教会日記2020.11.17(カトリック成城・聖タデオ教会「平日のミサ」火曜日) [教会日記]

今日も出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城・聖タデオ教会の7時からの平日のミサに与りました。やはり自宅を出る5時ごろは寒いですね~。この時間帯にはコートが必要です。今日も爽やかな朝を迎えています!

ミサでは、「聖エリザベト」の祝日を記念してお祈りしました。そして、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、行方不明となっている小学2年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんが健康な体となって元気に学校に通えるようにとお祈りしました。
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「聖エリザベト」のお話し [聖人・福者・尊者]

今日11月17日は、聖エリザベト(1207年~1231年)の祝日です。ハンガリー王エンドレ2世とメラーノ公女ゲルトルードの娘で、テューリンゲン方伯ルートヴィヒ4世の妻です。ローマ教皇グレゴリウス9世によって列聖され、ドイツ語名の聖エリザベトの他に、聖エルジェーベト、聖エリーザベト、聖エリザベートとして知られています。カトリック教会、聖公会、プロテスタントのルーテル教会で聖人となっています。ハンガリー王女として生まれ、4歳の時にドイツのテューリンゲンのヘルマン伯の子息ルートヴィヒと婚約し、将来皇后としての必要な教育を身につけるため、ヘルマン伯の城で教育されました。幼いときから敬虔であり、宮廷内の批判を受けることもありましたが、ヘルマン伯とルートヴィヒによって大切に保護されました。1221年に結婚して1男2女をもうけ、子どもたちをよく教育しました。祈りと節制に励む一方、貧しい人や病人を見舞いました。

カール・フォン・ブラース作の「聖エリザベートのバラの奇跡」1839年
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しかし、1227年、夫が十字軍の遠征中に病死するという不幸な出来事が起こると、夫の兄弟たちは、後継者として立とうとして、エリザベトと子どもたちを城外に追放しました。彼女たちは、アイゼナハに逃れましたが、町の人びとからは受け入れられず、苦しい立場に置かれました。しかし、幸いなことに教皇のとりなしによって、子どもが後継者として認められました。彼女自身は、宮廷から退き、聖フランシスコの第三会に入り、持っている財産で病院を建て、そこで貧しい人びとの看護にあたりました。それから4年後に、24年の生涯を閉じました。エリザベトは、ドイツの人びとから親しまれている聖人のひとりであり、ドイツにはその名を取った病院や施設が多いそうです。未亡人、病人、パン焼き職人、織師の守護聖人とされています。なお、聖エリザベトは、カトリック教会の教会暦では修道女となっているようですが、修道女ではありません。
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