教会日記その二2019.8.15(カトリック町田教会「聖母の被昇天ミサ」木曜日) [教会日記]

今夜は、私の所属するカトリック町田教会で、19時30分から「聖母の被昇天ミサ(第2回目のミサ)」に与りました。今朝9時には北区赤羽にあるカトリック赤羽教会で「聖母の被昇天ミサ(第1回目のミサ)」に与っています。
左側の写真は聖堂の外にある聖母像です。今日はお花で飾られています!右側は祭壇前の聖母マリア様のイコン画です。
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ミサでは、「聖母の被昇天」の記念をお祝いしてお祈りを捧げました。そして、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、妻の母親の病が癒やされますように、同僚の病が癒されますように、お二人の心に平安が訪れますように、また、同僚のお嬢さんの病が完治しますようにと、心を込めてお祈りしました。
今日も感謝の一日でした。
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教会日記2019.8.15(カトリック赤羽教会「聖母の被昇天ミサ」木曜日) [教会日記]

今朝は、北区赤羽にあるカトリック赤羽教会の9時からの「聖母の被昇天のミサ」に与ってきました。赤羽教会は、昨日記念日だった聖マキシミリアノ・マリア・コルベ司祭殉教者が入っていた修道会の「コンベンツアル聖フランシスコ修道会」の修道司祭によって司牧されている教会です。赤羽教会は、2018年8月15日の「聖母の被昇天」以来、1年振り(昨日も含め)3回目の訪問となります。今朝、このブログに先に掲載した記事にも書きましたが、今日は「聖母マリアの被昇天」の記念日です。この赤羽教会の献堂名が「被昇天の聖母」ですから、今日の記念日にピッタリですね。

教会の外観と聖堂内の写真は、昨日の「聖マキシミリアノ・マリア・コルベ司祭殉教者ミサ」に与った時に撮影したものをこのブログに掲載しましたが、祭壇画の「被昇天の聖母」は初めて掲載いたしました。とっても美しいですね〜。
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ミサに入る前に、信徒全員で赤羽教会独自のお祈りをし、続いて「東日本大震災被災者のための祈り」、「アヴェ・マリアの祈り」を3回唱え、そして「お告げの祈り」をお祈りしました。そしてミサに入ったのですが、昨年と同様に「あわれみの賛歌(キリエ)」がラテン語で唱えられ(歌われ)、続いて「栄光の賛歌(グローリア)」もラテン語、途中にある「感謝の賛歌(サンクトゥス)」もラテン語、終わりの方にある「平和の賛歌(アニュス・デイ)」もラテン語でした。ミサ中の唱える(歌われる)ほとんどは、典礼聖歌集ではなくカトリック聖歌集からでした。赤羽教会の信徒の皆さんはレベル高い!また、聖歌隊がとっても上手いというか、皆さん美声です!とても美しい歌声でした!
ミサでは、「聖母の被昇天」の記念をお祈りし、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の神よ、
御名(みな)讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、妻の母親の病が癒やされますように、同僚の病が癒されますように、お二人の心に平安が訪れますように、また、同僚のお嬢さんの病が完治しますようにと、心を込めてお祈りしました。
今夜は、私の所属する町田教会で19時30分から「聖母マリアの被昇天のミサ」に与ります!
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「聖母の被昇天」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日8月15日は、「聖母の被昇天」の記念日です。このブログの2018年8月15日に掲載したものをそのまま再掲載いたします。キリスト教カトリック教会の記念日(8月15日)に「聖母の被昇天(ひしょうてん)」があります。これは、「聖母マリア様が、霊魂も肉体もともに天に上げられた。」というカトリック教会の教義で、1950年11月1日に、ローマ教皇ピオ十二世(在位1939~1958)が、処女聖マリアの被昇天の教義を荘厳に公布したことにより制定されました。

教義が制定される以前、教皇レオ十三世(在位1878~1903)の命令で、検邪聖省(現在の教理省)の記録庫に多くの請願が特別に集積され、また、第一バチカン公会議(1869~1870)において、204名の教父が聖母の被昇天を決定するように提案し、1921~1937年に「被昇天の定義促進運動」が盛んになった背景があります。それほど古くはないですね。
教皇ピオ十二世は次のように宣言しています。「我々の主イエズス(イエス)・キリストの権威と、使徒聖ペトロと聖パウロの権威、および私の権威により、無原罪の神の母、終生処女であるマリアが地上の生活を終わった後、肉身と霊魂とともに天の栄光にあげられたことは、神によって啓示された真理であると宣言し布告し定義する。」との力強い宣言です。

これは「おめでとう、恵まれたかた」(新約聖書:ルカによる福音書・第1章・第28節)と神の使いからのあいさつを受け、神が共におられるという恵みに満ちたものであるが故に、その生涯においてキリストと最も深く結ばれ、死後においてもキリストの復活と栄光にあずかっていることを意味します。つまりマリアは復活の恵みを受け、キリストを通しての神における人間の完成に到達したことを確信をもって宣言しているのです。
聖書の中で、聖母の被昇天については直接記されていませんが、カトリック教会では何世紀にもわたって伝達されてきた「聖伝(伝承)」を聖書とともに大切にしてきました。この聖母の被昇天の教義も神から啓示された伝承の一部分であることをかつての司教たちが一致して認めており、ピオ十二世が公に教会の教義であることを公布することにより、聖母マリアが神の母であることを特に強調しています。重要なことです。
ルーベンス作の「聖母の被昇天」です(1630年)。
ドイツ・デュッセルドルフにあるクンストパラスト美術館所蔵です。
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この毎年8月15日は、聖母マリア様の祝日であることについて、歴史的に次のように言われています。5世紀のエルサレムでこの日に祝われていた神の母マリアの記念は、6世紀には、マリアの死去の日として東方教会(中東・ギリシャ・アナトリア・東ヨーロッパに広がり、成長したキリスト教諸教派(正教会、東方諸教会)の総称のこと。)で祝われるようになりました。この死去は、聖母マリア様が天に召された(帰天)ことと永遠の命のうちに誕生したことを記念されていたようです。これも重要なことです。

やがて7世紀半ばに西方教会にも受け継がれ、教皇セルジオ一世(在位687~701)は、徹夜祭やハドリアヌス教会からサンタ・マリア・マジョーレ教会までの行列などで盛大に祝っています。マリアの被昇天の名で知られるようになったのは、8世紀末になってからです。こうして1950年のピオ十二世の教義宣言に至るまで聖母マリアへの信心の深まりと同時に、次第にこの日を特別な日として祝うようになりました。聖母の被昇天への信仰は、聖母マリア様だけが特別な存在だと言うのではありません。

キリストによる救いに与る人達の象徴として、信じるすべての人達の救いへの希望を表現するものです。ミサの集会祈願はこのことを教えます。「全能永遠の神よ、あなたは、御ひとり子の母、汚れのないおとめマリアを、からだも魂も、ともに天の栄光に上げられました。信じる民がいつも天の国を求め、聖母とともに永遠の喜びに入ることができますように」とお祈りするのです。(カトリック中央協議会のホームページから引用・一部加筆)・このブログの「聖母マリアのお話し2016.5.7」をご参照ください。
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