今日の日記2023.5.1(北里大学附属病院!) [日記]

今日は、仕事はお休みをいただき、北里大学附属病院に行ってきました。決算期の真っ只中で、皆さん大変なところをお休みして気が引けます(⌒-⌒; ) 早朝6時に妻の運転で家を出発し、8時に職場の大学近くの内科病院で紹介状を受け取り、神奈川県相模原市にある北里大学附属病院に行ってきました。診察にあたってもらった医師も看護師も、とても親切・丁寧な対応でした。
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9時30分に受付をし、問診の後に採血5本、胸部レントゲン撮影、心電図検査が終わり、検査結果が揃ったところで診察が始まったのが14時40分でした。土曜日から37度2分の熱と一時の激しい頭痛は、血管を拡張する薬を飲んだのが原因のようでした。脳にある毛細血管が一気に開いたためです。医師からは飲まないように指導されました。

結果は、まだ狭心症との確証はありませんでしたが、狭心症の扉は叩いてしまったようです。今月末まで経過を観て再診し、次に1ヶ月間経過観察をして7月に心臓に負荷をかける検査をします。今日の結果はよかったですが、食事や睡眠、ストレスなどに気をつける………これでやっと踏ん切りをつける?覚悟を決める良い機会ではありました。しかし、長時間で疲れ果てました。
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「労働者聖ヨセフ」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日5月1日はメーデーで、労働者の日です。聖ヨセフは、イエス・キリストの養父として生き、家業としての大工の仕事を生業としながら、イエス・キリストと伴侶であり母親であるマリアを養いました。聖ヨセフは、私たちに労働は人間性を高める手段であることを教えてくれています。1955年に教皇ピオ12世は、この日を労働者の模範であるヨセフの保護のもとにおき、感謝の日と定めました。働くすべての人に仕事と尊厳が与えられ、労働者の皆さんに聖ヨセフ様のご加護がありますようにとお祈りしましょう。

◯聖ヨセフへの祈り
「聖ヨセフよ、わたしたちは苦難の中からあなたにより頼み、
あなたの妻、聖マリアの助けとともに、
あなたの保護を心から願い求めます。
あなたと汚れないおとめマリアを結んだ愛、
幼子イエスを抱いた父の愛に信頼して、心から祈ります。
イエス・キリストがご自分の血によってあがなわれた世界をいつくしみ深く顧み、
困難のうちにあるわたしたちに、力強い助けをお与えください。
聖家族の賢明な守護者よ、
イエス・キリストの選ばれた子らを見守ってください。
愛に満ちた父ヨセフよ、わたしたちから過ちと腐敗をもたらす
あらゆる悪を遠ざけてください。
力強い保護者よ、闇の力と戦うわたしたちを顧み、
天から助けを与えてください。
かつて幼子イエスをいのちの危険から救ったように、
今も神の聖なる教会を、
あらゆる敵意と悪意から守ってください。
わたしたち一人ひとりを、いつも守ってください。
あなたの模範と助けに支えられて聖なる生活を送り、
信仰のうちに死を迎え、
天における永遠の幸せにあずかることができますように。
アーメン。」
(2021年2月16日 日本カトリック司教協議会定例司教総会認可)
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「聖母月(5月)」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日から5月です。毎年5月は、キリスト教カトリック教会においては「聖母月(せいぼつき)」となります。聖母マリア様の月ということで「聖母月」としています。ですから、普段に増して聖母マリア様に熱心に信心します。「お告げの祈り」は一年をとおしてお祈りしていますが、この5月は主日のミサはもちろんのこと、平日のミサでもミサの前に「アヴェ・マリアの祈り」を何連かお祈りします。ただし、現在はコロナ渦にありますから、ミサ前の「お告げの祈り」と「アヴェ・マリアの祈り」は、教会によってはお祈りしないところもあります。残念ですがしかたがないですね。

