教会日記2020.3.16(カトリック成城教会「ロザリオの祈り」月曜日) [教会日記]

今日は、仕事が終わってから帰り道を小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城教会で「ロザリオの祈り」一環を捧げてきました。
誰もいない静寂に包まれたお御堂で、一人で心静かにお祈りすることができました。聖母マリア様のご像の前でお祈りは、いつも安堵感で心が一杯に満たされます。新型コロナウィルスの感染拡大防止、感染者の皆さんの早の治癒、不安定となっている人心の安寧をお祈りしました。ミサの中止は、今月末まで継続されることになりました。とっでも残念ですね。

東京大司教区のタルチシオ菊地功大司教から、3月10日付けで次のとおり「新型コロナウイルス感染症に伴う3月15日以降の対応」としてお知らせが出ました。東京大司教区のホームページをご覧ください。https://tokyo.catholic.jp/info/diocese/ またミサが遠のいてしまいました〜( ̄◇ ̄;) ますますお祈りに専念ですね!
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河野進のことば(詩)(第1日目) [キリスト者(クリスチャン)]

『病まなければ』
「病まなければ 捧げ得ない悔い改めの祈りがあり
病まなければ 聞き得ない救いのみ言葉があり
病まなければ 負い得ない恵みの十字架があり
病まなければ 信じ得ないいやしの奇跡があり
病まなければ 受け得ないいたわりの愛があり
病まなければ 近づき得ない清い聖壇があり
病まなければ 仰ぎ得ない輝く御顔がある
おお 病まなければ 人間でさえあり得なかった」

『病む』
「病まなければ 聞き得ない慰めのみ言葉があり
病まなければ 捧げ得ない真実な祈りがあり
病まなければ 感謝し得ない一杯の水があり
病まなければ 見得ない奉仕の天使があり
病まなければ 信じ得ない愛の奇跡があり
病まなければ 下り得ない謙遜の谷があり
病まなければ 登り得ない希望の山頂がある」

河野 進(こうの すすむ・和歌山県・1904年~1990年)は、キリスト教プロテスタントのクリスチャンで牧師、詩人です。通称「玉島の良寛さま」。満州教育専門学校、神戸中央神学校で学び、玉島教会において牧師となりました。賀川豊彦より、岡山ハンセン病療養所での慰問伝道をすすめられ、50年以上携わりました。「インド救ライセンター」設立運動、またマザー・テレサに協力する「おにぎり運動」に尽力しました。日本基督教団玉島教会名誉牧師、日本キリスト教救ライ教会理事、社会福祉法人恵聖会(養護施設岡山県立玉島学園・保育施設富田保育園)理事長を務めました。「聖良寛文学賞」を受賞しています。

人間は、大病してやっと大切なことに気が付くのですね。直にでも謙虚にもなれるものです。3年前、友人が救急車で病院に運ばれました。医師の話しでは、病院に駆けつける時間が少しでも遅かったら、今も命があったかどうか分からないということでした。友人曰く「すべてものの見方が変わった。何でもありがたく思うようになった。」とのことでした。生死を彷徨う(さまよう)を経験をすると、その後の生き方や見方が違ってくるのですね。私の最も自戒とするところです。
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