教会日記2022.10.25(カトリック成城・聖タデオ教会「平日のミサ」火曜日) [教会日記]

今朝は、出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城・聖タデオ教会での7時からの「平日のミサ」に与りました。今日も一日中曇り空時々雨のようですが、清々しい朝を迎えています。

ミサでは、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と主を讃え、
続いて
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
とお祈りしました。
続いて、
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」と祈り、
そして、同僚の病と同じ病の私が親しくしているご婦人のお二人が癒されるようお祈りしました。
終わりに、『大天使聖ミカエルへの祈り』をお祈りしました。
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
とお祈りしました。
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「天使」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日は「天使」についてのお話しです。
お話しの内容は、「天使の階級」についてですが、天使にも階級があったのですね( ̄▽ ̄;) 神秘思想家である偽ディオニシウス・アレオパギタの著作に『天上位階論』がありますが、その中で天使の階級を記載しています。それによると次のとおり案外多くの階級があります。他にも、序列のようなものを記載した資料があり、それはまた違った階級になっているそうです。

上位
1 熾天使(してんし:セラフィム)
2 智天使(ちてんし:ケルビム)
3 座天使(ざてんし:スローンズ)

中位
4 主天使(しゅてんし:ドミニオンズまたはキュリオテテス)
5 力天使(りきてんし:デュナメイスまたはヴァーチュズ)
6 能天使(のうてんし:エクスシアイ)

下位
7 権天使(ごんてんし:アルヒャイ)
8 大天使(だいてんし:アルヒアンゲロイ)
9 天 使(てんし:アンゲロイ)

聖書には天使が現れる記述があります。新約聖書では、天使軍団の総帥・軍団長である大天使聖ミカエル、そして、聖母マリア様に受胎を告げる(受胎告知する)大天使聖ガブリエル、旧約聖書では、トビト記に現れる大天使聖ラファエルの3大天使が記載されています。前述の天使の階級からすると、大天使は下位で8番目の天使ということになっています。ものすごく有名であり、活躍しているにもかかわらず階級は低いのですね。

ちなみに、上位で1番目にくる熾天使(セラフィム)は、3対6枚の翼を持ち、2つで頭を、2つで体を隠し、残り2つの翼で羽ばたきます。神への愛と情熱で体が燃えているため、熾(燃えるなどの意)天使といわれています。2番目の智天使(ケルビム)は、絵画・彫刻では羽のある愛らしい幼児のように表現されており、それを日本では“キューピット”と呼ぶ方が多いと思います。

しかし、キューピットはローマ神話の愛の神(ギリシア神話のエロースと同一視されている)で同じ幼児のように画かれていますが、キリスト教における天使である智天使(ケルビム)とは違います。いずれにしても、聖書の中に現れる天使像と絵画・彫刻の世界の天使像は、双方が必ずしも合致しているとは限らないのです。でも、天使の階級なんて神様や天使自身が考えたわけではなく、人間が考えたものなんですよね( ̄▽ ̄;)
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