2019年10月の訪問教会・支援活動記録 [訪問教会・支援活動記録]

今年の10月は、31日間ある中の19日間(61.2%)、5 の教会に回訪問し、19回ミサに与り19回ご聖体を拝領させていただきました。また、支援活動は2回行いました。

1日(火)………
2日(水)………
3日(木)成城教会:平日のミサ・7時から
  〃  支援活動:山谷夜回りの会・19時30分から
4日(金)聖イグナチオ教会:平日のミサ・18時から、初金の集い・19時から
5日(土)町田教会:主日のミサ・18時30分から
6日(日)………
7日(月)………
8日(火)成城教会②:平日のミサ・7時から
9日(水)成城教会③:平日のミサ・7時から
10日(木)成城教会④:平日のミサ・7時から
11日(金)成城教会⑤:平日のミサ・7時から
12日(土)………
13日(日)………
14日(月)神奈川県相模原市・相模原教会・平日のミサ・8時から
15日(火)………
16日(水)成城教会⑥:平日のミサ・7時から
17日(木)成城教会⑦:平日のミサ・7時から
  〃  支援活動②:山谷夜回りの会・19時30分から
18日(金)成城教会⑧:平日のミサ・7時から
19日(土)町田教会②:主日のミサ・18時30分から
20日(日)………
21日(月)………
22日(火)神奈川県相模原市・相模原教会②・平日のミサ・9時から
23日(水)成城教会⑨:平日のミサ・7時から
24日(木)成城教会⑩:平日のミサ・7時から
25日(金)聖イグナチオ教会②:平日のミサ・18時から
26日(土)高輪教会:主日のミサ・18時30分から
27日(日)………
28日(月)………
29日(火)………
30日(水)成城教会⑪:平日のミサ・7時から
31日(木)成城教会⑫:平日のミサ・7時から
以上です。
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「聖母マリアからロザリオを祈る人々への15の約束」のお話し [祈り]

10月は「ロザリオの月」でした。本来であれば月初めに掲載すべきでしたが、最後の31日になってしまいました(⌒-⌒; ) 聖母マリア様が、聖ドミニコと福者アランに、ロザリオを祈る人々へ約束された「15の約束」を掲載いたします。これを読んだらロザリオの祈りをしないわけにはいかないですね。毎日お祈りしたくなること間違いなしです!

1 ロザリオを熱心に唱えた全ての人に、私は特別な保護と豊かな恵みを約束します。
2 ロザリオを忍耐強く、繰り返し唱える人は顕著な恵みを受けるでしょう。
3 ロザリオは地獄に対する力強い武器になるでしょう。ロザリオは悪をくだき、罪から救い異端を追い払うでしょう。
4 ロザリオは徳と善業を行わせ、最も豊かな神の慈しみを注ぎ、世を愛するよりも神を愛させ、天国の永遠の富を望むよう魂を高めるでしょう。ああ、それらの魂がロザリオによって、自分を聖化しますように!
5 ロザリオを通して、私に自分をゆだねる人は滅びないでしょう。
6 それぞれの玄義を黙想しながら、ロザリオを信心深く唱える人は、不幸に打ち負かされる事も、不幸な死を迎える事もないでしょう。罪人は回心し、正しい人は恵みのうちに成長し、永遠の生命にふさわしい者となるでしょう。
7 ロザリオの信心に熱心な人は、教会による慰めや恵みなしに死ぬ事はないでしょう
8 ロザリオを唱える人は生きている間も、死に臨んでも、神の光、神の恵みに満たされ、祝福された者の功徳にあやかる者となるでしょう。
9 私はロザリオの信心に熱心な霊魂を煉獄から速やかに救うでしょう。
10 私のロザリオによって、本当の子供となった人は、天国ですばらしい栄光を受けるでしょう。
11 ロザリオを通して、あなたが願う事をあなたはきっと得るでしょう。
12 ロザリオを広める人々は、自分が必要とするあらゆる時に、私を通して助けを得るでしょう。
13 ロザリオによって結ばれた仲間が、生きている時も死んだ時も、天国の聖人と親しい交わりを持つ事が出来る様に、私は我が子イエズスを通して恵みをいただきました。
14 ロザリオを信心深く唱える人は、すべて私の愛しい子供たちで、イエズス・キリストの兄弟、姉妹なのです。
15 ロザリオの信心は、天の国に入る約束の特別なしるしなのです。
以上です。
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今日の日記2019.10.31(聖書を読む!) [日記]

