教会日記2019.11.3(カトリック碑文谷教会「主日のミサ」日曜日) [教会日記]

今日は、仕事が終わってから私の大好きなカトリック碑文谷教会で、18時からの主日のミサに与りました。勤務する国士舘大学世田谷キャンパスでは、昨日と今日の2日間は学園祭をやっていましたので、17時過ぎに退勤することができました………が、都内で日曜日の夜(18時ごろ)にミサに与れる教会は、私の知る限りでは麹町・聖イグナチオ教会と碑文谷教会しかなく、17時15分を超えてしまいましたから麹町・イグナチオ教会は間に合わす、タクシーで15分の碑文谷教会になりました。碑文谷教会でミサに与るのは、5月12日(日)以来で約半年ぶりとなります。

聖堂内の祭壇右側にある美しい聖母マリア様のご像です。
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18時からのミサでは、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、行方不明となっている小学一年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんの病気が完治しますようにと心を込めてお祈りしました。
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今日の日記2019.11.3(教皇訪日イベント!) [日記]

◯「ようこそ!フランシスコ教皇 訪日記念イベント展示」のお知らせ

共催:カトリック中央協議会、サンパウロ、女子パウロ会、ピエタ、ドン・ボスコ社
期間:2019年11月9日(土)~28日(木)★月曜(11月11, 18, 25日)休館
時間:10:30~17:00(火~日)
会場:東京カテドラル関口会館(カトリック関口教会)
1階 スペースセントポール隣室・入場無料
お問い合せ先:サンパウロ Br.井手口 03-3359-0451

<イベント内容>
教皇フランシスコやバチカンに関する書籍・DVD・グッズの販売
・教皇訪日オフィシャルグッズのサンプル展示
・教皇フランシスコ紹介パネル展示
・映像「教皇フランシスコの素顔」「教皇訪日プロモーションビデオ」放映
・BGM「教皇訪日オフィシャルテーマソング」
・教皇フランシスコと一緒に写真を撮ろう!コーナー(教皇写真パネル)
・森一弘名誉司教 講演会『教皇フランシスコ 教会の変革と現代世界への挑戦』
    2019年11月15日(金)14時~16時
    東京カテドラル関口会館 1階 中会議室にて開催
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「教会とローソク」のお話し [キリスト教関係事項・用語等]

このブログに、2016年9月29日に掲載した記事を一部修正して再掲載いたします。
信徒ではない方から「なぜ、キリスト教の教会はローソクをたくさん灯しているのですか?」という素朴な質問をよく受けます。これは、たぶんヨーロッパのカトリック教会のことを言っているのではないでしょうか。欧米も日本もカトリック教会は、イエス・キリストの十字架(磔刑像)の他に、聖母マリア像や聖ヨセフ像を置いており、他にも聖人のご像があったりします。でも、特に欧米のカトリック教会は、そのご像の前や回りにローソクがたくさん置いてあるのです。これは崇敬することを“献灯”によって信心を表わす行為なのですね。ローソクの灯は私たちの“喜びのしるし”でもあるからです。
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日本のカトリック教会もミサだけでなく、さまざまな典礼においてローソクを灯すように定められています。ミサが、キリストの“最後の晩餐”を再現する、主の食卓のかたどりとしての側面を持つことはよく知られていることですが、実際に祭壇には必ずテーブルクロスがかけられ、そしてローソクが置かれます。
私も自宅の”手作り祭壇(写真)”にローソクを2本灯していますが、室内灯を消してローソクの灯りだけにすると、すごく趣きがありますね。ただ、注意しなければならないことがあります。それは、夜のお祈りの時はいいのですが、朝はいけません!消し忘れる時があるのです(⌒-⌒; ) 灯したまま出かけてしまっては、ローソク立てが地震などで倒れた場合、火事になりかねませんね。気をつけましょう!

カトリック教会の「ミサ典礼書」の総則によれば、ローソク台は「すべての典礼行為の際に必要」であり、それは「崇敬と祝いの喜びを表すため」であると説明しています。また、ローソクは必ずしも祭壇上になければならないとは限りません。祭壇のローソク台であっても構わないし、和室の場合などは床の間や違い棚に置くことも許されています。ただし、祭壇からあまり遠くならない程度ですね。要は、今から祭壇を中心として行われる典礼に対して、私たちが特別な想いを込めて注目し、喜びを共にする、そのしるしとして輝く灯火を置くということなのですね。

なお、歴史的には、祭壇にローソクが置かれるようになったのは、12世紀ごろの中世ヨーロッパにおいてのことであり、当時は聖書もラテン語で書かれており、ミサもすべてラテン語で行われていました。このラテン語を理解できない一般的な市民(信徒)に対して、ミサ(や聖書)の内容をなんとか理解させようとさまざまな工夫を凝らしたその一環だったということです。

◯カトリック教会『ミサ典礼書の総則と典礼暦年の一般原則』(カトリック中央協議会)
第四章 ミサの種々の形式
一 会衆の参加するミサ 準備 79
・祭壇は少なくとも一枚の食卓布で覆われる。
・祭壇上もしくは祭壇の近くに、少なくとも二本、あるいは四本もしくは六本、またはその教区の司教が司式す・る場合には七本、火をともしたろうそくを立てるものとする。
・なお、祭壇上あるいは祭壇の近くに、十字架を置く。
・ろうそく台と十字架は、入堂の行列の際に奉持することができる。
・他の朗読書とは別冊の福音書は、入堂の行列に際して奉持されない場合、祭壇上に置くことができる。
第五章 感謝の祭儀をささげるための教会堂の配置と装飾
五 祭壇の装飾 269
・ろうそく台は、崇敬と祝いの喜びを表すために、すべての典礼行為の際に必要であるが、それは、祭壇および司祭席周辺の構造を考慮して、全体の配置が適当なものとなるように、祭壇上、もしくは祭壇の近くに置くものとする。
・なおそれは、信者が祭壇上で行われること、あるいは祭壇上に置かれるものを容易に見ることを妨げないようにする。
◯カトリック儀式書『ミサ以外のときの聖体拝領と聖体礼拝』(カトリック中央協議会)
第一章 三 聖体拝領式の祭器、祭服ならびに拝領方法 19
・教会または聖堂で聖体拝領が行われる場合には、白い食卓布で覆われた祭壇の上にコルポラーレを敷き、崇敬と祝いと喜びを表すために二本のろうそくをつける。
・パテナを用いる。
・他の場所で行われる場合には適当な机を用意して食卓布で覆い、ろうそくをともす。
以上です。
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