教会日記2023.9.13(カトリック成城・聖タデオ教会「聖ヨハネ・クリゾストモ司教教会博士の記念日のミサ(年間第23水曜日のミサ)」水曜日) [教会日記]

今朝は、出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城・聖タデオ教会で7時からの「聖ヨハネ・クリゾストモ司教教会博士の記念日のミサ(年間第23火曜日のミサ)」に与りました。今日は朝から蒸し暑いですね〜(⌒-⌒; ) まだ日中は熱中症に注意が必要です!こまめな水分補給をしましょう!

ミサでは、「聖ヨハネ・クリゾストモ司教教会博士の記念日」をお祝いしてお祈りしました。
そして、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と、まず主を讃えて祈り、
次に、
「今日も清々しい一日を迎えさせていただき、
主の慈しみとご聖体を拝領させていただいたことに感謝申し上げます。」
と、主に感謝しました。

そして、
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
と、主により頼む祈りを捧げ、

そして、
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」
と、主に私が福音宣教に派遣されることを祈りました。

終わりに、
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
と、『大天使聖ミカエルへの祈り』を祈りました。
今日も清々しい一日を迎えています!
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「聖ヨハネ・クリゾストモ司教教会博士」のお話し [聖人・福者・尊者]

「死は安息であり、労働と世間の悩みからの解放です。
あなたの家族の一人が亡くなっても絶望してはいけません。」

今日9月13日は、聖ヨハネ・クリゾストモ司教教会博士の記念日です。
シリアのアンチオキアに生まれ、有名な学者リバニオスから修辞学を学び、また神学やギリシャ哲学も修めました。早くから修道生活を志して隠遁生活を始め、386年に司祭となりました。すばらしい説教によって人びとを感動させたことから、後世の人びとから「クリゾストモ」(黄金の口)と称えられるようになりました。説得力ある内容・話し方だったのですね。
その後、398年にコンスタンチノープルの総大司教に選ばれ、当時の社会道徳の乱れを正すように民衆を導きましたが、聖ヨハネの厳しい道徳的態度は教会内外からの反発を買ってしまい、403年の司教会議によって小アジアに追放されました。そこで、聖ヨハネは多くの書簡や著作を著わしましたが、407年9月14日にトルコのポントス州コマネ近郊で亡くなりました。
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さて、聖ヨハネ・クリゾストモ司教の言葉ですが、「死は安息であり、労働と世間の悩みからの解放」というのは理解できることですね。亡くなった本人があらゆることから解放されるわけですから。聖ヨハネは、だから絶望してはいけない(悲しんではいけない)と説いています。キリスト教は「復活」することを最大の教義として信じています。ですから死は復活までの安息なのですね。

【教会博士】
教会博士(きょうかいはかせ)とは、キリスト教カトリック教会おいて、聖人の中でも特に学識にすぐれ、信仰理解において偉大な業績を残した人に送られる称号のことです。
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