「楓ちぢみ杢拭き漆の十字架」のご紹介 [聖品紹介]

「楓ちぢみ杢(カーリーメープル)」は、楓のちぢみ杢の美しい連続した筋状の杢目のことです。このような杢の入っている楓材に、漆を塗り乾かして研ぐと杢にコントラストがつき、写真のように大変美しくなります。この作業を10回ほど繰り返して行う「拭き漆(ふきうるし)」という技法で作られた十字架ペンダントです。サイズは、縦5㎝×横3,.5㎝×幅1㎝で、手間暇かけているだけあって少々高価です。私のお気に入りです。
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孔子のことば [非キリスト者(ノンクリスチャン)]

「過(あやま)ちを改(あらた)めざる、これを過(あやま)ちという。」

この言葉は、『論語』にある孔子の言葉です。意味は、「過ちを犯していながら改めないというのは、本当の過ちである。過ちはやむを得ないものであるが、過ちと気づいたらすぐ改めなさい。」となります。
原文は、「子曰、過而不改、是謂過矣。」で、訳文は、「孔子は言われた。「過失を犯して、そのままにしておくことが本当の過ちというものである。」となります。この言葉と同じ意味の孔子の言葉が『韓詩外伝(かんしがいでん)』にあり、「過ちてこれを改むれば、これ過たざるなり(過ちを犯しても、それを改めれば、それは過ちとはいわない)」とあります。
犯してしまった過ちは、過ちだと気づいた時に素直に反省することですね。キリスト教的に「過ち」を「罪(つみ)」と置き換えて、罪を犯した時は素直に回心することです。私の自戒とする言葉です。
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