教会日記2022.10.18(カトリック成城・聖タデオ教会「平日のミサ」火曜日) [教会日記]

今朝は、出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城・聖タデオ教会での7時からの「平日のミサ」に与りました。昨日から雨天で、シトシトといった秋の長雨で寒いです。でも、今日も清々しい朝を迎えています。

ミサでは、「聖ルカ福音記者」の祝日をお祈りしました。
そして、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と主を讃え、
続いて
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
とお祈りしました。
続いて、
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」と祈り、
そして、同僚の病と同じ病の私が親しくしているご婦人のお二人が癒されるようお祈りしました。
終わりに、『大天使聖ミカエルへの祈り』をお祈りしました。
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
とお祈りしました。
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「聖ルカ福音記者」のお話し [聖人・福者・尊者]

今日10月18日は、「聖ルカによる福音記者」の祝日です。
聖パウロの手紙によると、聖ルカはギリシャ人の医師であったということです。また、「使徒言行録(第16章・第10節~第20章・第6節)」によると、聖パウロの第3と第4宣教旅行に同行したことがわかります。「テモテへの手紙・第二(第4章・第11節)」では、その後、パウロが2度目に逮捕されてローマで拘留されていたとき、ルカだけは彼とともにいたことが分かります。

聖ルカを画いた絵は、必ず翼のある雄牛と一緒に画かれています。聖ルカの象徴表現は雄牛なのです。これは、伝統的キリスト教美術における象徴表現なのですね。ちなみに、マルコによる福音書の聖マルコは「獅子」、マタイによる福音書の聖マタイは「人(天使)」、ヨハネによる福音書の聖ヨハネは「鷲」となっています。
聖ルカ.jpg
「ルカによる福音書」が、ギリシャ語で書かれて巧みで美しい表現に彩られていることからも、彼が高い教育を受けていたことが分かります。聖ルカは、特にキリストの優しさを浮き彫りにし、<善きサマリアの物語>、<放蕩息子の物語>など、差別されている人びとを題材とした話は聖ルカ独特のものです。また、キリストの幼年時代をいちばん詳しく書きとめ、聖母マリアが果たす役割を強調しています。聖パウロの死後、ルカの活動について確かではありませんが、主にギリシャで宣教し、そこで殉教したと伝えられています。後世の教会の伝承によれば、ルカは画家でもあり、聖母マリアとイエスを描いたということから、ルカは医師と画家の保護者とされています。
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