教会日記2022.11.21(カトリック成城・聖タデオ教会「平日のミサ」月曜日) [教会日記]

今朝は、出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城・聖タデオ教会での7時からの「平日のミサ」に与りました。今日のミサでは、今月27日の「待降節第一主日」から正式に変更されるミサ典礼の新式次第を先行して試行しました。変更点は、司式する司祭(神父)の言葉や会衆(信徒)の応唱などの言葉の変更です。より原文のラテン語にしたがった言葉に変更されているそうです。また、文語調の言葉は、口語調に修正されました。まだまだ暗記とはいきませんので、当分の間は新式次第の冊子を見ながらになりますね………さっそく一箇所間違っちゃいました(⌒-⌒; )

ミサでは、「聖マリアの奉献」の記念日をお祈りしました。
そして、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と主を讃え、
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
とお祈りし、続いて、
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」
と祈り、
そして、同僚の病と同じ病の私が親しくしているご婦人のお二人が癒されるようお祈りしました。
終わりに、『大天使聖ミカエルへの祈り』をお祈りしました。
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
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「聖マリアの奉献」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日11月21日は、聖母マリア様が、自分の生涯を神様に捧げたということを記念する「聖マリアの奉献」の記念日です
新約聖書の外典(がいてん)である『ヤコブの原福音書』には、聖母マリア様の幼年物語が記されています。それは、父ヨアキム(聖ヨアキム)と母アンナ(聖アンナ)は、3歳になった聖母マリア様を神に奉献するために神殿に連れていったそうです。大祭司ザカリアに引き取られた聖母マリア様は、12年の間、神殿の至聖所で大祭司から教育を受けられたそうです。聖書には、神殿に住み、断食や祈りそして神を礼拝する女性の集団があったと記されています。(旧約聖書:サムエル記(上)第2章・第22節、出エジプト記第38章・第8節)

彼女の奉献は、「わたしは、主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」(新約聖書:ルカによる福音書・第1章・第38節)という言葉に表現されています。彼女の神様への信頼はその生涯を貫くものでした。この記念日は、エルサレム神殿の近くにある「聖マリア・ノーヴァ」と呼ばれる聖堂の献堂式を、543年11月21日に行ったことが始まりです。西方教会では「マリアの奉献」という名称ですが、東方教会では、「神の聖なる母の神殿入りの記念」という名称です。

ティントレット作の「聖マリアの奉献」です。1553-56年、油彩・画布、429×480cm、マドンナ・デルオルト教会(イタリア:ヴェネツィア)
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実物の絵を観てみたいのですが、圧倒的な構図ですね。下から見上げた大胆な遠近、陰影のその先に、急な階段を上りきろうという3歳の聖母マリア様の凛としたお姿があります。迎えるのは祭司ザカリア、のちの洗礼者ヨハネの父ザカリアです。周囲に父ヨアキムと母アンナの姿は見えませんね。これ以後、聖母マリア様は14歳になるまで神殿で育つのです。ティントレットは、この絵がある聖マリアに捧げられた教会の信徒でした。
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聖書の切り替え?のお話し [聖書]

