教会日記2021.1.17(カトリック成城・聖タデオ教会「主日のミサ」日曜日) [教会日記]

今日は、カトリック成城・聖タデオ教会の9時30分からの「主日のミサ」に与りました。コロナはまったく衰える気配はないですね〜( ̄◇ ̄;) 私たちにとっては、不要不急の外出を控えて体調管理に注意をはらうことしかありません。早くワクチンを欲しいです!

ミサは、いつものように3蜜を避けるため、ソーシャルディスタンスで入堂制限があります。普段は200人以上入れる聖堂ですが、今は47人しか入れません。ですから、聖堂に入れない人のために、信徒館でスクリーンで映してオンラインミサに与る(42人)対策をしているのです。また、マスクの着用はもちろんのこと、聖堂(信徒館)入口の受付でカードに氏名と電話番号の記入と手の消毒があります。
そして、緊急事態宣言の再発出を受けて、東京大司教様から「各教会でのこれまでの感染対策を見直し、徹底するように」と求められました。成城教会の主任司祭からは「これまで、コロナ禍への対応の一環として、分散してミサに参加できるよう、主日ミサを5回に増やしてきましたが、今回、この方針を改めて主日ミサを3回に戻し、ご自宅でお祈りされることをいっそうお勧めすることにいたしました。
◯主日ミサ時間は 1月16日(土)から3月28日(日)まで、下記のように変更となりました。
土曜日16時・日曜日9時30分・日曜日14時

人数制限が続行されますので、これまでミサにいらしていた方々は、少なくともその出席回数を半分に減らしてくださいますように、ご協力をせつにお願いいたします。今回のミサ時間変更に際しては、外出時の感染機会を少しでも減らせるよう、ご自宅での食事の時間を考慮してあります。また、今回のミサ時間変更は、期間を区切ってのコロナ禍拡大への対応でありますので、その点のご理解を重ねてお願いいたします。なお、特にご高齢の方々のために毎週金曜日10時に行なってきた「言葉の祭儀と聖体拝領」は、今後も続行いたします。コロナ禍が早く終息に向かいますように、何より皆さまがご無事でありますように祈っております。」とのことでした。私の場合、平日のミサは火曜日と金曜日の2日、主日のミサは日曜日だけにしました。

ミサでは、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
とお祈りしました。
また、行方不明となっている小学2年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんが健康な身体になり元気になるようお祈りしました。
nice!(0)  コメント(0) 

「聖アントニオ修道院長」のお話し [聖人・福者・尊者]

今日1月17日は、聖アントニオ修道院長(エジプト:251年ごろ~356年)の記念日です。聖大アントニウスとも呼ばれ、修道士生活の創始者とされています。ちなみに、「パドヴァの聖アントニオ」とは違う人物です。アレクサンドリアのアタナシオスによると、251年頃、エジプトのコーマで生まれ、敬虔な両親にキリスト教徒としての教育を受けたということです。20歳前に両親と死別し、その後財産を貧しい者に与え、自らは砂漠に籠もり苦行生活に身を投じて祈りと黙想をし、そして手仕事によってわずかな日用の糧を得ていました。孤独と禁欲の苦行のなかにあって、度々襲ってくる誘惑を常に克服し、また、多くの隠遁者を訪ねて彼らの長所に倣おうと努めました。305年頃、聖大アントニウスが町で行った説教に心を打たれた修道僧らと開いたのが修道院の始まりということです。しかし彼はそれでも飽きたらず、再び修行に励み356年、105歳という長寿を全うしたと伝記には記されているそうです。

………ということで、聖大アントニウスは<修道士生活の創始者>として有名なのですが、他にも有名なことがあります。それは、「聖アントニオ(聖アントニウス)の誘惑」として絵画の題材(テーマ)になっており、多くの画家が画いているということです。砂漠での修道生活で、サタン(悪魔)からあらゆる誘惑に遭って痛めつけられ苦しめられるものの、常に打ち勝って修道生活を続けたのでした。一度、サタンに殺されますが、神により再び命を与えられ、より一層修道生活に励んだという伝説もあります。
テニールス,ダーフィット作の『聖アントニウスの誘惑』です………ただし未確認ですが。こっ!これは!ハーレム状態です!ものすごくわかりやす誘惑ですね~(; ̄O ̄) 男性にとっては、最も簡単に誘惑に陥り罪を犯しやすい状況です! (⌒-⌒; ) 聖アントニオは両手で頭を抱え、苦悩・苦痛に顔をゆがめています!この絵は、サタンが裸の女性に化けて聖アントニオを誘惑し、罪を犯せて信仰を捨てさせ、神から遠ざけようとしているところを画いています。聖アントニオは、罪を犯すことなく神に身を捧げて生涯を終えていますから、この絵の状況から祈りによってサタンを退散させたのでしょうね。
聖アントニオの誘惑.jpg
私だったら………たやすく陥落するか?あぶない!あぶない!( ̄▽ ̄;) いやいや、信仰に生きている敬虔な私にそのようなことがあろうはずがありません!サタンに誘惑されたら、天軍の総帥である大天使聖ミカエル様にお祈りを捧げます!
この絵は、大天使聖ミカエルが、サタンを退治しているところです。
大天使ミカエル.jpg
大天使聖ミカエルの祈り』祈祷文
◯口語訳
「大天使聖ミカエル、悪との戦いにおいて、私達を守り、凶悪な企み(たくらみ)に打ち勝つことができますように。神の命令によって悪魔が人々を害することができないようにお願いいたします。天軍の総帥、人々を惑わし、食い尽くそうと探し回っているサタンと他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めてください。アーメン」
◯文語訳
「大天使聖ミカエル、戦いにおいてわれらを護り、悪魔の凶悪なる謀計(はかりごと)に勝たしめ給え。天主のかれに命を下し給わんことを伏して願い奉る。あゝ天軍の総帥、霊魂をそこなわんとてこの世をはいかいするサタンおよびその他の悪魔を、天主の御力によりて地獄に閉込め給え。アーメン。」
(最後に「至聖なるイエズスの聖心、われらをあわれみたまえ。」を3回繰り返す)
nice!(0)  コメント(0)