今日の日記2022.11.(革製ブックカバー!) [日記]

次の写真は、日本の革カバン専門工房「HERZ(ヘルツ)」のブランド「Organ(オルガン)」製のブックカバーです。色はアンバー(琥珀色)です。革を贅沢に2枚合わせで仕上げた文庫本用のブックカバーですが、一つ一つ癖付けした“縁の当たり”が、使い込んだような独特の表情でいいですね。大きさはW22.5cm×H15cm 、定価は7,150円です。このブックカバーは、以前は『祈りの友(カトリック教会祈祷書)』を入れていましたが、今は文庫本専門のカバーにしています。
先日まで、このブログでご紹介した小説『カラマーゾフの兄弟』の文庫本を入れてみました。上の写真はブックカバーを開いたものです。中の写真は第1巻で443ページですが、下の写真は第4巻で700ページです。その差は257ページもありますが、実際に手に取ってみると、どういうわけか?第1巻の方はブカブカで余り過ぎているわけでもなく、第4巻の方もキチキチいっぱいでもありません。両方とも違和感なく普通に納まっています。なぜでしょう?不思議ですね。
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次の写真は、『新約聖書』です。同じブックカバーですが、色は私の好きな焦げ茶(カスターニョ)です。
この聖書は、2015年から8年間、一年365日毎日持ち歩いている『原文校訂による口語訳フランシスコ会聖書研究所訳注聖書(小型版新約聖書第二版)』です。基本的に就寝前にベッドの上で<毎日一章は読む>ことにしており、通勤電車の中で読んだり、職場でお昼休みに読んだり、カフェで読んだりしています。ですから、仕事の日だけでなく家の外に出る時は必ず持ち歩いています。革が随分と馴染んできました。

◯使用している革
「Eufrate(ユーフラテ)」
使い込まれた革のような独特の表情が特徴。「ウェットバック」と呼ばれる水を入れたドラムの中で繊維をほぐしながらシボを出し、乾燥後に銀面をガラス玉で擦る「グレージング加工」を施すことで艶を出しています。
生産国:イタリア
タンナー:CONCERIA CARLO BADALASSI
革種:牛 COW
部位:ショルダー
使用原皮:フランス
ちなみに、ハンドメイドレザーバッグなどの革製品専門店の「HERZ(ヘルツ)」から、のれん分けしたお店?兄弟店?が、別ブランドの「Organ(オルガン)」です。是非ともホームページをご覧ください!
「Organ(オルガン)」ホームページhttp://www.organ-leather.com/
「HERZ(ヘルツ)」公式サイトhttps://www.herz-bag.jp/
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良寛和尚のことば(第2日目) [非キリスト者(ノンクリスチャン)]

第1日目に続いて良寛和尚の「戒語」です。良寛和尚のことは「良寛和尚のことば(第1日目)2022.11.16」をご欄下さい。今日も勉強になります!

一、はな(鼻)であいさつする
「挨拶は適当にしてはいけない。」
いい加減な軽い挨拶を「鼻で挨拶する」と言いますが、大変失礼なことです!挨拶は、誰にでも心を込めて丁寧にすることですね。

二、人のへだつることをいう
「人を差別するようなことを言ってはいけない。」
人間は誰でも平等ですから差別をしてはいけないのです。 

三、人のきずくることをいう
「その人が気にしていることを言ってはならない。」
誰でも自分が気にしていることを言われるのは嫌なものです。そうであるならば、自分も他人には言ってはいけないのです。

四、はらたちながら人にことわりをいう
「心の中で怒りながら人に理屈を説いてはいけない。」
怒っている人の言うことは、それがたとえ正しくても素直に聞けないものです。他人に話をするときは、冷静にそして落ち着いてすることです。

五、神仏のことかろがろしくさたする
「神や仏のことを軽々しく口にしてはいけない」
神仏への信心や理解がないのに、尊い存在である神様や仏様のことを軽々しく口にしてはいけないのです。バチが当たりますよ!
今日は以上です。
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