現在、日本のカトリック教会で公式に使用されている聖書は、カトリック教会とプロテスタント教会が共同訳し、日本聖書協会から1987年に発刊された『新共同訳聖書』です。すでに35年が経ちました。世界的に聖書研究が進む中、日本でも31年ぶりの新翻訳として、同じ日本聖書協会から2018年12月3日に『聖書協会共同訳聖書』が刊行されました。この聖書もカトリック教会とプロテスタント教会の共同訳です。刊行されて4年が経ちました。
写真は、私が持っている『聖書協会共同訳聖書』です。上が聖書(新約聖書と旧約聖書が一緒になったものを聖書といいます)の小型版です。下は新約聖書だけの中型版です。
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今月の11月27日の待降節第一主日からミサ典礼が刷新され、新しいミサ司式と(式次第)なります。具体的には、司祭の司式の言葉や会衆(信徒)の応唱などの言葉が変更されます。以前から変更点について何回も説明がありました。カトリック成城教会では、明日11月21日の平日のミサから、27日の主日のミサに先行して新式次第で行われます。そこで!この機会に聖書も『新共同訳聖書』から、『聖書協会共同訳聖書』に切り替えてはいかがかと。発刊からもう4年も経っていますし、そろそろ切り替えてもよろしいのではないかと………どんなものでしょうか(⌒-⌒; )
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「聖書週間」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日11月20日から「聖書週間」となります。聖書週間の期間は11月20日~27日です。
今年のテーマは、教皇様の回勅『兄弟の皆さん』より「あなたの隣人とはだれか」(新約聖書:ルカによる福音書・第10章・第25〜第37節)し、聖書のことばは「行って、あなたも同じようにしなさい」(同・第37節参照)です。
カトリック教会の信者が、聖書に親しみ、聖書をより正しく理解するための運動として「聖書週間」が果たしている役割は大きいものがあります。毎年、テーマが設定され、「聖書に親しむ」というリーフレットが、その年のテーマにそって編集され、私たち信者に、聖書にどのように親しめばいいのか、ということを教えてくれます。

◯新約聖書:ルカによる福音書・第10章・第25〜第37節
「すると、一人の律法の専門家が立ち上がり、イエスを試みようとして尋ねた、
『先生、どうすれば、永遠の命を得ることができますか。』
そこでイエスが仰せになった。
『律法には何と書いてあるか。あなたはどう読んでいるのか』。
すると、彼は答えた。
『《心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛せよ。また、隣人をあなた自身のように愛せよ》とあります。』
イエスは仰せになった。
『あなたの答えは正しい。それを実行しなさい。そうすれば、生きるであろう。』
すると、彼は自分を正当化しようとして、
イエスに『わたしの隣人とはだれですか』と言った。
イエスはこれに答えて仰せになった。
『ある人がエルサレムからエリコへ下って行く途中、強盗に襲われた。彼らはその人の衣服をはぎ取り、打ちのめし、半殺しにして去っていった。たまたま、一人の祭司がその道を下って来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。また、同じように、一人のレビ人がそこを通りがかったが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。ところが、旅をしていた、一人のサマリア人がその人のそばに来て、その人を見ると憐れに思い、近寄って、傷口に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をした。それから、自分のろばに乗せて宿に連れていき、介抱した。翌日、サマリア人はデナリオン銀貨二枚を取り出し、宿の主人に渡して言った。《この人を介抱してください。費用がかさんだら、帰ってきた時に払います。》さて、あなたは、この三人のうち、強盗に襲われた人に対して、隣人となったのは、誰だと思うか。』
律法の専門家が、『憐れみを施した人です。』と言うと、
イエスは仰せになった。
『では、行って、あなたも同じようにしなさい。』」
『原文校訂による口語訳 フランシスコ会聖書研究所訳注聖書』から

《聖書週間について(カトリック中央協議会ホームページから)》https://www.cbcj.catholic.jp/2022/10/20/25657/
「聖書週間は、1976年5月の定例司教総会で、聖書に親しみ、聖書をより正しく理解するための全国的な運動として「聖書週間」設定案が当時の宣教司牧委員会から提出され、同年11月の臨時司教総会において1977年11月の第3日曜日からの1週間を「聖書週間」とすることが決定されました。さらに、聖書委員会の発足と同時に委員による活発な啓蒙活動によって、日本のカトリック教会の中でも聖書への関心が高まってきました。その後、カトリック司教協議会による諸委員会の機構改革にともない、聖書委員会は1998年2月に解消されましたが、聖書週間は常任司教委員会によって引き継がれ、リーフレット「聖書に親しむ」とポスターの制作も継続されることとなり、今日に至っています。」
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「王であるキリスト」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

