教会日記2020.3.23(カトリック成城教会「ロザリオの祈り」月曜日) [教会日記]

今日は、仕事が終わってから帰り道を小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城教会で「ロザリオの祈り」一環を捧げてきました。
今夜は、私一人でした。静寂に包まれたお御堂で心静かにお祈りすることができました。成城教会には「耐えざる御助けの聖母マリア」様のご絵があり、ご絵の前でお祈りしました。新型コロナウィルスの感染が拡大しないように、感染者の皆さんが早く治るように、不安定となっている人々の心の平安をお祈りしました。ミサの中止は、いつまで続くのでしょうか?

フランシスコ教皇は、3月22日の「お告げの祈り」の後に以下のことを呼びかけておられます。『3月25日の水曜日ローマ時間正午(日本時間午後8:00)、全世界で一斉に「主の祈り」を唱えましょう。』と全世界に向けて呼びかけられました。
〈本文〉
「コロナウイルスのパンデミックという試練に、全世界で祈りと思いやり、優しさで対抗していきましょう。一致を保ちましょう。キリスト者の皆さん、3月25日の午後8時(イタリア時間は正午)に、天に向けて皆さんの声をひとつに、主の祈りをともに唱えましょう。」皆さん!25日の午後8時ですよ!
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キング牧師のことば(第2日目) [キリスト者(クリスチャン)]

「闇で闇を追い払うことはできない。
光のみがそれを成し得る。
憎しみで憎しみを追い払うことはできない。
愛のみがそれを成し得る。」

キング牧師の詳細については、「キング牧師のことば(第1日目)2020.3.22」をご欄下さい。
闇は真っ暗ですから、その真っ暗な闇で真っ暗な闇を「追い払うこと」、いわゆる“取り除くこと”はできないですよね。それと同じように憎しみで憎しみを取り除くことはできないと、キング牧師は述べています。憎しみで憎しみを取り除こうとすれば、やがて争うになり、人が人を殺すという社会、世界になっていきます。キング牧師は、それを憎しみではなく、「愛」をもって尽くすことを説いています。

現在、シリアなど中近東地域などで戦争や紛争が続いています。殺されたから殺すという報復の論理では、平和は絶対に訪れないのです。死刑制度にしても人が人を殺すことに代わりはありません。私には肉親を殺されたことはありませんから、肉親を殺された方の心境には絶対になれないと思いますが、だからといって人を死刑にするということは、あってはならない行為だと思います。そのような相手に、「愛」をもって接することをキング牧師は説いています。これは聖書にも書かれていますが、イエス・キリストの教えですね。本当に難しいことかもしれませんが、人間にとって「愛」は一番大切な行為なのです。
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