教会日記2020.4.6(カトリック成城教会「ロザリオの祈り」月曜日) [教会日記]

先週に引き続き、今日も仕事が終わってから、帰り道を小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城教会で「ロザリオの祈り」一環を捧げてきました。
今夜も静寂に包まれたお御堂で、聖母マリア様のご像の前で一人で心静かにお祈りすることができました。また、「耐えざる御助けの聖母マリア」様に感謝のお祈りを捧げ、新型コロナウィルスの感染が拡大しないように、感染者の皆さんが早く治るように、不安定となっている人々の心の平安をお祈りしました。
お御堂の祭壇正面の左側にある聖母マリア様のご像です。昨日は「枝の主日(受難の主日)」だったものですから、シュロの長い枝が添えられています。
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そして、毎日『健康を求める祈り』をお祈りしています。
『すべてを造り、新たにする方、
わたしのいのちの源、神の聖なる霊、
聖マリアとともに、あなたを礼拝し、感謝し、愛します。
あなたは、全宇宙にいのちを与え、活気づける方です。
わたしたちに健康を保たせ、
いのちをおびやかし危険にさらす病気から
解放してください。
あなたの恵みに助けられ、
神の栄光と、わたしの魂の善と、
兄弟姉妹への奉仕のために、
わたしのすべての力を常に用いることを約束します。
医師と、看護にあたるすべての人に、
あなたの知識と聡明の賜物を与え、照らしてください。
いのちをおびやかし危険にさらす病気の原因を知り、
予防と回復のため、
より効果ある治療がなされますように。
聖なるおとめ、いのちの母、病人のいやしである御母、
わたしのこの貧しい祈りをあなたにゆだねます。
あなたは神の母、わたしたちの母、
あなたの執り成しをもって、
この祈りに力を添えてください。
アーメン」

続いて日本カトリック司教協議会が発表(認可)した『新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り』もお祈りすることにしました。
「いつくしみ深い神よ、
新型コロナウイルスの感染拡大によって、
今、大きな困難の中にある世界を顧みてください。
病に苦しむ人に必要な医療が施され、
感染の終息に向けて取り組むすべての人、
医療従事者、病者に寄り添う人の健康が守られますように。
亡くなった人が永遠のみ国に迎え入れられ、
尽きることのない安らぎに満たされますように。
不安と混乱に直面しているすべての人に、
支援の手が差し伸べられますように。
希望の源である神よ、
わたしたちが感染拡大を防ぐための犠牲を惜しまず、
世界のすべての人と助け合って、
この危機を乗り越えることができるようお導きください。
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
希望と慰めのよりどころである聖マリア、
苦難のうちにあるわたしたちのためにお祈りください。」
新型コロナウイルス肺炎が早く終息するよう、一人でも多くの皆さんと一緒にお祈りしましょう!
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リジューの聖テレーズのことば(第2日目) [聖人・福者・尊者]

「もし全ての花が薔薇になりたがり、小さな野花がなくなってしまったら、春の美しさは失われ、野原が飾られることもないでしょう。」

リジューの聖テレーズのことは、「リジューの聖テレーズのことば(第1日目)2020.4.5」をご覧ください。
この言葉は、人間のことを花に喩えて(たとえて)述べていると私は解釈します。人間には、神様から与えられた使命があり、それぞれの存在理由があり、それぞれの役割があり、身体の大きさも、背の高さも、体重も、肌の色も、目の色もそれぞれが違うから個々の人間が輝くのですね。人がすべて同じような人間になってしまったら、なんと味気ない世界になってしまうことでしょうか。個々の人間が輝くこともなくなり、きっと明るい社会は失われてしまうでしょうね。
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