教会日記2023.9.1(カトリック麹町・聖イグナチオ教会「年間第21金曜日のミサ・初金のミサ)」金曜日) [教会日記]

今夜は、仕事が終わってから四ツ谷にあるいつもの整体院に来たこともあり、まずはカトリック麹町・聖イグナチオ教会での18時からの「年間第21金曜日のミサ・初金のミサ」に与りました。所属教会の初金のミサを含め、ほとんどの教会と同じ10時からですので、仕事のある信徒はミサに与ることができません。しかし、聖イグナチオ教会は平日のミサが18時からありますので毎度助かっています。

また、聖イグナチオ教会でのミサは、今年に入って1月28日(土)、2月3日(金)・25日(土)、3月3日(金)、4月22日(土)、5月20日(土)、6月23日(金)、7月28日(金)、8月4日(金)・16日(水)・19日(土)、今日9月1日(金)と、特に計画したわけではなく、別に拘っているわけでもないのですが、なぜか毎月1回(2月は2回、8月は3回)は訪れてミサに与っています。

ミサが始まる前に、聖イグナチオ教会の夕刻18時のアンジェラスの鐘が鳴り響く中、祭壇奉仕の方の先唱にしたがい、いつものように会衆全員で『お告げの祈り』をお祈りしました。
ミサでは、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と、まず主を讃えて祈り、
次に、
「今日も清々しい一日を迎えさせていただき、
主の慈しみとご聖体を拝領させていただいたことに感謝申し上げます。」
と、主に感謝しました。

そして、
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
と、主により頼む祈りを捧げ、

そして、
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」
と、主に私が福音宣教に派遣されることを祈りました。

終わりに、
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
と、『大天使聖ミカエルへの祈り』を祈りました。
今日も清々しい日を迎えています!
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「すべてのいのちを守るための月間」について [キリスト教関係事項・用語等]

カトリック東京大司教区のホームページに、『2023年すべてのいのちを守るための月間』と題してお知らせが掲載されていましたのでご紹介いたします。
◯『2023年すべてのいのちを守るための月間 「ラウダート・シ」デスク 責任司教談話 「正義と平和を大河のように」2023/08/16諸文書 日本司教団関連文書 「ラウダート・シ」デスク』「ラウダート・シ」デスク 責任司教談話
「正義と平和を大河のように」
 日本のカトリック教会は、2019年に教皇フランシスコが来日して呼びかけられた「すべてのいのちを守るため」というメッセージの実践の一環として、毎年9月1日の「被造物を大切にする世界祈願日」から、10月4日のアッシジの聖フランシスコの記念日までを「すべてのいのちを守るための月間」として定め、2020年からこれを実施しています。これは同時に、世界規模のエキュメニカル行事「被造物の季節(Season of Creation)」に加わるもので、キリスト教諸教派が垣根を越えてともに祝い、活動を行っています。
 今年の「被造物の季節」のテーマ「正義と平和を大河のように」は、アモス書5章24節の「正義を洪水のように、恵みのわざを大河のように、尽きることなく流れさせよ」から取られています。教皇フランシスコは、今年の「被造物を大切にする世界祈願日」メッセージで、環境に関するさまざまな不正義、たとえば化石燃料の無節操な消費と森林伐採が温暖化や水不足を引き起こしていることに触れたうえで、「貧しい人や次世代の子らに対するこの不正義を止めるために声を上げましょう」、「無数の細流や渓流のように、わたしたちもいずれは合流して一つの大河に流れ込み、この驚くべき地球のいのちと人類家族のいのちを、これから先何世代にもわたって潤せるのか――。手を取り合って、正義と平和の流れが地球全体を巡るよう、果敢に歩んでいきましょう」と呼びかけています。
 昨年の10月、司教団は日本の教会が総合的なインテグラルエコロジーの歩みをともにするためのサポートとして「ラウダート・シ」デスクを設置しました。これに伴い、今年から「すべてのいのちを守るための月間」をより豊かに過ごすための呼びかけを「ラウダート・シ」デスクが行っていきます。毎年共通して呼びかける行動は、以下のとおりです。
毎年9月第一日曜日(被造物を大切にする世界祈願日)に、全国で「すべてのいのちを守るためのキリスト者の祈り」(2020年5月8日 日本カトリック司教協議会認可)等、エコロジカルな回心を促す祈りをささげる。
期間中、月間の趣旨を心に留め、他教派・他宗教との連携も視野に入れて、祈りと行動のうちに「総合的なインテグラルエコロジー」の実践に取り組む。
「総合的なインテグラルエコロジー」についての理解をはぐくみ、エコロジカルな教育を推進する。とくに子どもや青年が、楽しく主体的に取り組めるよう工夫する。
行政、自治体、環境保護に取り組む諸団体と連携して活動する。
 今年は、皆様が生きるそれぞれの場で総合的なインテグラルエコロジーの生き方について振り返り、行動するお手伝いとして、パンフレットを作成しました。神がきわめてよいものとしてお造りになったこの世界において、わたしの生活は調和のうちにあるでしょうか。神が造られたすべてのものはつながっていて、互いを必要とします。そのつながり、その循環を紡ぐ一人として、わたしの生き方はどのような影響を与えているでしょうか。自分の視点で考えてみてください。
 もう一つ、カトリック中学校や高校におけるエコな取り組み紹介のシェアを企画しています。SDGsやラウダート・シ・ゴールズ(LSGs)に関連する活動をショートビデオで紹介してくださっていますので、ぜひ「ラウダート・シ」デスクのウェブサイトからご覧ください。互いの活動から励ましと学びを得る機会になればと願っています。
 「傷つきやすいものへの気遣いの最良の手本であり、喜びと真心をもって生きた、総合的なインテグラルエコロジーの最高の模範である」(LS10)アッシジの聖フランシスコの取り次ぎがありますように。
2023年7月18日
「ラウダート・シ」デスク
責任司教 成井大介

