教会日記2023.3.23(カトリック成城・聖タデオ教会「四旬節第四木曜日のミサ」木曜日) [教会日記]

今朝は、出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城・聖タデオ教会での早朝7時からの「四旬節第四木曜日のミサ」に与りました。早いもので、3月も下旬となりました。4月から新年の令和5年度が始まります。職場では、令和元年からこの4年間、財務部長と経理課長を兼務してきましたが、4月から経理課長補佐が経理課長に昇格しますので、やっと財務部長だけとなります。定年退職まであと1年、最後のご奉公です。頑張ります!

ミサでは、まず主を讃える祈りです。
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と祈り、
そして、主に感謝です。
「今日も清々しい朝を迎えさせていただき、
主の慈しみとご聖体を拝領させていただいたことに感謝申し上げます。」

次に、主により頼む祈りです。
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
と祈り、

そして、主に派遣の祈りです。
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」
と祈り、

終わりに、『大天使聖ミカエルへの祈り』です。
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
と祈りました。
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『カトリック教会のカテキズム』のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日ご紹介する『カトリック教会のカテキズム』は、ヨハネ・パウロ2世教皇によって公布された、ローマ・カトリック教会とローマに連なる21の東方典礼カトリック教会の教理(教え)の、公式な説明書です。1992年にフランス語版が発行され、英語を含む他の多くの言語に訳されています。最初のフランス語版が幾つかの点で修正されて、1997年にラテン語規範版が発行され、これが日本語に翻訳されて2002年7月4日にカトリック中央協議会から出版されました。その後、2005年には、『カトリック教会のカテキズム』の「忠実かつ確実な要約」として『カトリック教会のカテキズム 要約(コンペンディウム)』が、ベネディクト16世教皇によって公布され、日本語版も2010年に出版されています。要理教育書は、他にもカトリック中央協議会から『カトリック教会の教え』があります。こちらは、カトリック教会の洗礼をうけている成人信徒を主たる対象として編纂されています。
◯『カトリック教会のカテキズム』です。デカい!重い!の二重奏です( ̄▽ ̄;) 持ち運びに苦労します!
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訳者:日本カトリック司教協議会教理委員会
出版:カトリック中央協議会
発行:2002年7月4日
容量‏:872ページ
価格:3,960円(税込)

◯『カトリック教会のカテキズム 要約(コンペンディウム)』です。原タイトルは、「CATECHISMO DELLA CHIESA CATTOLICA Compendio」です。こちらは、持ち運びに便利ですね。
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カテキズムは、次の写真のページのとおり、昔から問答形式になっているのが特徴です。
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編者:日本カトリック司教協議会常任司教委員会
出版:カトリック中央協議会
発行:2010年1月22日
容量:350ページ(B6判)
価格:1,320円(税込)

◯『カトリック教会の教え』です。こちらは、日本カトリック司教団公認の新要理書で、カトリック教会の洗礼を受けている成人信徒を主たる対象として編纂されています。
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編者:カトリック中央協議会
出版:カトリック中央協議会
発行:2003年4月1日
容量:354ページ(A5判)
価格:2,750円(税込)

「カテキズム(要理教育)」は、古代キリスト教の教父(きょうふ)たちの時代から書かれてきた「問答形式で示される教義の要約」と定義されてきたという経緯があり、初めは口伝だったものが、後に書物(要理書)として書かれるようになり、16世紀の宗教改革以降に全世界のカトリック教会に広まりました。第2バチカン公会議以前まで日本のカトリック教会で使われていた『公教要理』も、これらの教理問答書を基にしたものでした。

その後、第2バチカン公会議で要理教育についての考え方が新たになり、それまで子供と洗礼志願者だけを対象としていたものが、大人の信者も要理の勉強をしなければならないと考えられるようになりました。ヨハネ・パウロ2世教皇は、1986年に教皇庁教理省長官で神学者でもあるヨゼフ・ラッツィンガー枢機卿(後のベネディクト16世教皇)を責任者とする12名の枢機卿と司教を任命して、カテキズムの草案作成を委託したのでした。

こうして作られた草案は、全世界の司教協議会などから意見を求めて修正が加えられ、7年後の1992年にフランス語版の『カトリック教会のカテキズム』が発行されました。教皇は、これを「信仰の生きた源泉によって要理教育(カテキズム)を刷新するための参考書」と呼んだそうです。その後、修正され1997年にラテン語規範版が発行され、これが日本語に翻訳されて2002年7月4日にカトリック中央協議会から出版されたのでした。

それにしても、現代版のカテキズムが整理され、世界に普及したのはそれほど昔のことではありません。洗礼を受ける前の入門講座を受講している時に『カトリック教会のカテキズム 要約(コンペンディウム)』を何回か読み、その後は、『カトリック教会のカテキズム』を教理に関係するところを調べるために、必要な項目についてところどころ読んできただけです。しかし、最初から最後までは正直なところ読んでいません( ̄▽ ̄;)

これではダメですね!教理を勉強し直しです。これからは毎日「カテキズム5項目」を読むことを習慣づけることにしました。すでに聖書は「毎日1章」を読むことを習慣づけていますから、これからはカテキズムも毎日就寝前に本気を出して読み、休日は集中して読みます。誰も言ってくれませんから自分で言いますが、これでも敬虔なクリスチャンなのです(⌒-⌒; ) まずは、洗礼を受けたころの初心に帰り、祈りと善き行いに励みます!
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