そこで、なぜ5月だけが聖母マリア様の月なのか?ということですが、特に5月に信心する現在の形態は、18世紀前半にイタリアで発達し、それからやがてフランスやスペインに及び、19世紀初めにはベルギーやスイスへ、1840年代にはオーストリアやドイツに伝わったそうです。日本には、明治時代にとり入れられ、現在も「聖母月」として熱心に信心しています。
その起源については諸説があり、これだという決定版はないようです。「イエス・キリストに従い、最後まで忠実を尽くし、私たちの母となってくださった聖母マリア様を想い、聖母マリア様に倣うように努めていきたいと願う人々の心から、この信心が自然に生まれてきたものでしょう。」という、自然発生的なものであると考えられますが、他の主な説は次のとおりです。
①美しい少女を5月に「メイ・クイーン」として選んでいたのが、「なんと言っても一番美しいのは聖母マリア様だ!」ということで、5月が聖母マリア様に捧げられるようになったという説
②5月の新緑の美しい季節は、色とりどりの花々が咲き乱れる季節でもあり、ヨーロッパでは、古くからこの美しい5月は、聖母マリア様にこそふさわしい月と見なされ、「聖母月」と呼ばれるようになったという説
③5月の爽やかな青空を「マリアンブルー」と言いますが、聖母マリア様は腰にブルーの帯をしておられ、聖母マリア様といえば「ブルー」を連想し、また、聖母マリア様の花とされている白百合が咲き誇るのも5月だからという説

次の絵は、私の大好きなサッソフェラート(イタリア:1609年~1685年・本名はジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィ)作の『祈りの聖母』です。イギリス・ロンドン市にある「ロンドン・ナショナルギャラリー」の所蔵です。サッソフェラートは、イタリア・ローマで、ボローニャ派画家ドメニキーノの弟子となり、ルネサンス期の諸大家の特色を組織的に取り入れ、デューラー、エルチーノ、特にラファエロの影響を受けたといわれています。『祈りの聖母』の他にも聖母マリアの絵は、『ロザリオの聖母(バラの花輪の聖母)』など多くあります。ルーベンスやベラスケスと同時代です。19世紀になってイギリスで再評価されました。
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職場のデスクにあるパソコンの壁紙(画面)は、「絶えざる御助けの聖母」です(*^▽^*) 毎朝、仕事が始まる前に『聖母の御助けを求める祈り』お祈りをします。
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世界各地の教会では、この聖母マリア様を讃えるいろいろな聖母祭が行われてきました。5月の一ヶ月間、毎朝、教会でロザリオの祈りをささげたり、聖母マリア様の歌を歌ったりして、5月31日は、その締めくくりとして、荘厳に聖母マリア行列をする教会もあるそうです。また、聖母祭ではよくカーネーションを献花します。カーネーションには、十字架にかけられたイエス様を見送った、聖母マリア様が落とした涙から生じた花だという話しがあります。
白いカーネーションは、十字架にかけられる前のイエス様と聖母マリア様を象徴し、赤いカーネーションは、イエス様の体から散った血の色や復活したイエス様を象徴しているのです。花言葉は、赤は「愛を信じる」。白は「私の愛は生きている」です。母性愛を象徴した花ですね。日本でも5月の母の日にはカーネーションを贈ります。カーネーションを贈る人も、贈られる方も、イエス様や聖母マリア様のように誠実な愛を実現して欲しいと願う5月ですね。

◯ロザリオの祈り
「ロザリオ」とは、「アヴェ・マリアの祈り」を繰り返し唱える際に用いる数珠状の祈りの用具のことです。「ロザリオ」という名称は、ラテン語の rosarium に由来するもので、これは「バラの冠」という意味であり、一般的な説では、珠を繰りながら唱える祈りがバラの花輪を編むような形になるからと言われています。
「ロザリオの祈り」とは、ロザリオを使って祈るカトリック教会における伝統的な祈りで、「アヴェ・マリアの祈り」を繰り返し唱えながら、福音書に記されているイエス・キリストの主な出来事を黙想していく祈りのことです。ミサなどの典礼の中でお祈りされるものではなく、私的な信心業としてお祈りするものなのです。
お祈りの仕方は、このブログの2020年10月9日に掲載した「ロザリオの祈りの祈り方のお話し」をご覧ください。お祈りの仕方を詳細に書いてあります。
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2020-10-09
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