関連文書
カトリック中央協議会のホームページに、フランシスコ教皇のメッセージがありますのでお読みください。
『2023年「被造物を大切にする世界祈願日」教皇メッセージ』
https://www.cbcj.catholic.jp/2023/07/11/27371/

◯『すべてのいのちを守るためのキリスト者の祈り』
宇宙万物の造り主である神よ、
あなたはお造りになったすべてのものを
ご自分の優しさで包んでくださいます。
わたしたちが傷つけてしまった地球と、
この世界で見捨てられ、忘れ去られた人々の叫びに
気づくことができるよう、
1人ひとりの心を照らしてください。
無関心を遠ざけ、
貧しい人や弱い人を支え、
ともに暮らす家である地球を大切にできるよう、
わたしたちの役割を示してください。
すべてのいのちを守るため、
よりよい未来をひらくために、
聖霊の力と光でわたしたちをとらえ、
あなたの愛の道具として遣わしてください。
すべての被造物とともに
あなたを賛美することができますように。
わたしたちの主イエス・キリストによって。
アーメン。
(2020年5月8日 日本カトリック司教協議会認可)

◯「すべてのいのちを守るための月間 」日毎の祈り
2020年08月31日
アジア司教協議会連盟の人間開発局は、「すべてのいのちを守るための月間」の日毎の祈りの資料を提供しています。それに基づいて日本語版を作成しましたのでご紹介いたします。この一月、祈りと黙想の一時を皆様と共にできれば幸いです。祈りは5日に1回を目安に、随時追加していく予定です。(カトリック東京大司教区広報)

目次
祈りの構成
9月1日
9月2日
9月3日
9月4日
9月5日

すべてのいのちを守るための月間
日毎の祈り
祈りのテーマ「水はいのちの源」
祈りの構成
1.教皇庁人間開発のための部署が2020年3月に発表した文書「水はいのちの源:水上のオリエンテーション、貧しい人の叫びと地球の叫びのシンボル」からの引用
2.引用に基づいた黙想のための問い
3.活動のすすめ
4.結びの祈り

9月1日
祈りの始め
すべての被造物と私たちの働きに対する神の祝福に感謝して祈ります。 私たちが生活の中で聖なる業を行うことを思い起こすことができますように。祈りましょう。 被造物の作り主である神よ、私たちの祈りを聞き入れてください。

神よ、あなたは無からすべてのものを生み出し、初めの時からそれぞれの存在に、果たすべきことを刻んでくださいました。すべての被造物にあなたの祝福を注いでくださいますように。神よ、私たちの祈りを聞き入れてください。

御摂理の神よ、 あなたは私たちに大地からの糧を与えてくださいました。 その糧によって、私たちの体と霊が養われますように。主よ、私たちの祈りを聞き入れてください。

神よ、あなたは空の鳥に食物を与え、野の百合に衣を着せてくださいます。あなたの支配と聖なる道を私たちに示してくださいますように。神よ、私たちの祈りを聞き入れてください。

神よ、 あなたは罪人の心に触れるために、この世にイエス・キリストを遣わしてくださいました。貧しい人々と地球を犠牲にして、自己の利益だけを求める邪悪な計画に終止符を打つことができますように。神よ、私たちの祈りを聞き入れてください。

神よ、あなたは、すべての子たちがあなたの被造物の恵みを分かち合うことを計画なさいました。あなたの助けを必要としている人々が平穏な生活を送り、聖なる御名を讃えることができますように。神よ、私たちの祈りを聞き入れてください。

