教会日記2021.1.3(カトリック成城・聖タデオ教会「主の公現の主日のミサ」日曜日) [教会日記]

今日は、昨夜に引き続きカトリック成城・聖タデオ教会の10時から「主の公現の主日のミサ」に与りました。昨日、新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからないため、東京都、神奈川県、埼玉県及び千葉県の知事らは政府に対して緊急事態宣言を要請しました。政府は緊急事態宣言には消極的で、特別処置法の改正で対処したいようですが、いずれにしても、医療現場の苦境を救うために早く何とか対処してもらいたいものです。私たちも不要不急な外出など、すべてにおいて自粛することが求められます。非常に残念ではありますがミサも同様となる可能性があります(T . T)

ミサは、いつものように3蜜を避けるため、ソーシャルディスタンスで入堂制限があります。普段は200人以上入れる聖堂ですが、今は47人しか入れません。ですから、聖堂に入れない人のために、信徒館でスクリーンで映してオンラインミサに与る(42人)対策をしています。また、マスクの着用はもちろんのこと、聖堂(信徒館)入口の受付でカードに氏名と電話番号の記入と手の消毒があります。

ミサでは、「主の公現」の祭日をお祈りしました。そして、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
とお祈りしました。
また、行方不明となっている小学2年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんが健康な身体になり元気になるようお祈りしました。
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カトリック成城・聖タデオ教会「ステンドグラス・その2」のお話し [教会案内]

カトリック成城・聖タデオ教会の聖堂横の事務所入口上にあるにステンドグラスです。このステンドグラスの絵は、「聖母子」ですね。あまり目立たないところにありますが、とってもキレイなステンドグラスですね。
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「主の公現」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日1月3日は、「主の公現」の記念日です。このブログの2020年1月5日に掲載した記事を再掲載いたします。「主の公現」についての説明ですが、過去にカトリック中央協議会のホームページに掲載された記事を転載(一部修正)いたします。(ブログ記事引用根拠明示)
「主の公現は、1月6日に祝う決まりがあります。それが日本の場合のように、守るべき祭日がないため、1月2日から8日の間にくる主日(日曜日)に移された場合は別となります。1月6日直後にくる主日は、主の洗礼の祝日となります。
「公現」とは「顕現」を意味するギリシア語で、「エピファネイア」(Epiphaneia)と呼ばれ、西方教会ではこれをラテン語表記にして「エピファニア」(Epiphania)と呼んでいます。救い主が神から遣わされて人類のうちに顕現し、イエスのうちに現された神の栄光をたたえる日として祝われます。
この祭日は東方教会が起源で、エジプトで1月5日の夜から6日にかけて祝われていた太陽神の祭りやナイル川での祭りがもとになっていると考えられています。キリスト教が広まる中で2~3世紀ごろから、東方教会では1月6日に東方の学者たちの来訪(マタイ2・1-12)、洗礼者ヨハネによる洗礼(マルコ1・9-11など)、そしてカナの婚礼での最初の奇跡(ヨハネ2・1-11)という、イエスの誕生とその活動の最初の出来事が記念されました。

4世紀にキリスト教が公認されて東西の教会の交流が進むと、ローマ教会では12月25日にキリストの誕生を祝い、1月6日には東方教会にならって占星術の学者たちの来訪が記念されるようになりました。そして、本来1月6日に記念されていた主の洗礼とカナの婚礼の出来事は、前者を1月6日の1週間後(8日目)に当たる1月13日に、後者をその次の日曜日(主の公現後の第2主日)に記念するようになりました。現在のミサの聖書朗読配分で、C年の年間第2主日にカナの婚礼が記念され、A年・B年にはヨハネ福音書からカナの婚礼に先立つ出来事がそれぞれ記念されるのは、このような主の公現の祭日の歴史的発展の名残と考えられます。
◯第1朗読 旧約聖書:イザヤ書
第60章・第1〜第6節
「主の栄光はあなたの上に輝く」
◯第2朗読 新約聖書:エフェソの信徒への手紙
第3章・第2節・第3節後半・第5節・第6節
「今や、異邦人が約束されたものを受け継ぐ者となるということが啓示された」
◯福音朗読 新約聖書:マタイによる福音書
第2章・第1〜第12節
「わたしたちは東方から王を拝みに来た」
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チェーホフのことば(第2日目) [キリスト者(クリスチャン)]

「真の幸福は孤独なくしてはありえない。
堕天使が神を裏切ったのは、
天使たちの知らない孤独を望んだために違いない。」

チェーホフのことは、「チェーホフのことば(第1日目)2021.1.3」をご覧ください。
昨日に続いてチェーホフの言葉です。チェーホフは、「孤独なくして真の幸福はありえない。」と述べていますが、不思議に感じますね。「孤独だから不幸だ。」というのは理解できるのですが。これは、孤独を知ってこそ幸せが尊いものであることを知るということですね。大胆なことに「堕天使が神を裏切ったのは孤独を望んだため。」という言葉につなげて「真の幸福 = 孤独」を強調しています。

ところで、「堕天使(だてんし)」とは、地獄を支配するといわれる「ルシファ」のように、元々は神の側に使えていた天使が、堕落して天上界から追放された天使のことを言います。解釈は定まらないのですが、チェーホフは“孤独”を望んでいたのですね。いろいろな“名言”を残していますが、「結婚生活で一番大切なものは忍耐である。」、「結婚するのは、二人とも他に身の振り方がないからである。」などなど、結婚生活の名言?があり、結婚生活に何かあったのかもしれませんね( ̄▽ ̄;)
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