北大路魯山人のことば(第3日目) [非キリスト者(ノンクリスチャン)]

「書でも絵でも陶器でも料理でも、結局そこに出現するものは、作者の姿であり、善かれ悪しかれ、自分というものが出てくるのであります。一度このことに思い至ると、例えばどんなことでも、他人任せということはできなくなります。全くほんとうのことが判って来ると、恐ろしくて与太はできないのであります。」

北大路魯山人のことは、「北大路魯山人のことば(第1日目)2020.2.25」をご覧ください。いろんな芸術分野を極めた魯山人ならではの言葉だと敬服いたします。「恐ろしくて与太はできない」とあります。いい加減、妥協などとは程遠いものがあったのですね。作品創りに頑強な意志をもって臨んだ魯山人らしい言葉でもあります。
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