アンデルセンのことば(第1日目) [キリスト者(クリスチャン)]

「山から遠ざかれば、ますますその本当の姿を見ることができる。友人にしてもこれと同じことです。」

ハンス・クリスチャン・アンデルセン(デンマーク:1805年~1875年)は、キリスト教プロテスタント(推測です)のクリスチャンで、世界的に有名な童話作家・詩人です。1805年4月2日にデンマークのフュン島の都市オーデンセで産まれました。家は貧しく一つの部屋で家族全員が眠ったそうです。
アンデルセンは両親の愛によって育てられ、若い頃から想像力を発揮していたそうです。1816年に靴職人の父親が亡くなると、学校を止めてオペラ歌手、バレエなどをやり、1828年大学に入学して文献学と哲学を学びました。
1835年に最初の小説『即興詩人』を出版し、発表当時かなりの反響を呼んでヨーロッパ各国で翻訳出版され、アンデルセンの出世作となりました。その後も死去するまでの間に多くの“おとぎ話”を発表し続け、70歳の時に肝臓癌で亡くなりました。
大学を卒業しなかったアンデルセンは、旅行を自分の学校として多くの旅行記を書いています。グリム兄弟、バルザック、ディケンズ、ヴィクトル・ユーゴーなど旅先で多くの作家や学者と交友を深め、生涯独身(未婚)でとおしたそうです。
作品は、皆さんよくご存じの「即興詩人」、「絵のない絵本」、「裸の王様」、「みにくいアヒルの子」、「人魚姫」、「親指姫」、「マッチ売りの少女」などたくさんありますね。

とても親しく、相手のことをよく知っていると思っている友人でも、いつも一緒にいるだけではわからないところもあるものです。一度、物理的にも心的にも距離を置いて見つめると、また違った良いところが発見できるかもしれませんね。
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