいたことに感謝申し上げます。」
と、主に感謝しました。

そして、
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
と、主により頼む祈りを捧げ、

そして、
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」
と、主に私が福音宣教に派遣されることを祈りました。

終わりに、
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
と、『大天使聖ミカエルへの祈り』を祈りました。
今日も清々しい一日を迎えています!
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10月はロザリオの月・その9「パスツールとロザリオの祈り」のお話し [ロザリオ日記]

10月は、カトリック教会では「ロザリオの月」です。
昨年の5月のお話しです。
お昼休みにロザリオの祈りを一連して、デスクの上にロザリオを置いていたら、
同僚「それなに?」と聞いてきたので、
私 「ロザリオだよ。お祈りに使うんだよ。」と答えたら、
同僚「それがロザリオか~?!聞いたことあるよ。それってご利益あるの?」と聞いたので、
私 「ご利益なんてないよ。」と答えたら
同僚「えっ!じゃ、なんで祈りなんかするの?」
私 「キリスト教はご利益宗教じゃないから。」
同僚「そうなの?ご利益ないって、それ宗教じゃないじゃん!」
私 「(⌒-⌒; )………」
同僚「じゃぁ、何お祈りするの?」
私 「例えば、ウクライナに平和が訪れますように。とか、今日も皆さんが健康で元気に仕事ができますように。とかだよ。」
同僚「へぇ~、そうなんだ。大したもんだね~………で、そのとおりになるの?」
私 「成就する場合と成就しない場合があるかな。」
同僚「なんか、気休めだね~。」
という会話をしました。

「気休め」かどうかは、その人個人の考えによると思いますが、私のようなカトリック教会の信徒は、お祈りを気休めとは絶対に思いません。確かに、お祈りが成就する場合と成就しない場合があります。ロザリオの祈りで、すべての人間のすべての願い事が叶うなら、地球上のすべての人間は、すでにロザリオの祈りを唱えていることでしょう。でも、私の経験から言っても、熱心に絶えず祈っていると、願いは案外と叶えられるのです。ただ、神の存在を認め、神を讃え崇め、神に全幅の信頼をおいて祈らないと意味はなしません。要は、神を信じる心がないと祈りにはならないということですね。ところで、ロザリオの祈りを熱心にしている有名人は何人もいますが、その中の一人、細菌学者として有名なルイ・パスツールをご紹介いたします。

ルイ・パスツール(フランス:1822年~1895年)は、カトリック教会のクリスチャンで、世界的に有名な生化学の学者、細菌学者です。「科学には国境はないが、科学者には祖国がある」という言葉でも知られていますね。ロベルト・コッホとともに、「近代細菌学の開祖」とされています。分子の光学異性体を発見。牛乳、ワイン、ビールの腐敗を防ぐ低温での殺菌法(パスチャライゼーション・低温殺菌法とも)を開発。またワクチンの予防接種という方法を開発して狂犬病ワクチン、ニワトリコレラワクチンを発明して人々を救っています。死後、ノートルダム大聖堂に葬られましたが、遺骸はパスツール研究所の地下聖堂に改葬されました。
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◯パスツールについてのある逸話です。
ある時、大学生が汽車で旅行をしていたそうです。隣の席には上品な老人が『ロザリオの祈り』を唱えていました。それに気づいた若者は、その老人に大胆にもこう言ったそうです。
「どうして『ロザリオの祈り』を唱える代わりに、もっとためになる勉強をしないのですか。よろしければ、あなたのためになりそうな本をお送りしますが」と。
老人は「ありがとう。では私の住所にその本を送って頂ければうれしいです」と答えて、彼に名刺を手渡しました。名刺にはこう書いてあったそうです………「ルイ・パスツール。パリ科学研究所」 大学生は赤面しました!今風に言うと超ビビりました!( ̄◇ ̄;) ですね。そりゃそうです!当時最も高名な科学者に「もっとためになる勉強をしないのですか。」と言ってしまったのですから(⌒-⌒; )
その人は、ワクチンの発明者、世界に名だたる学者で、ロザリオの祈りに熱心な人であったのです。パスツールは、世界最高峰の科学者であると同時に、いつもロザリオを持ち歩いてお祈りするという、神も科学も信じるカトリック教会の敬虔なクリスチャンだったのです。

◯ご参考です。是非お読みください。
・「10月はロザリオの月」のお話し
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-10-01
・10月はロザリオの月・その2『ロザリオの祈り』を祈りましょう! 
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-10-03
・10月はロザリオの月・その3『ロザリオを唱える心を深める祈り』のお話し
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-10-05
・10月はロザリオの月・その4「ロザリオの聖母」のお話し
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-10-07
・10月はロザリオの月・その5「聖母のご出現」のお話し
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-10-09
・10月はロザリオの月:その6『ファティマの祈り』
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-10-10
・10月はロザリオの月・その7「聖具としてのロザリオの選択」のお話し 
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-10-12
・10月はロザリオの月・その8「ロザリオの奇跡!」のお話し
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-10-14
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