教会日記2023.4.18(カトリック成城・聖タデオ教会「復活節第二火曜日のミサ」火曜日) [教会日記]
今朝は、出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城・聖タデオ教会での早朝7時からの「復活節第二火曜日のミサ」に与りました。昨日から朝は寒くなりました。この時期は寒暖差がありますから体調管理に注意が必要ですね。今日も清々しい朝を迎えています!
◯聖堂横にある楓の若葉が、目に鮮やかになりました!
ミサの前後に私的なお祈りを捧げました。
まずは、主を讃える祈りです。
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と祈り、
そして、主に感謝です。
「今日も清々しい一日を迎えさせていただき、
主の慈しみとご聖体を拝領させていただいたことに感謝申し上げます。」
次に、主により頼む祈りです。
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
と祈り、
そして、主に派遣の祈りです。
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」
と祈り、
終わりに、『大天使聖ミカエルへの祈り』です。
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
と祈りました。
◯聖堂横にある楓の若葉が、目に鮮やかになりました!
ミサの前後に私的なお祈りを捧げました。
まずは、主を讃える祈りです。
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と祈り、
そして、主に感謝です。
「今日も清々しい一日を迎えさせていただき、
主の慈しみとご聖体を拝領させていただいたことに感謝申し上げます。」
次に、主により頼む祈りです。
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
と祈り、
そして、主に派遣の祈りです。
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」
と祈り、
終わりに、『大天使聖ミカエルへの祈り』です。
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
と祈りました。
『お告げの祈り』のお話し [祈り]
『お告げの祈り』は、『アンジェラス(Angelus)』と言います。聖母マリア様への“受胎告知”を記念するキリスト教カトリック教会の祈祷(きとう:お祈りのことば)です。一年365日を毎日午前6時(7時)、正午12時、午後6時の3回唱えます。“Angelus Domini”の句で始まるお告げの祈りですが、この祈りの時刻を知らせる鐘を「アンジェラスの鐘(お告げの鐘)」といいます。この鐘の音を聞いた信徒たちは、胸の前で手を組み、目を閉じて聖母マリア様に『お告げの祈り(『アヴェマリアの祈り』を含む)』を捧げます。私が所属するカトリック成城・聖タデオ教会も、毎朝の平日のミサや土日の主日のミサの前にお祈りしていましたが、3年前からコロナ渦にあるということで、ミサ時間を短縮するために行っていません。とっても残念なことですね。来月5月は「聖母月」ですから、是非ともミサの前に『お告げの祈り』をお祈りしたいものです。
カトリック教会の鐘の音は、そのほとんどが「アンジェラスの鐘」です。日本では、長崎市の浦上天主堂にある“アンジェラスの鐘”が有名ですね。東京の四ツ谷にあるカトリック麹町・聖イグナチオ教会の“アンジェラスの鐘”の音は大きく、『告げの祈り』が始まるのとほぼ同時に鳴りますから、聖堂の中までビンビン響いて聴こえてきます。ちなみに、仏教のお寺の鐘ですが、一般的に時報として鳴らす鐘は朝と夕方についているそうです。鐘をつく時刻はお寺により異なり、鐘をつく回数にも特に決まりはないそうです。でも、仏教の宗派や地域によりルールが決められている場合があるそうです。そして、大晦日につく「除夜の鐘」は、鎌倉時代に中国から伝わったそうですが、毎年12月31日の23時くらいから年を越した1日の深夜1時前あたりまで鐘をつくそうです。つく回数は(煩悩の数)108回というのが一般的ですが、200回もつくお寺もあるそうです。
