教会日記2020.10.4(カトリック成城教会「主日のミサ」日曜日) [教会日記]

今日は、カトリック成城教会で10時からの主日のミサに与りました。朝はパラパラと雨が降りましたが、お昼前には晴れましたね。今日はいろいろと忙しい日となり、やっと「教会日記」をブログにアップできました(⌒-⌒; ) ちなみに、今日は「アッシジの聖フランシスコ修道者」の記念日でしたが、9月13日(日)の「聖ヨハネ・クリゾストモ司教教会博士の記念日と同様、ミサでの記念のお祈りはありませんでした。それは、主日と重なった場合、主日が重要であり優先するため、聖人の記念日や祝日でも特別のお祈りはしない慣しになっているのですね。ただし、今日のように主日と聖人の記念日や祝日が重なっても、その聖人が教会の守護聖人になっている場合などは、その教会ではミサで聖人へお祈りを捧げるそうです。

さて、ミサは3蜜を避けるため、ソーシャルディスタンスで入堂制限をしていますので、200人以上入れる聖堂に40人くらいしかはいれません。ですからミサの回数が増えました。聖堂に入れない人のためには、信徒館でスクリーンで映してミサに与る対策もしています。また、マスクの着用とはもちろんのこと、聖堂(信徒館)入口の受付でカードに氏名と電話番号の記入と手の消毒があります。そして、ミサの時間を通常よりも短縮するためと信徒の声の発生を少なくするために、約30分のミサとなっています。聖歌は歌いません( ̄◇ ̄;) 毎回残念なことですね(T_T)

ミサでは、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、行方不明となっている小学2年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんの病気が完治しますようにと心を込めてお祈りしました。
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「アッシジの聖フランシスコ修道者」のお話し [聖人・福者・尊者]

今日10月4日は、アッシジの聖フランシスコ修道者の記念日です。このブログの2019年10月12日に掲載した記事を再掲載いたします。聖フランシスコは、イタリア、アッシジの裕福な織物商の家に生まれました。快楽を求め自由奔放な青春時代を過ごしたが、騎士になりたいと望み、戦場に赴きました。そこで病気にかかって、夢の中でイエス・キリストに出会い、回心してイエス様に従う決心をしたそうです。持ち物を貧しい人びとに与え、自らは粗末な服をまとい、ローマ中を巡礼しました。アシジに戻った聖フランシスコは、壊れた聖堂で祈っていたとき、教会を建て直すようにとのキリストの声を聞き、すぐに聖堂の再建を始めた。フランシスコの父は、教会のために家の財産が費やされることを嫌い、フランシスコが財産を受け継ぐことを放棄する法的手続きをとり勘当しました。

しかし、聖フランシスコはよりいっそうイエス様の言葉に従い、同志を集めて清貧と愛の生活を続けて多くの人びとを感化し、当時の乱れた教会を改善していきました。その後、ローマに行き、教皇インノセント3世から許可を得て、1209年に「小さき兄弟会」、後の「フランシスコ会」を創立しました。
すべての被造物をとおして与えられる神の恵みを悟ったフランシスコは、神に感謝と賛美をささげた『太陽の賛歌』を作った。彼の物語は、『小さい花』という本に伝えられています。また、彼はクリスマスの夜に馬小屋を飾って祝った最初の人であり、その習慣を広めました。1224年、聖フランシスコは聖痕(せいこん:キリストが十字架に付けられたときに受けた5つの傷)を受けたといわれています。その生涯は、キリストの僕(しもべ)として貧しく愛にあふれるものであり、現代まで世界中の人びとに大きな影響を与え続けています。ちなみに、聖フランシスコは、イタリアのアッシジで生まれたことから、「アッシジのフランシスコ」と呼ばれています。また、アメリカ西海岸の都市サンフランシスコ(St. Francisco)は、この聖人の名前が由来です。

私が大好きな画家であるスペインのエル・グレコ作の「法悦の聖フランチェスコ(1577‐1580)」です。ラサロ・ガルディアーノ美術館蔵
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◯「聖痕(せいこん)」及び「アッシジの壊れた教会」のことは、このブログの「聖フランシスコに語りかけた十字架のご紹介!2017.3.7」
https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2017-03-07をご覧下さい。また、「太陽の賛歌」は、このブログの「祈りの言葉2014.5.18」https://jesus195876.blog.ss-blog.jp/2014-05-18をご覧下さい。それぞれ詳しく説明しています。
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