今はお昼休みです。
毎日、就寝前にお祈りをした後、聖書を1章読んでいますが、お昼休みも、仕事など何もない限りは聖書を1章読むことにしています。主に新約聖書から福音書を読むことにしています。なぜか理由はわかりませんが、とにかく落ち着きますね (*^▽^*)

いつもカバンに入れている『原文校訂による口語訳 フランシスコ会聖書研究所訳註 新約聖書(小型版)』です。通勤電車の中でも読んでいます。文庫版の大きさですから携帯に便利ですね。
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ジーンズリメイクしたブックカバーです!
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教会日記2019.10.31(カトリック成城教会「平日のミサ」木曜日) [教会日記]

今日も出勤前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城教会の7時からの平日のミサに与りました。今朝は、昨日よりも少し暖かいでしょうか。今日も清々しい朝を迎えています!

6時50分から「ロザリオの祈り」の<光の神秘>から第 の玄義(黙想)をお祈りし、7時からのミサでは、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、行方不明となっている小学一年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんのケガが完治しますようにと心を込めてお祈りしました。
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ことわざ(第12日目) [今日の言葉(ことわざ)]

「狭き門より入れ」

これは、イエス・キリストの聖句からのことわざです。「狭き門」は、現在では転じて「入学試験や就職試験など、競争相手が多くて突破するのが難しいこと」の喩えとなっていますね。
◯新約聖書:マタイによる福音書・第7章・第13~第14節
「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。」

この言葉は、イエス・キリストの聖句(言葉)です。このブログに、2016年4月8日に掲載して以来となります。久しぶりの登場ですね。「狭い門から入りなさい」と言われています。この場合、広い門(道)と狭い門(道)のどちらかを選ぶ時は、狭いほうを選びなさいということですね。この門をくぐるのは“人生の選択”です。生きていく上で、誰でもが通りたがる「広い門=楽な門(道)」を選ぶのではなく、選ぶ人が少ないような、「狭い門=厳しい門(道)」を通りなさいという意味であると私は解釈しています。

私たちは、楽な方向へ楽な方向へと進む道を選びがちですね。嫌なこと、辛いこと、難しいことをできるだけ回避しながら、逃避しながら要領よく生きていきたい。これが一般的な人間の感覚だと思います。イエス・キリストの教え(キリスト教の教義)では、人への中傷誹謗、悪意、妬み、恨み、憤り、淫らな行為など、これらはすべて罪になるのですが、楽な道に進むとこれらのことを平気で行って罪を犯してしまいます。このように罪を犯した人たちが悔い改めることもなく死ぬと、死後に復活することなく滅んでしまいます。

ですから、聖書にある(イエス・キリストの教えである)「人を赦すこと。」、「自分を愛する(大切にする)ように隣人を愛すること。」、「自分が人にしてもらいたいと思うことは、何でも人にすること。」などを実践するため、自らを律して厳しい道を進むことを説いているのです。そこには身分の違いや貧富の違いなどはないのです。どんなに偉いといわれる人であっても、みんなと同じように身をかがめて狭い門=厳しい門(道)から入る。そのような人たちは、死後に復活し、天の国で永遠の命を与えられるのですね。

この教えを非常によく現したものの一つに、日本の茶道の茶室の“造り”があります。茶道を創始した千利休(せんのりきゅう)は、キリスト教の影響を強く受けています。また、利休の高弟と言われる7人のうち、5人はキリスト教の洗礼を受けていますし、利休が最も頼りにした高山右近は、敬虔なクリスチャンでキリシタン大名の第一に挙げられる人物として有名ですね。最後まで信仰を守り抜いた戦国武将でした。

利休が生きた安土・桃山時代の豊臣秀吉もその後の徳川家康も、キリスト教を厳しく弾圧しましたので、現代の茶道にキリスト教の思想を見出すことは難しいのですが、それでも茶道には聖書の教えが明瞭に込められていると言えます。裏千家15代家元・千 玄室氏は明確にこれを認めておられます。茶道のお手前はキリスト教の聖餐式(ミサ)からとられているほどです。茶道でのお茶とお菓子は、明らかにミサである“パンと葡萄酒”です。茶道では、濃茶の作法で男子同士の場合、お茶を頂いた後、茶碗と出し袱紗を右手に乗せたまま、左手で懐紙で飲み口を拭き次客に手渡しますが、ミサにおいても使徒がカリス(杯)を順次手渡していく所作が最後の晩餐でありました。この濃茶の飲みまわしのことを「吸い茶」と言いますが、この「吸い茶」は利休が始めたとされています。

