教会日記2023.9.9(カトリック成城・聖タデオ教会「年間第23主日のミサ」土曜日) [教会日記]

今日は、指定休で仕事はお休みでした。夕方から家を出てカトリック成城・聖タデオ教会で18時からの「年間第23主日のミサ」に与りました。今夜は祭壇奉仕(侍者)を担当させていただきました。以前所属していたカトリック町田教会では、聖歌奉仕を除いて祭壇奉仕(侍者・聖体奉仕)、先唱奉仕、朗読奉仕を経験していましたが、成城教会では祭壇奉仕(侍者)は初めてでした。これで、聖歌奉仕、先唱奉仕、朗読奉仕を経験しましたから、後は、祭壇奉仕のうちで残る聖体奉仕だけです。ミサになんらかの形で参与することはいいことです。

成城教会の祭壇は、私が経験した町田教会よりも祭壇面積が広く、階段があって高低差がありますので、所作に違いが多々あり、祭壇奉仕者席(侍者席)から司祭までの距離があるため、動き出しのタイミングがまったく違います。少々戸惑いましたね。それに、なんと!ミサ中に神父様にぶどう酒と水の容器を渡すところがあるのですが、気をつけていたはずの階段で右足が滑ってしまい、もう少しで容器をひっくり返しそうになりました!久しぶりに超ビビりました( ̄◇ ̄;) その直後、手にガタガタ震えがきて、狭心症ぎみなのにまったく心臓によくないですね。なんか次回からトラウマになりそうです(⌒-⌒; )

しかし、祭壇奉仕を経験すると、ミサに「与っている」という実感が、会衆席に座って与る時よりも大きく感じます。できることなら先唱奉仕も朗読奉仕もそうですが、この奉仕は信徒全員が奉仕すべきことであり、何よりも本当の意味でミサに与ることになると思います。ミサに与るの「与る」は、参与・参画するということですから。
ミサでは、祭壇奉仕(侍者)を担当し、
そして、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と、まず主を讃えて祈り、
次に、
「今日も清々しい一日を迎えさせていただき、
主の慈しみとご聖体を拝領させていただいたことに感謝申し上げます。」
と、主に感謝しました。

そして、
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
と、主により頼む祈りを捧げ、

そして、
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」
と、主に私が福音宣教に派遣されることを祈りました。

終わりに、
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
と、『大天使聖ミカエルへの祈り』を祈りました。
今日も清々しい一日を迎えています!
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今日の日記2023.9.9(スタバで時間つぶし) [日記]

時間調整するため、スタバでアイスコーヒーを飲みました。まぁ、時間つぶしですな(⌒-⌒; ) 店内は涼しくて最高です!
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ミサの祭器・祭具:その3「カンパヌラ」お話し [キリスト教関係事項・用語等]

「カンパヌラ」と言われて、「それって何?」と思う方は多いのではないでしょうか。ミサで祭壇奉仕(侍者)を務めたことのある方はご存じのことと思いますが、信徒の方でしたら「ミサの中で、神父様がホスチアやカリスを掲げる時に鳴らす鈴のこと。」と言われれば分かりますよね。その鈴の名称がカンパヌラです。

『ローマ・ミサ典礼書の総則』の総則150 番に、「聖別の少し前に、適当であれば、奉仕者は小鐘を鳴らして信者の注意を喚起する。同じく地方の習慣に従って、それぞれ、パンとカリスが会衆に示されたときに小鐘を慣らす。」と規定されています。ここに「小鐘(こがね)」と書いてあるのはカンパヌラのことですね。
◯一般的なカンパヌラです。写真のものは鐘が4つですが、3つのものもあります。教会によっては1本の大き目の鐘のところもあります。
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私は仕事や社会活動の出張で、北は北海道旭川市の旭川五条教会、札幌市のカテドラル北一条教会から、南は福岡県福岡市のカテドラル大名町教会まで、全国92の教会でミサに与った経験があります。教会によっては、このカンパヌラを①鳴らす回数、②鳴らし方、③鳴らす所作に違いがあります。どこにどのように規定されているかわからないですが( ̄▽ ̄;) ご存じの方がいらっしゃいましたらお教えください。よろしくお願いいたします。
①鳴らす回数
一番多いと思われるのが4回で、次に3回です。司祭が奉献文(第二奉献文)で、「いま、聖霊を注ぎ、この供えものを聖なるものとしてください。」で1回目、「これはあなたがたのために渡されるわたしのからだ(である)。」と言った後、司祭がホスチアを示すところで2回目、続いて「これをわたしの記念として行いなさい。」と言った後、司祭がカリスを示すところで3回目、最後に司祭が「御血(おんち)」を拝領する時に、短く4回目を鳴らします。3回鳴らす教会は、前述の4回目がありません。6回鳴らす教会もあり、前述の4回鳴らす教会の2回目のホスチアと3回目のカリスを示した後、司祭と会衆が深く礼をする時にそれぞれ鳴らすことになります。
②鳴らし方
教会によって多少違いがあります。4秒前後連続して鳴らす教会が一般的ですが、「チリン、チリン、チリン」と3回鳴らす教会もあります。
③鳴らす所作
祭壇奉仕者(侍者)が右手を胸部中央(実際には左胸)に当てて、左手でカンパヌラを持って鳴らす人と、その逆で左手を胸部中央(実際には右胸)に当てて、右手でカンパヌラを鳴らす人がいます。私は利き手が右手ですので、左手を胸部中央(実際には右胸)に当てて、右手でカンパヌラを鳴らしています。

