渡辺和子シスターのことば(第10日目) [キリスト者(クリスチャン)]

「私たちは、とかく自分本位になりがちで、共感する前に自己主張をしがちです。相手が感じていることを、そのまま受けとめてあげる前に「私だって」とか、「私なら」と比較してしまいがちになります。相手に共感することが、相手への真の優しさとなります。」

渡辺和子シスターのことは、「渡辺和子シスターのことば(第1日目)2019.12.26」をご覧下さい。
相手の境遇なりに“思い遣る”ことは、いとも簡単にできそうだと思うのですが、本当に相手の想いのレベルに達するには、“私なら”などの自分との比較において考えてはダメですね。「相手に共感することが、相手への真の優しさ。」と渡辺氏は説いておられます。「共感」ですね。言い換えれば、まず相手に「真心」を持つことだと思います。私は“真の優しさ”とは相手への真心だと確信しています。
真心には嘘や裏がありません。常に誠実であり真実です。それは闇ではなく光です。人を喜ばせる希望です。つまり「愛」ですね。人への愛です。この愛をなくしては、共感はできないと思います。愛が人を優しくさせるのですね。
ちなみに、「愛」は、心という字が真ん中にあるから“真心(まごころ)!”、でも「恋」は、心という字が下にあるから“下心(したごころ)!”……納得の一言でした!
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