教会日記2020.5.5(カトリック松原教会「ロザリオの祈り」火曜日) [教会日記]

連休中ですが、今日も仕事でした( ̄◇ ̄;) 仕事をお昼過ぎに早退し、帰りの通勤経路を変更して京王線明大前駅で途中下車し、カトリック松原教会でお祈りを捧げてきました。緊急事態宣言のため、多くの教会のお御堂が閉鎖となりましたが、毎日21時までお御堂が解放されている松原教会でお祈りしています。通勤経路からは少し外れはしますが、京王線明大前駅から徒歩3分~4分と近いのがありがたいですね。
5月に入り「聖母月」を迎え、静寂に包まれたお御堂で、ロザリオの祈り(一環)を心静かにお祈りすることができました。「新型コロナウィルスの感染が拡大しませんように、感染者の皆さんが早く治りますように、不安定となっている人々の心に平安が戻りますように」とお祈りしました。

教会の花壇は、各種バラの花ですごく華やかになっています!その中からローズマリー・ハーネストという名前のバラです。風が強くて花が潰れ気味ですが、とっても綺麗です。
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『健康を求める祈り』をお祈りしました。
『すべてを造り、新たにする方、
わたしのいのちの源、神の聖なる霊、
聖マリアとともに、あなたを礼拝し、感謝し、愛します。
あなたは、全宇宙にいのちを与え、活気づける方です。
わたしたちに健康を保たせ、
いのちをおびやかし危険にさらす病気から
解放してください。
あなたの恵みに助けられ、
神の栄光と、わたしの魂の善と、
兄弟姉妹への奉仕のために、
わたしのすべての力を常に用いることを約束します。
医師と、看護にあたるすべての人に、
あなたの知識と聡明の賜物を与え、照らしてください。
いのちをおびやかし危険にさらす病気の原因を知り、
予防と回復のため、
より効果ある治療がなされますように。
聖なるおとめ、いのちの母、病人のいやしである御母、
わたしのこの貧しい祈りをあなたにゆだねます。
あなたは神の母、わたしたちの母、
あなたの執り成しをもって、
この祈りに力を添えてください。
アーメン」

続いて、日本カトリック司教協議会が発表(認可)した『新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り』をお祈りしました。
「いつくしみ深い神よ、
新型コロナウイルスの感染拡大によって、
今、大きな困難の中にある世界を顧みてください。
病に苦しむ人に必要な医療が施され、
感染の終息に向けて取り組むすべての人、
医療従事者、病者に寄り添う人の健康が守られますように。
亡くなった人が永遠のみ国に迎え入れられ、
尽きることのない安らぎに満たされますように。
不安と混乱に直面しているすべての人に、
支援の手が差し伸べられますように。
希望の源である神よ、
わたしたちが感染拡大を防ぐための犠牲を惜しまず、
世界のすべての人と助け合って、
この危機を乗り越えることができるようお導きください。
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
希望と慰めのよりどころである聖マリア、
苦難のうちにあるわたしたちのためにお祈りください。」
新型コロナウイルス肺炎が早く終息するよう、一人でも多くの皆さんと一緒にお祈りしましょう!
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アミエルのことば(第1日目) [キリスト者(クリスチャン)]

「信頼は鏡のガラスのようなものである。ヒビが入ったらもとどおり一つにはならない。」

アンリ・フレデリック・アミエル(スイス:1821年~1881年)は、キリスト教カトリックのクリスチャンで、哲学者、詩人、批評家です。30年にわたって書かれ、死後に出版された『アミエルの日記』は有名ですね。このブログに2回目の掲載となります。
1821年にスイスのジュネーヴで、商人の父アンリ・アミエルと母カロリーヌ・ブラントの間に長男として生まれました。13歳のときに両親が亡くなり、叔父のところで育てられ、スイス、イタリア、フランス、そしてベルギーなどへ旅をしました。

1844年から1848年にかけてベルリンに滞在し、シェリングの元で哲学を、ベネケの元では心理学を、そのほかに神学などを受講していたようです。1849年、彼はジュネーブに戻り、その論文「スイスのフランス語圏における文学的運動とその将来」の評価もあって、ジュネーブ大学で美学とフランス文学担当の教授に就任、1854年には哲学の教授に就任し、亡くなるまでこの講座の教授を務めました。
アミエルは、数多くの詩集、歴史研究や哲学研究の著作、哲学的エッセイを刊行しておりますが、アミエルが有名になったのは、その『日記』(「ひそかな日記」1839年~1881年、約17,000ページにもなる大部な日記です)によります。これは彼の死後発見されたもので、発見されて間もなく2巻本として刊行されるやいなやその思想の明晰さ、内省の誠実さ、個々の正確さ、実存の諦念的な幻想や自己批判的な傾向などにより、世間の耳目を引き寄せました。
この日記は、19世紀末から20世紀のスイスのみならずヨーロッパの作家たちにも大きな影響を及ぼし、その影響をこうむった作家の中には、レフ・トルストイも挙げられます。日本でも戦前から翻訳され、河野与一訳(岩波文庫全4巻)や土居寛之抄訳(白水社)で長く読まれています。

そうなんですよね。信頼関係は、一度壊れると修復するのに大変な思いをし、大変な時間を費やします。それに、一度でも信頼をなくすと、修復したといってもそれ以後は疑心暗鬼に陥りますね。信頼をなくすことのないように誠意をもった言動、行動をしなくてはなりません。私の日々自戒する言葉です。
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