教会日記2023.2.11(カトリック八王子教会「主日のミサ」土曜日) [教会日記]

今日は、カトリック八王子教会での18時からの「主日のミサ」に与らせていただきました。先日の日曜日の早朝7時からの主日のミサに与らせていただき、今週2回目となりました。やはり、八王子教会は自宅から一番近い教会ですね。来年の3月に定年退職しますが、再就職先が遠くなければ八王子教会にお世話になりたいくらいです。
さて、昨日の積雪も今日の暖かさで、日陰を除いて随分と溶けてなくなりましたね。昼間は暑いくらいでした。明日は一段と暖かくなるようですよ。

ミサでは、まず、主を讃えるお祈りです。
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と祈りました。
そして、主に感謝です。
「今日も新しい一日迎えさせていただき、ご聖体を拝領させていただいたことを感謝申し上げます。」

次に、主により頼むお祈りです。
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
と祈りました。

次に、派遣のお祈りです。
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」
と祈りました。

終わりに、『大天使聖ミカエルへの祈り』です。
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
と祈りました。
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今日の日記2023.2.11(降雪→快晴!) [日記]

今日は、昨日の降雪から一転して快晴となりました!窓を閉めていると、日差しがキツく温室のようになって暑くてしかたありません(⌒-⌒; ) 窓を開けて丁度いいくらいです。写真は、自宅2階の私の部屋から撮影した午前10時の風景です。下の写真は、2階ベランダから撮影しました。目の前に相原名物の欅(けやき)の巨木とJR横浜線相原駅があり、遠くの山々がキレイに見えますね!
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「第31回世界病者の日」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日2月11日は、「第31回世界病者の日」です。
これは、ヨハネ・パウロ2世教皇によって定められました。ヨハネ・パウロ2世教皇は、世界旅行の際にも、一般謁見の際にも、常に、病者の方々と会うことを最優先なさっていました。こうした、教皇だからこそ、「世界病者の日」をお決めになられたのでしょう。教皇は、1985年、教皇庁に「教皇庁医療使徒職評議会」という新評議会を設置し、1993年から、2月11日、<ルルドの聖母>の祝日に「世界病者の日」を記念するようになりました。
この日は、全世界の病気で苦しんでいる方に、ふさわしい援助の手がさしのべられるように祈るとともに、病気の人自身が、苦しみの意味をよく受け止めることができるように奨められています。また、教会関係者のみでなく、一般の医療機関にも訴えるようにも奨められています。
◯フランシスコ教皇の「2023年『第31回世界病者の日』教皇メッセージ(2023.1.10)」は、カトリック中央協議会の次のページをご覧いただき、長文ですが是非お読みください。
https://www.cbcj.catholic.jp/2023/01/24/26328/

◯『病者のための祈り』
病気をしている方のために祈る祈祷文です。このブログに4回目の掲載となります。
病気で苦しんでいる方のために心を込めて祈りましょう。
「恵み豊かな神よ、
私たちの生涯はあなたの手によって導かれています。
御子(おんこ)イエスは、
私たちの苦しみを負い、
悲しみを担ってくださいました。
病の床にある兄弟(姉妹)◯◯◯◯さんのために祈ります。
苦しみの中で、キリストと共に十字架を負う人を、
キリストの力によって強めてください。
あなたの恵みによって健康を回復し、
(教会の集いの中で)心からの感謝をささげることができますように。
私たちの主イエス・キリストによって。
アーメン。」

病気をしているご本人のお祈りは次のとおりです。
「神よ、
私は心をこめて祈ります。
病気で苦しむ私に目をとめ、
不安と孤独と失望に沈む時も、
私を支えてください。
病気を試練として受けとめ、
それに耐えさせてください。
私は苦しみをキリストの十字架に合わせ、
私自身と人々の罪を償います。
多くの病人を癒したキリストよ。
私の上に、
あなたのいつくしみ深い御手(みて)を差し伸べてください。
私たちの主イエス・キリストによって。

