教会日記2022.11.27(カトリック成城・聖タデオ教会「待降節第一主日のミサ」日曜日) [教会日記]
今日は、10時からカトリック成城・聖タデオ教会での「待降節第一主日のミサ」に与りました。今日からキリスト教における新年である「待降節(たいこうせつ)」を迎えました。待降節は、12月24日(土曜日)の夕方から始まる「降誕祭(こうたんさい)」の「主の降誕夜半のミサ」と25日(日曜日)の「主の降誕日中のミサ」までの喜びの準備期間となります。
詳しいことは、このブログの2022年11月26日に掲載した「待降節、降誕祭そして降誕節のお話し」をご覧ください。
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2022-11-26
写真は、成城教会のアドベント・キャンドルです。ミサの開式前に、神父様が聖水でアドベントキャンドルを祝福して会衆(信徒)全員でお祈りし、今日は待降節第一主日ですから1本目のローソクに火を灯しました。アドベント・キャンドルの詳しいことは、このブログの今朝掲載した2022年11月27日の「クリスマス特集2022・その1「アドベント・キャンドル」のお話し」をご覧ください。
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2022-11-27
ミサでは、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と主を讃え、
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
とお祈りし、続いて、
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」
と祈り、
そして、同僚の病と同じ病の私が親しくしているご婦人のお二人が癒されるようお祈りしました。
終わりに、『大天使聖ミカエルへの祈り』をお祈りしました。
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
詳しいことは、このブログの2022年11月26日に掲載した「待降節、降誕祭そして降誕節のお話し」をご覧ください。
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2022-11-26
写真は、成城教会のアドベント・キャンドルです。ミサの開式前に、神父様が聖水でアドベントキャンドルを祝福して会衆(信徒)全員でお祈りし、今日は待降節第一主日ですから1本目のローソクに火を灯しました。アドベント・キャンドルの詳しいことは、このブログの今朝掲載した2022年11月27日の「クリスマス特集2022・その1「アドベント・キャンドル」のお話し」をご覧ください。
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2022-11-27
ミサでは、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と主を讃え、
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
とお祈りし、続いて、
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」
と祈り、
そして、同僚の病と同じ病の私が親しくしているご婦人のお二人が癒されるようお祈りしました。
終わりに、『大天使聖ミカエルへの祈り』をお祈りしました。
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
クリスマス特集2022・その1「アドベント・キャンドル」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]
今年もこのブログに「クリスマス特集」を掲載する季節になりました。数年前からこの時期の恒例となっています。今日は、その1「アドベント・キャンドル」のお話しです。
さて、今日の「待降節第一主日のミサ」、正確には昨夜26日の夕刻から「待降節」が始まります。「待降節」の詳細は、このブログの2022年11月26日に掲載した「待降節、降誕祭、そして降誕節のお話し」をご覧ください。アドレスは次のとおりです。
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2022-11-26
キリスト教カトリック教会では、11月26(土)の夜(夕方)の主日のミサ(待降節第一主日)から待降節に入って、12月24日(土)の降誕夜半のミサ(降誕祭)、25日(日)の降誕日中のミサ(降誕祭)までの期間中、写真にのように祭壇前に新しく4本のローソクが備えられ、毎週1本づつ灯されていきます。一般的には「アドベント・キャンドル」、「アドベント・リース」、「アドベント・クランツ」などの名称があります。
【アドベント・クランツ】
アドベント・クランツ(Advents kranz)とは、もみの木や松などの常緑樹の枝でリース(輪)を作り、リースの中心に4本のキャンドルを立てて作ったものです。
写真の一番手前にある1本目の濃紫色のローソクは「悔い改めと償い」、左側にある2本目の薄紫色のローソクは「希望」、右側にある3本目の桃色のローソクは「喜び」、祭壇に近い4本目の白いローソクは「イエス・キリスト」を象徴します。4本のローソクは、イスラエル人がメシアを待っていた4千年を意味しています。6世紀の中ごろ、スペインの教会で始まった待降節は、13世紀に、正式に教会が祝日として定められお祝いされることになりました。