祭壇奉仕者(侍者)は、信徒であれば基本的にその教会の主任司祭が開講する研修会を受講して務めることができます。研修会のない教会もありますが、その場合はその教会の主任司祭の任命のもと、現在担当している祭壇奉仕者の指導を受けて務めることになります。まだ経験されていない信徒の方は、是非ともご経験なさってください。祭壇奉仕者が着るアルバ(白い基本的な祭服)を身に着けると身も心も引き締まります!祭壇奉仕は、ミサに与っている = 参与・参画しているという実感を味わうことができます!

◯次の記事もお読みください。
・ミサの祭器・祭具:その1「アルバ」のお話し
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-06-24-3
・ミサの祭器・祭具:その2「アミクトゥス」と「チングルム」のお話し
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2023-08-26-2
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「重陽(ちょうよう)の節句」のお話し [日記]

今日9月9日は、「重陽(ちょうよう)の節句」です。
重陽の節句は、五節句の一つで、9月9日のことですね。旧暦では菊が咲く季節であることから、平安時代の昔から「菊の節句」とも呼ばれ、菊の花に長寿をお祈りする日となりました。起源は中国でお祝いされていたものですが、重陽が正式な節句として認められたのは、「漢(前漢は紀元前206年~8年、後漢は(紀元後)25年~220年)」の時代です。後に日本に伝承され、重陽の節句としてお祝いされるようになりました。
◯今年も盃に菊の花びらを浮かべて………体調のこともあり呑めないですね〜(−_−;)
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陰陽思想では奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なる日であることから「重陽」と呼ばれています。奇数の重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされ、それを払う行事として節句が行なわれていましたが、9は一桁の数のうち最大の「陽」であり、特に負担の大きい節句と考えられていました。後に陽の重なりを吉祥とする考えに変わりお祝い事となったものです。日本では、昔から「五節句(ごせっく)」としてお祝いされます。
◯「五節句」について
五節句は、
1月7日の「人日(じんじつ)の節句」七草の節句ともいいます。
3月3日の「上巳(じょうみ)の節句」桃の節句ともいいます。
5月5日の「端午(たんご)の節句」菖蒲(しょうぶ)の節句ともいいます。
7月7日の「七夕(たなばた)の節句」笹竹の節句ともいいます。
9月9日の「重陽(ちょうよう)の節句」菊の節句ともいいます。
以上5つの節句のことです。

人日の節句を除けば、五節句の日付が月と日に同じ奇数が並んでいますね。これは、陽の数字である奇数が重なって、陰の数字である偶数になる日は、縁起が悪いとされたことに由来します。特に「節」にあたる五節句では、季節ごとに魔除けとなる節句料理を食べて万病と邪気を払い、無病息災を願う行事が行われており、これが定着したと考えられています。五節句の「節」というのは、唐時代の中国の暦法で定められた季節の変わり目のことです。暦の中で奇数の重なる日を取り出して(奇数(陽)が重なると 陰になるとして、それを避けるための避邪〔ひじゃ〕の行事が行われたことから)、季節の旬の植物から生命力をもらい邪気を祓うという目的から始まりまし た。この中国の暦法と、日本の農耕を行う人々の風習が合わさり、定められた日に宮中で邪気を祓う宴会が催されるようになり「節句」といわれるようになったそうです。

★知ってる人は教養のある人!
『拾遺和歌集(185)』
「長月の九日ごとに摘む菊の花もかひなく老いにけるかな」
(なかつきの ここぬかことに つむきくの はなもかひなく おいにけるかな)

★知ってる人は知識豊富な人!
9月9日の記念日です。
「救急の日」
9月9日でキューキューの語呂合わせから、救急医療の大切さを理解してもらおうと設けられた日です。1982年(昭和57年)に当時の厚生省が制定したもので、救急処置の講習会などが開かれます。

★知ってる人は笑いのある人!
これも9月9日の記念日です。
「きゅうりのキューちゃんの日」
愛知県豊橋市に本社を置く日本を代表する漬物メーカーの東海漬物株式会社が制定しました。1962年(昭和37年)の発売以来、ロングセラーを続ける同社の人気商品「きゅうりのキューちゃん」をPRするのが目的です。「きゅうりのキューちゃん」は良質な素材を、風味豊かな専用の醤油で味付け、パリポリっとした食感の美味しい漬物ですね。「きゅうり」の9と、「キューちゃん」の9の語呂合わせからです。
9月9日の記念日は、他にもたくさんありますが止めときますね!(⌒-⌒; )
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