教会日記2020.7.26(カトリック成城教会「主日のミサ」日曜日) [教会日記]

今日もカトリック成城教会での10時からの主日のミサに与りました。昨日から雨は止みませんね。ところが、ミサの始まるころに晴れてセミが鳴き始めました!ひと時の初夏を味わいました(^∇^)このまま梅雨前線が北上すれば良いのにね!はやく梅雨が明けてもらいたいものです。
ミサは、いつものように3蜜を避けるため、ソーシャルディスタンスで入堂制限がありますから40人くらいしか入れません。ですから、聖堂に入れない人のために、信徒館でスクリーンで映してミサに与る対策もしています。また、マスクの着用はもちろんのこと、聖堂(信徒館)入口の受付でカードに氏名と電話番号の記入と手の消毒があります。そして、ミサの時間を通常よりも短縮するためと信徒の声の発生を少なくするために、約30分のミサとなっています。毎度のことですが、聖歌は歌いません( ̄◇ ̄;) 毎度残念なことです(T_T)

ミサでは、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、行方不明となっている小学2年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんの病気が完治しますようにと心を込めてお祈りしました。
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『天使とは何か ー キューピット、キリスト、悪魔 ー 』のご紹介 [キリスト教と読書]

ご紹介する書籍は、岡田温司氏の『天使とは何か―キューピット、キリスト、悪魔―』です。このブログに2回目の掲載(紹介)となります。著者の岡田温司(1954年~)氏は、西洋美術史の研究者、京都大学大学院人間・環境学教授です。ピーコ・デッラ・ミランドラ賞、第13回吉田秀和賞、第60回読売文学賞などを受賞しています。美術史研究者でもあり美術評論家でもありますね。
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書名:『天使とは何か』中公新書(2016年)
著者:岡田温司
出版:中央公論者(中公新書)
初版:2016年3月25日
定価:780円+税別

書名のとおりの内容ですが、西洋美術絵画や彫刻などに出てくる天使などの図象について書かれています。ところで、天使とキューピットは違うのです。両方とも愛らしい子どもの姿で翼があってかわいいのですが、違うのですね。天使は、ユダヤ教及びキリスト教における神の使者であって、キューピットは異教の愛の神のことだそうです。そういえば、皆さんよくご存知のキューピー株式会社のマークは“キューピット”です。これは社名からなんとなく分かりますが、森永製菓株式会社のマークは“天使”なのですね。創業者の森永太一郎がクリスチャンだったからでしょう。ご存知でしたか?
◯キューピー株式会社(ブログ掲載文章・文献引用表示:ロゴマーク)
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◯森永製菓株式会社(ブログ掲載文章・文献引用表示:ロゴマーク)
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岡田氏の著書は、単著、共著及び翻訳など多くありますが、ご専門が西洋美術史ですから、キリスト教、特に聖書に係る図象などの書籍(論文・評論)が多いですね。私が読んだものは次のとおりです。
『マグダラのマリア ― エロスとアガペーの聖女』
中公新書(2005年)
『処女懐胎─ 描かれた「奇跡」と「聖家族」』
中公新書(2007年)
『キリストの身体 ─ 血と肉と愛の傷』
中公新書(2009年)
『アダムとイヴ ─ 語り継がれる「中心の神話」』
中公新書(2012年)
『黙示録 ― イメージの源泉』
岩波新書(2014年)
以上です。
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