待降節の時期は、教会暦で新しい年が始まり、終末の時この世の審判のために来られるイエス・キリストの誕生を待つ4週間で、大きく2つの期間に分かれています。まず、前半の期間は、1本目のローソク(濃紫)を灯す「待降節第一主日」で、11月26日(土曜日の夕方)から12月3日(土曜日の日中)まで、そして、2本目のローソク(薄紫)を灯す「待降節第二主日」で、12月3日(土曜日の夕方)から10日(土曜日の日中)までです。終末に対する心の準備やキリストが来られるのを待ち望みながら心の悔い改めと回心が勧められる時期です。
写真は、手前の濃紫のローソク1本だけが灯されていますから、「待降節第一主日(第一週)」の写真ということが分かります。
後半の期間は、3本目のローソク(桃色)を灯す「待降節第三主日」で、12月10日(土曜日の夕方)から17日(土曜日の日中)まで、主の降誕が最も近付いたことを喜びの心を持って準備します。そして4本目のローソク(白色)を灯す17日(土曜日の夕方)で、「待降節第四主日」となり、この世の闇を照らす救いの光として来られるイエス・キリストを象徴し、嬉しい降誕が私達の信仰の生活の中でキリストの光になるように願う心で火を灯します。そして、降誕祭の25日を迎えます。4週に渡り1本づつローソクに火が灯されていきます。
待降節の朗読はメシアが来られること、待つことを予告する旧約聖書の「イザヤ書」と、主の日のために悔い改めを催す新約聖書から洗礼者ヨハネの警告を朗読します。待降節の典礼の性格がよく表れている司祭の紫色の祭服は、主を待ち望む心と悔い改めの象徴的な意味を持ちます。そして、聖堂と家庭の中で緑の枝に飾られた4本の待降節のロウソクを準備します。常緑の枝でロウソクを飾るのは、私達に下る永遠に変わらない神様の新しい生命を象徴しています。
さて、今日の「待降節第一主日のミサ」、正確には昨夜26日の夕刻から「待降節」が始まります。「待降節」の詳細は、このブログの2022年11月26日に掲載した「待降節、降誕祭、そして降誕節のお話し」をご覧ください。アドレスは次のとおりです。
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2022-11-26
キリスト教カトリック教会では、11月26(土)の夜(夕方)の主日のミサ(待降節第一主日)から待降節に入って、12月24日(土)の降誕夜半のミサ(降誕祭)、25日(日)の降誕日中のミサ(降誕祭)までの期間中、写真にのように祭壇前に新しく4本のローソクが備えられ、毎週1本づつ灯されていきます。一般的には「アドベント・キャンドル」、「アドベント・リース」、「アドベント・クランツ」などの名称があります。
【アドベント・クランツ】
アドベント・クランツ(Advents kranz)とは、もみの木や松などの常緑樹の枝でリース(輪)を作り、リースの中心に4本のキャンドルを立てて作ったものです。
写真の一番手前にある1本目の濃紫色のローソクは「悔い改めと償い」、左側にある2本目の薄紫色のローソクは「希望」、右側にある3本目の桃色のローソクは「喜び」、祭壇に近い4本目の白いローソクは「イエス・キリスト」を象徴します。4本のローソクは、イスラエル人がメシアを待っていた4千年を意味しています。6世紀の中ごろ、スペインの教会で始まった待降節は、13世紀に、正式に教会が祝日として定められお祝いされることになりました。
待降節の時期は、教会暦で新しい年が始まり、終末の時この世の審判のために来られるイエス・キリストの誕生を待つ4週間で、大きく2つの期間に分かれています。まず、前半の期間は、1本目のローソク(濃紫)を灯す「待降節第一主日」で、11月26日(土曜日の夕方)から12月3日(土曜日の日中)まで、そして、2本目のローソク(薄紫)を灯す「待降節第二主日」で、12月3日(土曜日の夕方)から10日(土曜日の日中)までです。終末に対する心の準備やキリストが来られるのを待ち望みながら心の悔い改めと回心が勧められる時期です。
写真は、手前の濃紫のローソク1本だけが灯されていますから、「待降節第一主日(第一週)」の写真ということが分かります。
後半の期間は、3本目のローソク(桃色)を灯す「待降節第三主日」で、12月10日(土曜日の夕方)から17日(土曜日の日中)まで、主の降誕が最も近付いたことを喜びの心を持って準備します。そして4本目のローソク(白色)を灯す17日(土曜日の夕方)で、「待降節第四主日」となり、この世の闇を照らす救いの光として来られるイエス・キリストを象徴し、嬉しい降誕が私達の信仰の生活の中でキリストの光になるように願う心で火を灯します。そして、降誕祭の25日を迎えます。4週に渡り1本づつローソクに火が灯されていきます。
待降節の朗読はメシアが来られること、待つことを予告する旧約聖書の「イザヤ書」と、主の日のために悔い改めを催す新約聖書から洗礼者ヨハネの警告を朗読します。待降節の典礼の性格がよく表れている司祭の紫色の祭服は、主を待ち望む心と悔い改めの象徴的な意味を持ちます。そして、聖堂と家庭の中で緑の枝に飾られた4本の待降節のロウソクを準備します。常緑の枝でロウソクを飾るのは、私達に下る永遠に変わらない神様の新しい生命を象徴しています。