職場のデスク:その121(プレゼピオ) [職場のデスク&カウンター]

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写真は“プレゼピオ”です。先ほど課のカウンター上に飾りました。2年前からこの時期になると勤務先のカウンターに飾っています。プレゼピオは、欧米、特にヨーロッパのキリスト教圏では当たり前のクリスマス飾りですし、日本でもキリスト教会や信徒の自宅では普通に飾りますが、日本では一般的にまだまだ珍しいクリスマス飾りですね。これは聖書に書いてあるイエス・キリストがお生まれになった場面を人形で再現したジオラマですね。「降誕」に関する詳細は、このブログの「降誕祭、待降節そして降誕節のお話し(キリスト教用語)201.11.29」https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2019-11-29 をご覧下さい。なお、プレゼピオのことを日本では「降誕(こうたん)セット」とも言います。
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写真左から説明しますと、天使のお告げを聞いてやって来た子羊を連れた羊飼い達3人、その右側には母親のマリア、その右側に天使、天使の前には「飼い葉桶(かいばおけ)」、その右側に父親であるヨセフ、その右側に東方の3人の博士(占星術の学者)がいます。3人の博士は、黒人、白人と黄色人になっています。見えませんが奥の方に牛とロバがいます。
ところで、生まれたばかりの赤ちゃんのイエス・キリストは飼い葉桶にはいません!なぜでしょうか?そうです!それはまだお生まれになっていないからですね!お生まれになる12月25日になってすぐの夜中に飼い葉桶に寝かせます。この習慣はプレゼピオが飾る世界各国どこでも同じですね。私の職場である学内関係者に限り、来月12月25日(水)17時まで飾っておりますので、是非ご覧になってくださいね!お待ち申し上げております!
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【飼い葉桶】
牛や馬などの家畜のエサを入れる桶のこと。
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クリスマス特集2019:その2「クリスマス・リース」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今年もこのブログに「クリスマス特集」を掲載する季節になりました。数年前からこの時期の恒例となっていますが、昨年の掲載記事を一部加筆・修正して今年も掲載させていただきます。その1の「クリスマス・マーケット(2019.12.1に掲載)」に引き続き、その2は「クリスマス・リース」のお話しです。

リース(英語:wreath)は、花や葉などで作られた装飾用の輪のことで、特に、室内の壁や家のドアなどに飾られる装飾物として使われています。果物で作られる場合もあるそうですよ。テーブルに置かれる場合や冠や髪飾りのように身につける場合もあります。通常は常緑樹の小枝などで作られることが多く、クリスマス・リースとしては、松ぼっくりや赤いリボン結び、ツリーと同じ飾り(オーナメント)で飾られることが多いようですね。キリスト教信徒の家庭や教会では、クリスマスまでの数日のために、ローソク4、5本を使用した「アドベント(待降節)リース」が飾られることもあります。特に、クリスマスに飾られるクリスマス・リースは代表例ですね。自分だけのオリジナルがいいですね。

リースは、ローマ帝国の時代のローマ人によって祭事の際の冠として身につけられました。主に女性に使われ、男性は冠として使用しました。威信の象徴であり、花や枝、つる、中でも月桂樹の葉などで作られたものが絵画などに描かれていますね。結婚式など特別な行事の際によく使われたようです。健康の女神ストレニアにちなんで「ストレナエ」と呼ばれ、これがクリスマス・リースにつながっていったそうです。元々、北米で見られたもので、映画の影響からあちこちに広まっていったという説もあります。

写真は、今年もわが家の玄関の扉を飾っている3代目のクリスマス・リースです………妻にはとっても好評です!ヾ(^v^)k
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写真は、先代(2代目)のクリスマス・リースです………娘には好評でしたが、真紅のケバケバしさが妻にはとっても不評でした(; ̄O ̄)
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