掲載した絵は、ジャン=フランソワ・ミレーが1857年に制作した「晩鐘(ばんしょう)」です。フランスのパリにあるオルセー美術館にあります。有名な絵画ですね。この絵は、バルビゾンのジャガイモ畑で収穫作業をする貧しい夫婦が、教会(絵の右側遠くに、フォンテーヌブローの森のはずれ、シャイイ村の教会の尖塔が見えます。)から聞こえてくる午後6時の「アンジェラスの鐘(お告げの鐘)」に合わせて祈りを捧げているところです。この絵は厳粛に祈る敬虔な信徒の姿を象徴している絵として有名ですね。たぶん、当時の人々がそうであったように、この祈りを唱えた後は家路を急いだことでしょう。当時は時計がまだ一般家庭にないころでしたので、この「お告げの祈り」を知らせる「アンジェラスの鐘(お告げの鐘)」が、時を知る大切な手段でもあったのです。
ちなみに、この絵の情景ですが、一輪の荷車にある収穫物は地主に納めるためのものか、生活費を得るために売るジャガイモか、どちらかだと思われます。女性の前の手さげ籠にあるジャガイモは、夫婦が食べるために持ち帰るのですね。この絵が描かれた当時、ジャガイモはパンを食べられない貧しい人々の主食でした。
祈祷文は次のとおりです。
「主のみ使いのお告げを受けて、
マリアは聖霊によって神の御子を宿された。
<アヴェ・マリアの祈り>
アヴェ、マリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母聖マリア、
わたしたち罪びとのために、
今も、死を迎える時も、お祈りください。
アーメン。
わたしは主のはしため、
おことばどおりになりますように。
(引き続き<アヴェ・マリアの祈り>を唱えます。)
みことばは人となり、
わたしたちのうちに住まわれた。
(引き続き<アヴェ・マリアの祈り>を唱えます。)
神の母聖マリア、わたしたちのために祈ってください。
キリストの約束にかなうものとなりますように。
(引き続き<アヴェ・マリアの祈り>を唱えます。)
祈願
神よ、み使いのお告げによって、御子が人となられたことを知ったわたしたちが、キリストの受難と十字架をとおして、復活の栄光に達することができるよう、恵みを注いでください。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。 」
以上です。
そこで、実際は次のようにお祈りします。
先唱:「主のみ使いのお告げを受けて、」
信徒:「マリアは聖霊によって神の御子を宿された。」
先唱:「アヴェ、マリア、恵みに満ちた方、主はあなたとともにおられます。あなたは女のうちで祝福され、ご胎内の御子イエスも祝福されています。」
信徒:「神の母聖マリア、わたしたち罪びとのために、今も、死を迎える時も、お祈りください。アーメン。」
先唱:「わたしは主のはしため、」
信徒:「おことばどおりになりますように。」
(引き続き、上記の<アヴェ・マリアの祈り>の前半部分を先唱 → 後半部分を信徒の順で唱えます。)
先唱:「みことばは人となり、」
信徒:「わたしたちのうちに住まわれた。」
(引き続き、上記の<アヴェ・マリアの祈り>を先唱 → 信徒の順で唱えます。)
先唱:「神の母聖マリア、わたしたちのために祈ってください。」
信徒:「キリストの約束にかなうものとなりますように。」
(引き続き、上記の<アヴェ・マリアの祈り>を先唱 → 信徒の順で唱えます。)
<祈願>
先唱:「神よ、み使いのお告げによって、御子が人となられたことを知ったわたしたちが、キリストの受難と十字架をとおして、復活の栄光に達することができるよう、恵みを注いでください。わたしたちの主イエス・キリストによって。
一同:「アーメン。 」
以上です。
