お御堂(おみどう)での祈り [祈り]

「ロザリオの祈り」は、毎日の通勤の電車の中でお祈りをしています。一環お祈りしますから、ゆっくりと25分くらいかけてお祈りしています。新型コロナウィルスの感染防止のため、東京大司教区では、今月14日(土)までミサは中止となっていますので、ご聖体拝領はできません。しかし、教会によっては、毎日20時〜21時まで開放されていますからお祈りはできます。

私は、毎日自宅で朝夕にお祈りをしていますから、ミサ以外に教会でお祈りする必要はないかもしれません。でも、自宅でのお祈りと教会のお御堂でのお祈りは、やはり何かしら違いがあるのです。十字架像や聖母マリア様のご像があるからという雰囲気的?なこともあるでしょうが、そうではなく、「祈りの染みたお御堂」での祈りは、祈りの力を得ることができるのです。

教会の献堂以来、毎日のようにミサ(ご聖体拝領)が行われ、今まで多くの信徒が祈りを捧げてきたお御堂ですから、祈りの祈祷文が染みついているのでしょうね。それがなぜかお祈りに力を与えてくれるのです。先週末から仕事帰りにカトリック成城教会に寄ってロザリオの祈りを一環捧げています。仕事の雑念が取り去られ、清々しい気持ちになります。神に感謝ですね。


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アンデルセンのことば(第1日目) [キリスト者(クリスチャン)]

「山から遠ざかれば、ますますその本当の姿を見ることができる。友人にしてもこれと同じことです。」

ハンス・クリスチャン・アンデルセン(デンマーク:1805年~1875年)は、キリスト教プロテスタント(推測です)のクリスチャンで、世界的に有名な童話作家・詩人です。1805年4月2日にデンマークのフュン島の都市オーデンセで産まれました。家は貧しく一つの部屋で家族全員が眠ったそうです。
アンデルセンは両親の愛によって育てられ、若い頃から想像力を発揮していたそうです。1816年に靴職人の父親が亡くなると、学校を止めてオペラ歌手、バレエなどをやり、1828年大学に入学して文献学と哲学を学びました。
1835年に最初の小説『即興詩人』を出版し、発表当時かなりの反響を呼んでヨーロッパ各国で翻訳出版され、アンデルセンの出世作となりました。その後も死去するまでの間に多くの“おとぎ話”を発表し続け、70歳の時に肝臓癌で亡くなりました。
大学を卒業しなかったアンデルセンは、旅行を自分の学校として多くの旅行記を書いています。グリム兄弟、バルザック、ディケンズ、ヴィクトル・ユーゴーなど旅先で多くの作家や学者と交友を深め、生涯独身(未婚)でとおしたそうです。
作品は、皆さんよくご存じの「即興詩人」、「絵のない絵本」、「裸の王様」、「みにくいアヒルの子」、「人魚姫」、「親指姫」、「マッチ売りの少女」などたくさんありますね。

とても親しく、相手のことをよく知っていると思っている友人でも、いつも一緒にいるだけではわからないところもあるものです。一度、物理的にも心的にも距離を置いて見つめると、また違った良いところが発見できるかもしれませんね。
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