教会日記2019.8.1(カトリック成城教会「平日のミサ」木曜日) [教会日記]

今朝は、出勤前に通勤経路を変えて京王相模原線橋本駅から乗車して京王新線初台駅で下車し、カトリック初台教会の6時30分からの平日のミサに与ろうと思ったら………早朝のミサはありませんでした。それは、今日は聖アルフォンソ司教教会博士の記念日で、聖アルフォンソが創立したレデンプトール修道会の日本準管区本部のある初台教会だからということで、10時30分から記念日をお祝いする特別のミサがあるそうです。ちなみに、初台教会の守護聖人は、もちろん聖アルフォンソです。
………ということで、いつもの小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城教会の7時からの平日のミサに与りました。今日から8月ですね。梅雨明けして4日目、連日朝から暑くなっていますが、今朝も清々しい朝を迎えています!

6時50分から「お告げの祈り」をお祈りし、7時からのミサでは、聖アルフォンソ司祭教会博士の記念日をお祝いしてお祈りを捧げました。そして、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の神よ、
御名(みな)讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、妻の母親の病が癒やされますように、同僚の病が癒されますように、お二人の心に平安が訪れますように、そして同僚のお嬢さんの病が癒されますようにと、心を込めてお祈りしてきました。
さぁ、今日もこれから仕事です!
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読書計画『平凡社ライブラリー 中世思想原典集成 精選(全7巻)』のご紹介 [キリスト教と読書]

毎年8月になると「読書計画」を立てることにしています。始めてからもう30年ほどになりますね。8月は比較的時間もあるということで、きちんとした読書計画を立てて教養を高めるための知識の収集に努めます………と書くと、いかにも完遂していたように聞こえますが、実は、途中で頓挫(; ̄O ̄)、計画内容の変更や縮小を余儀なくされたりして、まともに完遂したことはほとんどありませんでした(⌒-⌒;)しかし、昨年の8月は、図書館で仕事関係の勉強が上手く捗った!という経験から、今年は読書計画もうまくいくのではないかと思うのです。ただし、仕事関係の仕事の勉強をしながらということになりますが(⌒-⌒;)

ということで、今年の8月は『平凡社ライブラリー 中世思想原典集成 精選(全7巻)』を読破しょうと意気込んでいます!現在、第6巻まで発刊されていますが、すでに一番に読みたかった私の洗礼名でもあるアウグスティヌスの著作「修道規則」が収録されている第2巻から読み始めました!
中世思想原典集成2.jpg
◯書名:『平凡社ライブラリー 中世思想原典集成 精選2 ラテン教父の系譜』
編集:上智大学中世思想研究所 編訳・監修
発刊:平凡社
出版:2019年1月10日
判型・ページ数・B6変・ 635ページ
定価: 2,400円+税
収録されている著作は次のとおりです。
「殉教者たちへ」 テルトゥリアヌス
「貞操の賜物について」 ノウァティアヌス
「主の祈りについて」 キュプリアヌス
「エクサメロン(天地創造の六日間)」 アンブロシウス
「最初の隠修士パウルスの生」 ヒエロニュムス
「デメトリアスへの手紙」 ベラギウス
「三位一体論」 アウグスティヌス
「修道規則」 アウグスティヌス
「霊的談話集」 ヨハネス・カッシアヌス
「ルフィヌスへの手紙(恩恵と自由意思について)」 アクイタニアのプロスベル
「書簡28」 レオ一世
「三位一体論」 ポエティウス
「対話」 グレゴリウス一世

実は、8年前から読みたかった本があります。それは、上智大学中世思想研究所が編集して平凡社が1992年から2002年にかけて出版した『中世思想原典集成』という全21巻の分厚い単行本です。これは、中世ヨーロッパを中心に、古代から近世までのキリスト教神学、哲学関連書籍お呼び文献を網羅する原典訳叢書です。現在は品切れ・重版未定ということですが、2018年春から『中世思想原典集成(第Ⅱ期)』が刊行開始されました。各巻分厚く読み応えがあろうかと思いますが、持ち運びにままならず、読むか?読まざるか?8年前から思案してるところでした。
◯『中世思想原典集成(全21巻)』
第1巻  初期ギリシア教父
第2巻  盛期ギリシア教父
第3巻  後期ギリシア教父・ビザンティン思想
第4巻  初期ラテン教父
第5巻  後期ラテン教父
第6巻  カロリング・ルネサンス
第7巻  前期スコラ学
第8巻  シャルトル学派
第9巻  サン=ヴィクトル学派
第10巻 修道院神学
第11巻 イスラーム哲学
第12巻 フランシスコ会学派
第13巻 盛期スコラ哲学
第14巻 トマス・アクィナス
第15巻 女性の神秘家
第16巻 ドイツ神秘思想
第17巻 中世末期の神秘思想
第18巻 後期スコラ学
第19巻 中世末期の言語・自然哲学
第20巻 近世のスコラ学
第21巻 中世思想史[2]・総索引
第Ⅱ期
第1巻  トマス・アクィナス 真理論 上
第2巻  トマス・アクィナス 真理論 下

ところが、昨年の秋ごろから『平凡社ライブラリー 中世思想原典集成 精選(全7巻)』として、新編(精選)再刊されるようになったのです。新編(精選)となっていますから、単行本21巻の各巻からいくつかの著作が選ばれて編集されているのです。文庫本を一回り大きくした分厚い本ですが、7巻に収録させるのですから収録著作を選ぶのが大変であったろうと思います。いずれにしても手軽に読めるようになったのは嬉しいことです。私の関心は単行本第1巻~第5巻の教父時代の著作です。キリスト教が成立してまもない時代の古代キリスト教神学が、どのようなものであったのかを知りたいですね。
◯『平凡社ライブラリー 中世思想原典集成 精選(全7巻)』
第1巻  ギリシア教父・ビザンティン思想
第2巻  ラテン教父の系譜
第3巻  ラテン中世の興隆1
第4巻  ラテン中世の興隆2
第5巻  大学の世紀1
第6巻  大学の世紀2
第7巻  中世後期の神秘思想

【教父(きょうふ)】
キリスト教用語で、古代から中世初期、2世紀から8世紀ごろまでのキリスト教著述家のうち、特に正統信仰の著述を行い、自らも聖なる生涯を送ったと歴史の中で認められてきた人々をいいます。例えば、ギリシア教父では、アンティオキアのイグナティオス(35年?~107年?)、ユスティノス(100年?~165年)、リヨンのエイレナイオス(130年?~202年)、アレクサンドリアのクレメンス(150年?~216年?)、オリゲネス(182年?~251年)、アレクサンドリアのアタナシオス(298年~373年)など。ラテン教父では、アンブロシウス(340年?~397年)、ヒエロニムス(347年?~420年)、アウグスティヌス(354年~430年)、グレゴリウス1世(ローマ教皇・540年?~604年)など。
以上です。
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