教会日記2019.8.26(カトリック成城教会「平日のミサ」月曜日) [教会日記]

今日は、出勤前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城教会の7時からの平日のミサに与りました。ここ3日は、朝夕は少し涼しくなりましたね。今日も清々しい朝を迎えています!

6時50分から「お告げの祈り」をお祈りし、7時からのミサでは、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の神よ、
御名(みな)讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、妻の母親の病が癒やされますように、同僚の病が癒されますように、お二人の心に平安が訪れますように、また、同僚のお嬢さんの病が完治しますようにと、心を込めてお祈りしました。
さぁ、これから仕事です!
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『教会の祈り 新しい聖務日課』のお話し [祈り]

カトリック中央協議会出版の『教会の祈り 新しい聖務日課』です。このブログの2017年8月15日に掲載した記事を一部加筆・修正して再掲載いたします。
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聖務日課(せいむにっか)とは、カトリック教会で用いられる祈祷(祈祷書)のことです。「第2バチカン公会議」までは全世界でラテン語で唱えられており、聖職者(司祭等)や修道者などが日課(朝、昼、晩)としてのお祈りに用いるものという位置づけでしたが、典礼改革によってすべての信徒のための祈りとするように改められ、各国語に翻訳されて用いられています。日本では『教会の祈り 新しい聖務日課』としてカトリック中央協議会から出版されています。

〈聖務日課改革の概要〉
第2バチカン公会議文章である『典礼憲章』の第四章で、「聖務日課」に関する規定があります。これによれば、聖務日課は「古来のキリスト教伝統によって、神への賛美を通して昼夜の全過程が奉献される」ことになっており、この本来の目的を踏まえ、煩雑だった時課を整理して賛歌を「朝の祈り」とし、晩課を「夕の祈り」としてこの2つを主要時課とし、朝課を「読書課」としていつでもとなえることができるように変更されました。さらに終課を「寝る前の祈り」とし、一時課を廃止、三時課、六時課、九時課は任意で1つを選んでも良いものとされました。さらに聖務日課で唱えられる詩篇および聖書朗読の箇所、読書の内容を典礼暦を元に再配分した上で、より多くの人の祈りとするために、使用される言語をラテン語だけでなく、各言語に拡大されました。

同じカトリック教会でも聖務日課のお祈りをするところとしないところがあります。私が訪問した教会では、田園調布教会、初台教会、小金井教会及び熱田教会など、修道会(修道院)と一緒になっている教会は、平日(朝)のミサの20分~30分前に(あるいはミサが終わってから)お祈りしています。私は、聖務日課に馴染みがなかったものですから、前述した教会を訪問すると、皆さんについていくのが精一杯?いや、ついていけなくて、同じカトリックの信徒とし恥ずかしい思いをしていました。
だったら「聖務日課に馴染んじゃえばいいじゃん!」と思い、2017年8月に『教会の祈り 新しい聖務日課』を購入しました。それから、1480ページもある『教会の祈り(聖務日課)」の朝の祈り、晩の祈りなどと格闘する日々が続いたのですが、お祈りするページの順序が分からずじまいで、一ヶ月も続かずに早々に挫折したのでした(; ̄O ̄)

あれから2年が経ち、このままでは、<不肖、回心した善良な罪人(つみびと)>としてのプライドが許さない!と思い、この8月に4日間だけですが、カトリック田園調布教会での早朝ミサにお伺いしてお教えいただきました。まだ完璧ではありませんし、毎日ではありませんが、やっと自分で(自宅で)お祈りできるようになりました。ご指導いただきました田園調布教会のご親切な信徒の方に感謝感謝です!
聖務日課を行う教会には常備されていますが、私は持参しています!
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聖務日課の祈りの中心は、旧約聖書の詩篇を唱えることにあります。各時課によって違いはありますが、聖務日課の基本的な祈り方は以下のとおりです。
1.初めの祈り(P3)
司)「神よ、わたしの口を開いてください。」
※司祭の言葉に合わせて、口元で十字を切ります。
答)「わたしは、あなたに賛美をささげます。」
2.交唱(P4~P15、P8前後の詩編100、24,95)
※上記の詩編を先唱者が唱えます。
3.第一唱和、第二唱和、第三唱和
4.神の言葉
5.答唱
6.福音の歌(朝の祈り:「ザカリアの歌」)
※「神をほめたたえよ」で十字を切ります。
ザカリアの歌(ベネディクトゥス・ドミヌス・デウス、ルカによる福音書・第1章・第68~第79節、朝の祈りに唱える)、マリアの歌(マニフィカト、ルカによる福音書・第1章・第46〜第55節、夕の祈りに唱える)、シメオンの歌(ヌンク・ディミティス、ルカによる福音書・第2章・第29~第32節、寝る前の祈りに唱える)
7.共同祈願(朝の祈り、夕の祈りのみ)
8.主の祈り(朝の祈り、夕の祈りのみ)
9.結び(派遣の祝福)
以上ですが、記念日、祝日、及び祭日や季節(待降節、降誕節、四旬節及び復活節)では違いがあります。聖務日課の詩篇は全体が一定の分量で区切られており、祈りを捧げるものが交代で唱えることができるスタイルになっています。

◯『教会の祈り 新しい聖務日課』
1973年初版・2016.11.30第21版
日本カトリック司教協議会認可
編集 日本カトリック典礼委員会
発行 カトリック中央協議会
1480ページ・5200円+税
東急ハンズでブックカバーを購入しました。上にのっているのは、田園調布教会のご親切な信徒の方からいただいた聖務日課のお祈りの手順を書いた紙をラミネートしたものです。ご丁寧にご指導いただき、ありがとうございました。感謝申し上げます。
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◯『教会の祈り 日々の手引き 2019年度』(別売)
カトリック中央協議会・190円+税
その日のお祈り(朝、昼及び夜)の箇所などが、何ページに掲載されているかが分かる手引書です。毎年発行されていますから、次年度のものを10月ごろに購入するとよいでしょう。ドン・ボスコ社や女子パウロ会のオンラインショップからも購入できます。
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