私たちのすべての祈りと願いを託し、主の祈りを唱えましょう。

「水はいのちの源」より
水は再生の象徴です。それは、私たちが常に必要とする飲み物であり、私たちのいのちを浄化し、絶えず回復させるものだからです。それはすべての生命、人間、動物、植物に必要なものであるにも関わらず、しばし乱用され、使用不能にされ、安全を奪われ、汚染され、浪費されます。 宗教指導者、政策立案者、立法者、経済活動家、実業家、農家など、さまざまな立場の人々が、共同で責任を持ち、私たちの共通の家を大切にすることが求められています。(#13)

活動のすすめ
ろうそくに火を灯し、生命の源である水の賜物に感謝しましょう。

結びの祈り
父である神よ、「すべてのいのちを守るための月間」を感謝します。被造物からの無償の贈り物について考えるこの時、私たちが創造の責任ある管理者となって、自然の様々な贈り物を守ることができるように私たちを励ましてくださいますように。 生ける水の源であるイエスが、この「すべてのいのちを守るための月間」、日々、忠実に黙想と活動を果たす恵みを私たちに与えてくださいますように。 私たちの主、イエス・キリストによって。アーメン。

9月2日
水の価値を再認識しましょう
「水はいのちの源」より
水は生命の源であり、それゆえに、人間の生存と健康は水に直接依存しています。食料、エネルギー、そして多くの消費財の生産も水に依存しています。大気、水、そして気候の循環は、私たちに神からの貴重な贈り物を思い起こさせます。(#20)

黙想のための問い
・私たちは水を神からの貴重な贈り物として意識していますか?
・24時間水を飲まなかったらどうなるか想像したことがありますか?

活動のすすめ
身の回りや路上で枯れかかっている植物や樹木に水をあげてみましょう。また植物を買ってきて育ててみましょう。

結びの祈り
父である神よ、私たちを永遠の水源で祝福してください。私たちがこの貴重な賜物の価値と、それを大切にすることを学ぶことができますように。私たちの主、イエス・キリストによって。アーメン。

9月3日
宗教的な価値
「水はいのちの源」より
旧約聖書では、水は天地創造でよって作られ、 浄化するものであり、または恵みと肥沃な土地のしるしであり、あるいは干ばつまたは大洪水によって引き起こされる罰でもあります。新約聖書では、水と癒やしのつながりについて多くのことが書かれています。(#21)

黙想のための問い
・私たちの生活の中で、水の持つ癒しの力を実感したことはありますか?
・聖水が私たちに振りかけられる度に、聖霊が私たちを清め、新しくしてくださる力を感じることができますか?

活動のすすめ
個人的な祈りや家族でロザリオを唱えた後、自分や家族に聖水を振りかけてみましょう。

結びの祈り
父である神よ、私たちが洗礼を受けた時を思い出し,水の清めの恵みによって、身も心も清められますように。私たちの主、イエス・キリストによって。アーメン。

9月4日
社会文化的・美学的価値
「水はいのちの源」より
水には「社会文化的価値」もあります。水は人類の集合的な記憶の担い手です。様々な芸術、特に詩は、水からインスピレーションを得ています。(#24)

黙想のための問い
・水を明示的に使った歌や詩を思い出すことができますか?
・それらは私たちを創造物への愛の中で成長させてくれますか?

活動のすすめ
映画やYouTubeで水に関係した映像を観てみましょう。
例:https://www.youtube.com/watch?v=fwV9OYeGN88

結びの祈り
父である神よ、いのちの水であるイエスが、私たちが他者を愛し、このいのちの必需品を奪われた人々に手を差し伸べられるよう導いてくださいますように。私たちの主、イエス・キリストによって。アーメン。

9月5日
「制度的価値」と「平和への価値」
「水はいのちの源」より
水は「制度的価値」と「平和のための価値」を結びつけるものです。水は架け橋であり、協力や対話を生み出す要素となるからです。したがって、水不足に対処し、特に共同体によって、より善く水を管理することは、より大きな社会的結束と連帯を生み出すのに役立ちます。(#26)

黙想のための問い
・水を使った様々な活動が、人との関係の強化に貢献していることを認識していますか。
・これらの関係をさらに発展させるにはどのようにすればいいと思いますか?

活動のすすめ
キリスト者の少人数のグループ、または近所の人と、節水の重要性と方法について話し合ってみましょう。

結びの祈り
父である神よ、私たちが互いに連帯しすることができるすべての人々の間の友情と交わりの絆を強めてください。私たちの主、イエス・キリストによって。アーメン。
(訳:カトリック東京大司教区広報)
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