ところで、その茶室の造りですが、通常、茶室には庭園が設けられます。この庭園を考案したのは、キリシタン大名の古田織部という人ですが、心身の塵を払うために蹲(「つくばい」:手を洗うもの)が置かれ、最後の晩餐の時にイエス・キリストが弟子たちの足を洗った「洗足」や「洗礼」を象徴すると言われています。その傍らに灯篭(とうろう)が置かれ、火が灯されます。これは教会のミサでのローソクそのものです。
そして、独りしか歩くことができない「飛び石」が打たれます。それは、「狭き門」に至る狭い道と言われています。そして、茶室の入口(「にじり口」と言います)ですが、これは千利休が考案したものです。本当に小さくて、身体一つしか通れないように狭く、身を低くして入るようになっています。これは「世にあって身につけたものをすべて捨てて、謙虚になって茶室に入ること。そこには身分の違いも何もない。」ということを具現化したものです。聖書にある「狭き門」を現しているのですね。
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今日の日記2019.10.30(ハロウィーン!) [日記]

閲覧注意!この記事には、オカルト的な過激な画像が含まれていますのでご注意ください。
今日は、英語の授業を担当している女性教授とその受講学生が、いろいろなキャラクターに仮装して大学内を回りました。(写真)これはハロウィーン(Halloween)をとおして英語を学ぶという授業の一環なのですね。各事務部門の事務室では、お菓子を用意しています。学生が「Trick or Treat」(トリック オア トリート):お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ!」(正式には「Treat me or I'll trick you」です)と言って、お菓子をもらうと「thank you(サンキュー):ありがとう」と言って次の事務室にお菓子をもらいに行きます。
学生たちです。今年は映画のジョーカーの仮装が人気でしたね(スーツ姿の学生です)
ハロウィン.jpg
閲覧注意!先生は今年もやってくれました!リアルすぎ!
ハロウィン2.jpg
ハロウィーンの起源などは次のとおりです。
10月31日のハロウィーンの起源は、古代ケルト人の祝祭(収穫祭)のことで、ケルト暦で10月31日は夏の終わりとされ、冬の始まる12月1日の前夜と考えられています。「All Hallows’Eve(万聖節の前夜)」が短縮されてハロウィーンとなったといわれています。このハロウィーンの行事や風習が、アイルランドから19世紀に移民によってアメリカに伝わり、ハロウィーンの行事が盛んになったそうです。日本ではキリスト教の降誕祭(クリスマス)と同種に見られがちですが、キリスト教とはまったく関係はありません。

この日は、異界の扉が開いて日本のお盆のように死者の霊が帰ってきたり、悪霊、妖怪や魔女が徘徊すると考えられています。初めのころは、それらから身を守るために仮面をつけたり仮装したりして紛れるという行事で、魔除けにカブを提灯にしていたそうですが、アメリカに伝わってから生産量の多いカボチャに変わったそうです。カボチャをくりぬいて提灯(カボチャランタン)にしたのが有名ですね。この時期、街やお店の飾りはハロウィーン一色となり、関係グッズであふれています。魔女などに仮装した子ども達が「お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ!」と家々を回ります。でも、日本で盛んになったのはまだ最近のことですね。
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教会日記2019.10.30(カトリック成城教会「平日のミサ」水曜日) [教会日記]

今日は、出勤前に小田急線成城学園前駅で途中下車し、カトリック成城教会の7時からの平日のミサに与りました。朝は徐々に寒くなってきましたが、今日も清々しい朝を迎えています!

6時50分から「ロザリオの祈り」の<栄び神秘>から第五の玄義(黙想)をお祈りし、7時からのミサでは、ご聖体を拝領させていただいたことを主(神様)に感謝申し上げ、
「栄光の全能永遠の父よ、
御名(みな)が讃えられますように、
崇められますように、
アーメン
天におられる私達の父よ、
どうかこの祈りを聴き入れてください。
慈しみ深く憐れみ深い主よ、
主に救いを求める人々に主の平安をお与えください。
病に苦しむ人々に主の癒しをお与えください。
貧困にあえぐ人々に主の豊かな恵みをお与えください。
主よ、どうか主に救いを求める人々がすべて救われますように。
私達の主イエス・キリストによって。アーメン」
と気持ちを込めてお祈りしてきました。
また、行方不明となっている小学一年生の小倉美咲ちゃんが、元気な姿で両親の元に帰れるようにお祈りし、同僚の病が癒されますように、同僚のお嬢さんのケガが完治しますようにと心を込めてお祈りしました。
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中公新書『キリスト教と死』のご紹介 [キリスト教と読書]