今日11月20日は、「王であるキリスト」の祭日です。
典礼暦で年間最後の主日(日曜日)に当たり、次の主日である11月27日(日)から待降節が始まります。つまり、キリスト教の暦では、今年の場合は11月26日で2022年度が終わり、11月27日から2023年度が始まるということになります。
今日は、この世の終わりに王として来られる(再臨する)イエス・キリストを祝います。十字架という形で表されたイエス・キリストの愛の奉仕の勝利を記念する日でもあり、私たちもこのイエス・キリストの国に属する者としてふさわしい生き方ができるように決意を新たにする日ですね。
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この祭日は、第一次世界大戦後、1925年に教皇ピオ11世によって定められ、同年に出された回勅にその趣旨を説明しておられます。それは第一次世界大戦の後、ヨーロッパでは社会が非キリスト教化し、平和を脅かす数々の要素が出はじめ、憂いを覚えられた教皇はイエス・キリストが「社会の王」として認められるように、ということでした。その後、イエス・キリストの「王」という称号は、聖書的な意味で祝われるようになりました。この祭日は、かつて10月最後の日曜日に祝われていましたが、典礼刷新後、年間最後の主日に祝うことになりました。この日、教会は“イエス・キリストがすべての人を導き、神のもとに一つに集めてくださる”という希望を表して祈ります。
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今日の日記2022.11.(革製ブックカバー!) [日記]

次の写真は、日本の革カバン専門工房「HERZ(ヘルツ)」のブランド「Organ(オルガン)」製のブックカバーです。色はアンバー(琥珀色)です。革を贅沢に2枚合わせで仕上げた文庫本用のブックカバーですが、一つ一つ癖付けした“縁の当たり”が、使い込んだような独特の表情でいいですね。大きさはW22.5cm×H15cm 、定価は7,150円です。このブックカバーは、以前は『祈りの友(カトリック教会祈祷書)』を入れていましたが、今は文庫本専門のカバーにしています。
先日まで、このブログでご紹介した小説『カラマーゾフの兄弟』の文庫本を入れてみました。上の写真はブックカバーを開いたものです。中の写真は第1巻で443ページですが、下の写真は第4巻で700ページです。その差は257ページもありますが、実際に手に取ってみると、どういうわけか?第1巻の方はブカブカで余り過ぎているわけでもなく、第4巻の方もキチキチいっぱいでもありません。両方とも違和感なく普通に納まっています。なぜでしょう?不思議ですね。
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次の写真は、『新約聖書』です。同じブックカバーですが、色は私の好きな焦げ茶(カスターニョ)です。
この聖書は、2015年から8年間、一年365日毎日持ち歩いている『原文校訂による口語訳フランシスコ会聖書研究所訳注聖書(小型版新約聖書第二版)』です。基本的に就寝前にベッドの上で<毎日一章は読む>ことにしており、通勤電車の中で読んだり、職場でお昼休みに読んだり、カフェで読んだりしています。ですから、仕事の日だけでなく家の外に出る時は必ず持ち歩いています。革が随分と馴染んできました。

◯使用している革
「Eufrate(ユーフラテ)」
使い込まれた革のような独特の表情が特徴。「ウェットバック」と呼ばれる水を入れたドラムの中で繊維をほぐしながらシボを出し、乾燥後に銀面をガラス玉で擦る「グレージング加工」を施すことで艶を出しています。
生産国:イタリア
タンナー:CONCERIA CARLO BADALASSI
革種:牛 COW
部位:ショルダー
使用原皮:フランス
ちなみに、ハンドメイドレザーバッグなどの革製品専門店の「HERZ(ヘルツ)」から、のれん分けしたお店?兄弟店?が、別ブランドの「Organ(オルガン)」です。是非ともホームページをご覧ください!
「Organ(オルガン)」ホームページhttp://www.organ-leather.com/
「HERZ(ヘルツ)」公式サイトhttps://www.herz-bag.jp/
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良寛和尚のことば(第2日目) [非キリスト者(ノンクリスチャン)]

第1日目に続いて良寛和尚の「戒語」です。良寛和尚のことは「良寛和尚のことば(第1日目)2022.11.16」をご欄下さい。今日も勉強になります!

