教会日記2019.11.1(カトリック麹町・聖イグナチオ教会「平日のミサ」金曜日) [教会日記]

今日は、「初金(はつきん)」のため、いつものことながら、どの教会もだいたい10時又は10時30分からの「初金のミサ」になるため、よくお伺いする成城教会や松原教会の早朝7時からのミサはありません。都内ではカトリック麹町・聖イグナチオ教会や田園調布教会くらいですか………ということで、麹町・聖イグナチオ教会の早朝7時のミサに与りました。毎度のことですが、都心なのにいつもより30分遅く起きて間に合います!恐るべしJR中央線!今日も清々しい朝を迎えています!

7時のアンジェラスの鐘が響き渡る中、「お告げの祈り」をお祈りし、7時からのミサでは「諸聖人の祭日」をお祝いし、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんの病気が完治しますようにと心を込めてお祈りしてきました。
さぁ、今から職場に向かいます!

【初金(はつきん)】
「あら、どちらにお出かけですか。」
「今日は初金ですので、教会まで。」
カトリック教会の信徒の間では、このような会話をよく聞きます。
ここで、「初金」という言葉がでてきましたが、「初金」とは、文字から想像できるように、月の最初の第一金曜日のことですね。イエス様が十字架の刑で磔になったのは金曜日だったのですが、カトリック教会では、17世紀からこの「初金曜日」の信心をしています。この信心の始まりは、聖女マルガリータ・マリア・アラコックにイエス・キリストがご出現になり、「罪の償いのために、9か月間続けて、毎月の最初の金曜日に、ミサにあずかり聖体拝領をすれば、罪の中に死ぬことはなく、イエスの聖心に受け入れられるであろう。」とお約束なさったことに由来しています。以来、“初金の信心”は全世界のカトリック教会に広がり、「初金のミサ」が行われています。

【諸聖人の日】
ローマ帝国の皇帝コンスタンティヌスによって313年に発布された『ミラノ勅令』で、ローマ帝国におけるキリスト教は公認したものとみなされました。キリスト教がローマの国教となると、教会は各地の殉教者たちを悼み記念するようになりました。609年、教皇ボニファティウス4世は、ローマのパンテオン(神殿)をキリスト教聖堂に建て直してカタコンベ(殉教者たちの墓)の多くの遺骨をそこに移し、聖なる殉教者たちを記念しました。教皇は、この日11月1日を「諸聖人の日」と定め、「諸聖人」は、天国にいるすべての聖なる人の霊魂であり、神のもとで人びとのために取りなして敬われています。
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ことわざ(第13日目) [今日の言葉(ことわざ)]

「砂上の楼閣(さじょうのろうかく)」

ことわざ”としての意味は、「見かけは立派であるが、基礎がしっかりしていないために長く維持できないこと物事のこと」であり、実現不可能なことの例えですね。これは新約聖書に記載されているイエス・キリストの聖句です。

◯新約聖書:マタイによる福音書・第7章・第26~第27節
「これらのわたしの言葉を聞いても、それを実行しない人は、砂の上に家を建てた愚かな人に似ている。雨が降り、大水が押し寄せ、風が吹きつけ、その家に襲いかかると、家は倒れた。その倒れ方はははなはだひどかった。」とあります。これも聖書からの言葉だったのです。
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