◯『新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り』
〈カトリック東京大司教区ホームページから〉
日本カトリック司教協議会より、「新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り」が、4月3日(金)に発表されました。日々の祈りの中で唱えていただければと思います。
「いつくしみ深い神よ、
新型コロナウイルスの感染拡大によって、
今、大きな困難の中にある世界を顧みてください。
病に苦しむ人に必要な医療が施され、
感染の終息に向けて取り組むすべての人、
医療従事者、病者に寄り添う人の健康が守られますように。
亡くなった人が永遠のみ国に迎え入れられ、
尽きることのない安らぎに満たされますように。
不安と混乱に直面しているすべての人に、
支援の手が差し伸べられますように。
希望の源である神よ、
わたしたちが感染拡大を防ぐための犠牲を惜しまず、
世界のすべての人と助け合って、
この危機を乗り越えることができるようお導きください。
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
希望と慰めのよりどころである聖マリア、
苦難のうちにあるわたしたちのためにお祈りください。」
(2020年4月3日 日本カトリック司教協議会認可)
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「ルルドの聖母」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日2月11日は、「ルルドの聖母」の記念日です。
ルルドとは、フランスのオクシタニー地域圏・オート=ピレネー県にあるルルドという地名で、聖母とは、14歳の少女ベルナデッタ・スビルーにご出現された聖母マリア様のことです。1858年2月11日、村の14歳の少女ベルナデッタ・スビルーが、郊外のマッサビエルの洞窟のそばで薪拾いをしているときに初めて聖母マリアが出現したといわれています。ベルナデッタは当初、聖母マリア様とは思っていませんでしたが、ご出現の噂が広まるにつれ、その姿かたちから聖母マリア様であると噂されていました。
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フランス最南部のルルドにある「ロザリオ聖堂」と「無原罪のお宿り聖堂」です。
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次の写真は、私が所属するカトリック成城・聖タデオ教会の庭にある「ルルドの聖母」です。マッサビエルの洞窟の辺りに聖母マリア様が出現した風景を再現したものですが、世界各国の多くのカトリック教会の庭などにあります。(聖母像だけの教会もあります。)
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私の自室の祭壇横にある「ルルドの聖母マリア像」です。
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聖母マリア様のご出現は、当然ながら教会関係者はじめ多くの人々から疑いの目を持って見られていましたが、神父がベルナデッタにその女性の名前を聞いて来るように命じると、「無原罪の御宿り」であると告げられたそうです。これによって当初は懐疑的だった神父も周囲の人々も聖母の出現を信じるようになりました。「無原罪の御宿り」がカトリックの教義として公認されたのは聖母出現の4年前の1854年のことです。
以後、聖母がベルナデッタの前に18回にもわたって姿を現したといわれ評判になりました。1864年には聖母があらわれたという場所に聖母像が建てられ、この話はすぐにヨーロッパ中に広まったため、はじめに建てられていた小さな聖堂はやがて巡礼者でにぎわう大聖堂になりました。

ベルナデット自身は聖母の出現について積極的に語ることを好まず、1866年にヌヴェール愛徳修道会の修道院に入ってシスター・マリー・ベルナールとなり、外界から遮断された静かな一生を送りました。ベルナデットは自分の見たものが聖母マリアであったことをはっきりと認めていました。例えば1858年7月16日の最後の出現の後のコメントでも「私は、聖母マリア様を見るだけでした。」とはっきり述べています。
1925年にベルナデットが列福され、1933年12月8日、ローマ教皇ピウス11世によって列聖されました。その後もベルナデットによって発見された泉の水によって不治と思われた病が治癒する奇跡が続々と起こり、鉄道など交通路の整備と相まって、ルルドはカトリック最大の巡礼地になり今日に至っています。

『ルルドの聖母への祈り』
「ああ汚れなき乙女マリア、あわれみの御母よ、
あなたは罪人のよりどころ、病人の癒し、苦しむ者の慰めです。
あなたは私が求めるもの、問題、苦しみをご存知です。
あなたはルルドの洞窟の御出現によって、
そこを特別な聖域とされ全世界からの人々の流れに恩恵を与えられました。
数年にわたり数多くの苦しむものは彼らの弱さに、
また魂、精神、身体に治癒を得させて下さいました。
そうして私はあなたの母としてのとりなしを願うために、
限りなき信頼を持ちみ元に進みます。
ああ愛する御母よ、私の願いを聞き入れ得させて下さい。
あなたの愛への感謝を通してあなたの徳にならうように努め、
私がいつの日かあなたの栄光を分かち合って頂けますように。
アーメン」
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