職場のデスク:その130(今年初!降誕飾り!) [職場のデスク&カウンター]

「降誕飾り(こうたんかざり)=イエス・キリスト誕生のクリスマス飾りのこと」をデスクに飾ってしまいました~Σ( ̄ロ ̄lll) これは「聖家族(せいかぞく)」といって、生まれたての赤ちゃん(イエス・キリスト)を抱いた聖母マリア様とお父さんの聖ヨセフ様の人形セットです。ちなみに、その隣は「絶えざる御助けの聖母マリア様」の御絵(ごえ)です。
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赤ちゃんのイエス・キリストがかわい~い!
聖家族3.jpg
キリスト教カトリック教会では、クリスマスのことを「降誕祭(こうたんさい:イエス・キリストの誕生を祝う祭り)」といいます。12月25日(金)ですね。…………ということは、前日の24日(木)は、クリスマス・イヴですね。カトリック教会では、これを「主の降誕前夜祭」といいます。そして、カトリック教会の暦では、イエス・キリストの誕生を祝う準備をする期間のことを「待降節(たいこうせつ)」といいますが、今年の場合、待降節の始まりが11月27日(日)ですので、クリスマス飾りは、11月27日からということになります。しかし、自他共に認めるせっかちで有名な私は、今日11月4日に飾ってしまいましたΣ( ̄ロ ̄lll) 早すぎ!…………ということで、クリスマス時期の詳しい説明は、後日このブログに書きますね。
ところで、政治と宗教は職場に持ち込んではいけない!のですが………他の人には見せませんから、お許しくだされ~( ̄▽ ̄;)
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教会日記2020.11.4(カトリック成城教会「平日のミサ」水曜日) [教会日記]

今日は、出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城教会の7時からの平日のミサに与りました。今朝は一段と寒くなりましたが。爽やかな朝を迎えています!今日は職場の大学の創立103周年記念日で式典があります。
ミサでは、「聖カロロ・ボロメオ司教」の記念日をお祝いしてお祈りしました。そして、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、行方不明となっている小学2年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんの病気が完治しますようにと心を込めてお祈りしました。

【聖カロロ・ボロメオ司教】
聖カロロ・ボロメオ司教は、イタリア、ロンバルディア地方アローナの貴族の家に生まれました。パヴィアの大学で法学を学んだ後、1560年伯父の教皇ピオ4世からローマに招かれ、22歳で枢機卿、その後ミラノ大司教に選ばれました。当時、教会や修道院は風紀が乱れていましたので、聖カロロはその改革にあたり、司祭たちの教育の向上、貧しい人びとや病人の救済にも力を尽くしました。ペストがミラノに流行したときも、聖カロロ自ら看護にあたったそうです。また、トリエント公会議中にも、教会の教義統一、特にミサ典書、要理の編纂に貢献しました。聖カロロは、何か特別のことをするのではなく、自分の義務を賢明に果たすことによってキリストの道に従いました。フランシスコ会、カルメル会の守護の聖人とされています。

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八木重吉のことば(詩)(第1日目) [キリスト者(クリスチャン)]

「この聖書(よいほん)のことばを
うちがわからみいりたいものだ
ひとつひとつのことばを
わたしのからだの手や足や
鼻や耳やそして眼のようにかんじたいものだ
ことばのうちがわへはいりこみたい。」

最近、八木重吉の詩集を読み始めました。過去に断片的に何度も読んでいましたが、2018年1月に集中的に読んでから、約2年9か月ぶりに読むことになります。私が最も尊敬している詩人であり、愛読している詩集でもあります。このブログには過去に何度も掲載しています。八木重吉(1898年~1927年)は、詩人、英語科教師でプロテスタント教会のクリスチャンです。私が住んでいる東京都町田市相原町(現在の「八木重吉記念館」がある辺り)で生まれ、師範学校の教員時代に教会に通い、キリスト教プロテスタントのクリスチャンになりました。清貧のクリスチャンです。

生前に刊行した詩集は1冊のみで、昭和初期に若くして亡くなりましたが、第二次世界大戦(太平洋戦争)後にクリスチャン詩人としての評価が高まりました。当時は不治の病であった結核を28才で発病し、29才という若すぎる歳で早世しました。“祈りの詩人”、“信仰の詩人”ともいわれ、短い生涯でしたが数多くの詩を残しています。皆さんは、きっと小学生か中学生の時に、国語の教科書で八木重吉氏の詩と出会ってますね。
この詩は、聖書のことをいっています。聖書に書かれている言葉は、イエス様の聖句ですから、その聖句と一体になってみたいとの想いですね。八木重吉は敬虔過ぎるほど敬虔なクリスチャンなのでした。
◯八木重吉の家族写真です。私が尊敬するクリスチャン詩人です。
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生家と家族のお墓は、私の自宅のある東京都町田市相原町にあり、現在の生家は「八木重吉記念館」として一般の皆さんに開館しており、貴重な資料を展示しています。八木重吉の詩は短い詩が多く、単純な分かりやすい言葉で純粋な抒情詩になっているのですが、どの詩も侘びしさがあり、そこに人間の儚い美しさがあると思うのです。読む人の胸に、何かキューと締め付けるような、何とも言えない儚さがあり、キリスト教の信仰による詩も数多くあります。詩集「秋の瞳」や「貧しき信徒」などが有名ですね。
『八木重吉全詩集1秋の瞳・詩稿1・2』
『八木重吉全詩集2貧しき信徒・詩稿3』
(株)筑摩書房:ちくま文庫(文庫版)・1988年第1刷発行
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◯「八木重吉記念館」
住所は、東京都町田市相原町4473番地です。詳細は、ホームページ:https://www.jukichi-yagi.org/
をご覧ください。
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