カトリック教会の鐘の音は、そのほとんどが「アンジェラスの鐘」です。日本では、長崎市の浦上天主堂にある“アンジェラスの鐘”が有名ですね。東京の四ツ谷にあるカトリック麹町・聖イグナチオ教会の“アンジェラスの鐘”の音は大きく、『告げの祈り』が始まるのとほぼ同時に鳴りますから、聖堂の中までビンビン響いて聴こえてきます。ちなみに、仏教のお寺の鐘ですが、一般的に時報として鳴らす鐘は朝と夕方についているそうです。鐘をつく時刻はお寺により異なり、鐘をつく回数にも特に決まりはないそうです。でも、仏教の宗派や地域によりルールが決められている場合があるそうです。そして、大晦日につく「除夜の鐘」は、鎌倉時代に中国から伝わったそうですが、毎年12月31日の23時くらいから年を越した1日の深夜1時前あたりまで鐘をつくそうです。つく回数は(煩悩の数)108回というのが一般的ですが、200回もつくお寺もあるそうです。
掲載した絵は、ジャン=フランソワ・ミレーが1857年に制作した「晩鐘(ばんしょう)」です。フランスのパリにあるオルセー美術館にあります。有名な絵画ですね。この絵は、バルビゾンのジャガイモ畑で収穫作業をする貧しい夫婦が、教会(絵の右側遠くに、フォンテーヌブローの森のはずれ、シャイイ村の教会の尖塔が見えます。)から聞こえてくる午後6時の「アンジェラスの鐘(お告げの鐘)」に合わせて祈りを捧げているところです。この絵は厳粛に祈る敬虔な信徒の姿を象徴している絵として有名ですね。たぶん、当時の人々がそうであったように、この祈りを唱えた後は家路を急いだことでしょう。当時は時計がまだ一般家庭にないころでしたので、この「お告げの祈り」を知らせる「アンジェラスの鐘(お告げの鐘)」が、時を知る大切な手段でもあったのです。
ちなみに、この絵の情景ですが、一輪の荷車にある収穫物は地主に納めるためのものか、生活費を得るために売るジャガイモか、どちらかだと思われます。女性の前の手さげ籠にあるジャガイモは、夫婦が食べるために持ち帰るのですね。この絵が描かれた当時、ジャガイモはパンを食べられない貧しい人々の主食でした。
祈祷文は次のとおりです。
「主のみ使いのお告げを受けて、
マリアは聖霊によって神の御子を宿された。
<アヴェ・マリアの祈り>
アヴェ、マリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母聖マリア、
わたしたち罪びとのために、
今も、死を迎える時も、お祈りください。
アーメン。
わたしは主のはしため、
おことばどおりになりますように。
(引き続き<アヴェ・マリアの祈り>を唱えます。)
みことばは人となり、
わたしたちのうちに住まわれた。
(引き続き<アヴェ・マリアの祈り>を唱えます。)
神の母聖マリア、わたしたちのために祈ってください。
キリストの約束にかなうものとなりますように。
(引き続き<アヴェ・マリアの祈り>を唱えます。)
祈願
神よ、み使いのお告げによって、御子が人となられたことを知ったわたしたちが、キリストの受難と十字架をとおして、復活の栄光に達することができるよう、恵みを注いでください。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。 」
以上です。
そこで、実際は次のようにお祈りします。
先唱:「主のみ使いのお告げを受けて、」
信徒:「マリアは聖霊によって神の御子を宿された。」
先唱:「アヴェ、マリア、恵みに満ちた方、主はあなたとともにおられます。あなたは女のうちで祝福され、ご胎内の御子イエスも祝福されています。」
信徒:「神の母聖マリア、わたしたち罪びとのために、今も、死を迎える時も、お祈りください。アーメン。」
先唱:「わたしは主のはしため、」
信徒:「おことばどおりになりますように。」
(引き続き、上記の<アヴェ・マリアの祈り>の前半部分を先唱 → 後半部分を信徒の順で唱えます。)
先唱:「みことばは人となり、」
信徒:「わたしたちのうちに住まわれた。」
(引き続き、上記の<アヴェ・マリアの祈り>を先唱 → 信徒の順で唱えます。)
先唱:「神の母聖マリア、わたしたちのために祈ってください。」
信徒:「キリストの約束にかなうものとなりますように。」
(引き続き、上記の<アヴェ・マリアの祈り>を先唱 → 信徒の順で唱えます。)
<祈願>
先唱:「神よ、み使いのお告げによって、御子が人となられたことを知ったわたしたちが、キリストの受難と十字架をとおして、復活の栄光に達することができるよう、恵みを注いでください。わたしたちの主イエス・キリストによって。
一同:「アーメン。 」
以上です。