一、はな(鼻)であいさつする
「挨拶は適当にしてはいけない。」
いい加減な軽い挨拶を「鼻で挨拶する」と言いますが、大変失礼なことです!挨拶は、誰にでも心を込めて丁寧にすることですね。

二、人のへだつることをいう
「人を差別するようなことを言ってはいけない。」
人間は誰でも平等ですから差別をしてはいけないのです。 

三、人のきずくることをいう
「その人が気にしていることを言ってはならない。」
誰でも自分が気にしていることを言われるのは嫌なものです。そうであるならば、自分も他人には言ってはいけないのです。

四、はらたちながら人にことわりをいう
「心の中で怒りながら人に理屈を説いてはいけない。」
怒っている人の言うことは、それがたとえ正しくても素直に聞けないものです。他人に話をするときは、冷静にそして落ち着いてすることです。

五、神仏のことかろがろしくさたする
「神や仏のことを軽々しく口にしてはいけない」
神仏への信心や理解がないのに、尊い存在である神様や仏様のことを軽々しく口にしてはいけないのです。バチが当たりますよ!
今日は以上です。
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今日の日記その二2022.11.18(釜飯!) [日記]

今日の夕飯は、JR横浜線町田駅で売っていた「おぎのやの峠の釜飯」でした!本来の容器は、釜型の陶器製なのですが、これは電子レンジでそのままチンできる紙製です。おぎのやの峠の釜飯は有名ですね。「おぎのや横川本店」は、峠の釜めしの発祥の地です。群馬県安中市、信越本線横川駅前で明治18年より駅弁の販売を行っていました。釜めしは昭和33年に生まれました。私の生年と同じですから、今年で64年ですね。美味しかったです!
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今日の日記2022.11.18(濃厚接触者認定!) [日記]

ついに!妻が新型コロナウイルス感染症陽性となりました!( ̄◇ ̄;) したがって、私は濃厚接触者に認定されました!隔離期間は5日間です。この週は、2人とも朝が早く帰りが極端に遅かったこともあり、接種したのが16日の朝でしたから、20日(日)までの隔離となりました。今日の14時に第5回目のワクチン接種でしたが、濃厚接触者ということで医師から止めらました( i _ i )改めて再予約です。

この期間の自宅での生活ですが、1階は妻の専用、2階は私の専用、トイレもそれぞれの階にありますから、基本的に妻との接種は最小限にできそうです。ただ、キッチンとバスルームは、極力短時間の使用で、使用後は窓を全開にして消毒をこまめにするしかないですね。私も発熱しなければよいのですが(⌒-⌒; ) とりあえず、よく寝てよく食べて抵抗力をつけます!後は読書三昧&音楽鑑賞三昧ですね。
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教会日記2022.11.18(カトリック成城・聖タデオ教会「平日のミサ」金曜日) [教会日記]

今朝は、出勤する前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城・聖タデオ教会での7時からの「平日のミサ」に与りました。今日は、14時から自宅近くの市民センターで新型コロワクチンの第5回目の接種があります。接種の日は勤務免除でお休みになるのですが、午前中に会議が2つあってお昼前に退勤します。接種が終わったら自宅でおとなしく寝ることにします。今朝も寒いですが、清々しい朝を迎えています。

ミサでは、金曜日の先唱担当として先唱奉仕を行い、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン」
と主を讃え、
「天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。
アーメン」
とお祈りし、続いて、
「主よ、ここに私がおります。
この私を遣わしてください。
アーメン」
と祈り、
そして、同僚の病と同じ病の私が親しくしているご婦人のお二人が癒されるようお祈りしました。
終わりに、『大天使聖ミカエルへの祈り』をお祈りしました。
「大天使聖ミカエル、
悪との戦いにおいて、私たちを守り、
凶悪な企みに打ち勝つことが出来ますように。
神の命令によって
悪魔が人々を害することが出来ないようにお願い致します。
天軍の総帥、
人々を惑わし、食いつくそうと探し回っているサタンと
他の悪霊を神の力によって地獄に閉じ込めて下さい。
アーメン。」
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