教会日記2023.12.28(カトリック成城・聖タデオ教会「幼児殉教者の祝日のミサ」木曜日) [教会日記]

今日から仕事は年末年始の休業に入って1月4日(木)までお休みですが、カトリック成城・聖タデオ教会で7時から「幼児殉教者の祝日のミサ」に与りました。ネクタイ&スーツ姿からジーンズ姿へ変身です!いや~いいですね~ラフな格好は大好きです!本当は体育の教師になりたかったのです。理由は「一日の大半をジャージ(運動着)姿で過ごせる」からですね〜(*^▽^*) 本当はネクタイ&スーツは大嫌いなんです。

ところで、体育の教師のことですが、私が卒業した国士舘大学文学部教育学科倫理学専攻第13期生(昭和56度卒)は50人ほどいましたが、当時は在学4年間で、中学社会一級と高校社会二級の教員免許が取れました。他に体育特別講義を履修した者は、中高の体育の教員免許、初等教育特別講義を履修した者は、幼稚園と小学校の教員免許を取ることができました。国士舘大学には体育学部や文学部教育学科に初等教育専攻がありますが、当時は、他学部・他学科の学生でも特別講義を履修して教員免許を取ることができました(現在はありません)。ですから、倫理学専攻卒業生の同窓会では、小学校、中学校や高校の教員、校長や教頭、教育委員会の指導主事など教育関係者ばかりです………ということで、私は教員志望で国士舘大学に進学したのですが、専攻の論文指導教授から大学職員を勧められて大学職員になったのでした(^◇^)
◯聖母マリア様のご像です。百合の花がキレイですね。百合は聖母マリア様の象徴です。
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ミサでは、「幼児殉教者」の祝日をお祈りしました。
そして、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と、まず主を讃えて祈り、
次に、
「今日も清々しい一日を迎えさせていただき、
主の慈しみとご聖体を拝領させていただいたことに感謝申し上げます。」
と、主に感謝しました。

そして、
「天におられる私たちの父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私たちの主イエス・キリストによって。
アーメン」
と、主により頼む祈りを捧げ、

そして、
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」
と、主に私が福音宣教に派遣されることを祈りました。

終わりに、
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
と、『大天使聖ミカエルへの祈り』を祈りました。
今日も清々しい一日を迎えています!
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「幼児殉教者」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日12月28日は、「幼児殉教者」の祝日です。
この幼児殉教者(幼児虐殺)は、新約聖書の『マタイによる福音書』の第2章・第16節~第18節に記載されているエピソードです。“新たにユダヤ人の王となる子”(イエス・キリストのこと)がベツレヘム(ベトレヘム)に生まれたと聞いて怯えたユダヤの支配者ヘロデ大王が、ベツレヘムで2歳以下の男児を全て殺害させた出来事のことです。
◯イタリアの中世後期の画家ジョット・ディ・ボンドーネ(イタリア:1267年頃~1337年)作の「幼児虐殺」です。1304年ごろの作です。
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新約聖書には、次のとおり記載されています。
◯新約聖書:マタイによる福音書・第2章・第1~18節
<博士たちの来訪>
「イエスがヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになったとき、東方の博士たちがエルサレムにやって来て、言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。私たちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」
これを聞いて、ヘロデ王は不安を抱いた。エルサレムの人々も皆、同様であった。王は祭司長たちや民の律法学者たちを皆集めて、メシアはどこに生まれることになっているのかと問いただした。彼らは王に言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者がこう書いています。
『ユダの地、ベツレヘムよ、
あなたはユダの指導者たちの中で、
決して最も小さなものではない。
あなたから一人の指導者が現れ、
私の民イスラエルの牧者となるからである。』」
そこで、ヘロデは博士たちをひそかに呼び寄せ、星の現れた時期を確かめた。そして、こう言ってベツレヘムへ送り出した。「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。私も行って拝むから。」
彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子がいる場所の上に止まった。博士たちはその星を見て喜びに溢れた。
家に入ってみると、幼子が母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。 」
『聖書協会共同訳聖書』から
<エジプトへの避難>
さて、博士たちが立ち去ると、夢の中で主の使いがヨセフに現れて言った。「起きよ。幼子とその母を連れて、エジプトに逃げよ。そして、わたしが告げるまで、そこに留まれ。ヘロデが幼子を探し出して、殺そうとしている」。ヨセフは起きて、夜のうちに幼子とその母とを連れてエジプトへ逃れ、ヘロデが死ぬまでそこに留まった。これは主が預言者を通して「わたしはわが子をエジプトから呼び出した」と仰せになったことが成就するためである。
『原文校訂による口語訳フランシスコ会聖書研究所訳注聖書』から
<ヘロデによる幼児殺害>
さて、ヘロデは博士たちに欺かれたと知って、非常に怒った。そして人を遣わし、博士たちから確かめた時に基づいて、ベツレヘムとその地方一帯にいる、二歳以下の男の子をことごとく殺させた。こうして、預言者エレミヤを通して言われたことが成就した。預言者はこう言っている。
「ラマで声が聞こえた。
大きな嘆きと悲しみが。
ラケルは子らのために泣き、
慰めを受けつけようともしない。
もはや子らがいないから」。
『原文校訂による口語訳フランシスコ会聖書研究所訳注聖書』から
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