教会日記2020.11.12(カトリック成城・聖タデオ教会「平日のミサ」木曜日) [教会日記]

今日も出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城・聖タデオ教会の7時からの平日のミサに与りました。立冬を過ぎました当然ですが、今朝も寒い朝となりました~。でも爽やかな一日を迎えています!

ミサでは、今日の「聖ヨサファト司教殉教者」の記念日をお祝いしてお祈りしました。そして、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、行方不明となっている小学2年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんが健康な体となって元気に学校に通えるようにとお祈りしました。

【聖ヨサファト司教殉教者】
今日11月12日は、「聖ヨサファト司教殉教者」の記念日です。ヨサファト司教(1580年ごろ-1623年)は、ポーランドのウラジミルで生まれました。当時はローマ教会(カトリック)とロシア正教会との合同運動が起こっていて、ヨサファト司教の父はローマ教会に属していました。ヨサファト司教は、ヴィルノの商人見習いとして働いたが、彼の興味は商売よりも教会のことに向けられていた。そしてイエズス会の司祭と出会って修道者になることを決意し、1604年に聖バジリオの修道会に入り司祭となりました。彼の説教は素晴らしく人々を感動させ、カトリック教会と一致するように導きました。
1617年にポロツクの大司教に選ばれた後も合同運動に力を注ぎ、この運動に反対する人々から幾度も命を襲われましたが、それにも屈せず熱心に続けました。彼は、いつも「あなたたちの牧者として小羊のために喜んで命をささげます。教会の一致のために……」と言っていました。この言葉のとおり、彼は反対者から暴行を受けて殺されました。彼は「教会一致の使徒」と呼ばれています。
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「射祷(しゃとう)」のお話し [祈り]

このブログの2017年9月17日に掲載した記事を一部加筆して再掲載いたします。
「射祷(しゃとう)」の祈り方には、大きく二つの方法があります。一つ目は「口祷(こうとう)」で、祈祷文を口で声に出して唱える祈り方です。二つ目は「念祷(ねんとう)」で、祈祷文を心の中で唱える祈りです。これは「黙想(もくそう)」も含みます。そこで、口祷の中でも最も単純な祈り方をご紹介しましょう。それは、カトリック教会では「射祷」というものです。<ごく短い祈りを口で唱える>、ただそれだけです。つまり、矢を次々に射るように繰り返しお祈りするのです。ものすごく簡単なお祈りの方法ですね。

例えば、「主よ(又はイエス・キリスト)、憐れみ給え。」、「主よ、私たちを哀れんでください。」、「主よ、来てください。」などです。いつ、どこででも、心に思いが浮かんできた時、心の中でも口に出してでも唱えることができる。自分の思いを短い言葉に込めて、まさに矢を射るように、神の心に直接訴えかける祈り方です。その時その時で祈りの祈祷文を換えてもいいいし、自分なりの言葉を決めておいて、それをいつも唱えるのもいいでしょう。自分なりの言葉がだんだんと決まってくるとしめたものです!

同カトリック教会の「連願(れんがん)」や正教会(日本正教会、ロシア正教会、ギリシャ正教会など)の「連祷(れんとう)」と似ていますね。私の場合、お祈りの一つである「絶えざる御助け(おんたすけ)の聖母マリア、私達のためにお祈り下さい。」や「イエス・キリスト憐れみ給え。」を繰り返し祈る射祷をしています。歩いている時はこのお祈りですね。また、いつどこでも声を出してお祈りしたいのですが、電車の中などでは声を出してお祈りできませんので、この場合は射祷をしながら念祷にしてお祈りしています。
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