今日は、中央公論新社から出版されている中公新書の『キリスト教と死 -最後の審判から無名戦士の墓まで-』のご紹介です。題名どおり、キリスト者(クリスチャン)の死について述べられていますが、著者が中世ヨーロッパ史の中でも、特にイギリス史がご専門らしく、イギリスにおけるあらゆるジャンルの死に関することが書かれています。次の文章は、中央公論新社のホームページから引用しました。
「人は死んだらどこへ行くのか――。古来、人々は死後の世界をさまざまにイメージしてきた。本書では天国と地獄、「最後の審判」、幽霊など、キリスト教の世界観を紹介し、とりわけイギリス社会に大きな影響を与えることになったカトリックとプロテスタントの違いを指摘。キリスト教の死生観が生み出してきた墓やモニュメント、シェイクスピアらの文学や映画、芸術作品など、「死の文化」の豊かな世界をめぐる。」
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◯書名:中公新書『キリスト教と死 -最後の審判から無名戦士の墓まで-』
著者:指昭 博(さし あきひろ)
神戸市外国語大学外国語学部教授・文学博士(文学:大阪大学)
大阪大学文学部卒・文学研究科西洋史修了
出版:中央公論新社
発行:2019年9月18日
定価:860円(税別)

そこで、この本を読んでいただければ分かるのですが、聖書に書かれている死後のことについて述べておきたいと思います。それは、キリスト教の教義における問題です。ある意味、大問題です(⌒-⌒; ) 同じキリスト教でも、プロテスタント教会の教義では、一般的に死後に行くところは天国か地獄しかありません。でもカトリック教会の教義では、天国と地獄の間に「煉獄(れんごく)」という場所があります。これは、犯した罪により、死後にすぐには天国に行けませんが、煉獄で清められ、イエス・キリストが《最後の審判》でこの世に再臨する時、天国に上げられるというものです。清められるといっても炎の中に入れられるわけですから、焼かれるわけですね(⌒-⌒; )

ここで問題が生じます!聖書(新約聖書の福音書)には、イエス・キリストが《最後の審判》で、この世に再臨される時、天使たちがすべての生者(せいしゃ:生きている人)とすべての死者を集め、イエス・キリストが天国行きか地獄行きか審判(選別)することになっています(マタイによる福音書・第25章・第31~第46節)………ということは、最後の審判まで人間の死後の魂は、いったいどこに行っているのでしょうか?という問題です。これは大問題です。カトリック教会の教義では煉獄がありますから、とりあえず死後の魂は煉獄で最後の審判を待つという解釈ができないわけはありませんが、プロテスタント教会の教義では煉獄はありません。さてさてどうなるのでしょうか?

しかし、方や聖書(新約聖書の福音書)には、イエス・キリストご自身が、死後の天国行きを罪びとに約束される場面があります。それは、イエス・キリストが磔刑(たっけい:十字架へのはりつけの刑)される場面ですが、イエス・キリストの両側の十字架にも罪びとがはりつけにされています。その片方の罪びとは、十字架上で自分の犯した罪を認め、悔い改めてイエス・キリストを信じるわけです。その罪びとに対して、イエス・キリストは「今日、あなたはわたしとともに楽園(天国)にいる」とおっしゃるわけです………ということは、最後の審判を待たずに、死後すぐに天国へ直行するというわけです(ルカにる福音書・第23章・第39~第43節)

これは、聖書にあるイエス・キリストの聖句ですから、どちらも正しいのですが、現代人の私たちにはタイムラグが気になるところですね。とにかく、最後の審判まで、死後の魂の行き場所を知りたいものです。今度、神父様に聞いてみますね(⌒-⌒; )


◯新約聖書:マタイによる福音書・第25章・第31~第46節
<最後の審判>
「人の子が栄光に包まれ、すべてのみ使いを従えて来るとき、人の子は栄光の座に着く。そして、すべての民衆がその前に集められ、羊飼いが羊と山羊を分けるように、人の子は彼らを二つに分、羊を右に、山羊を左に置く。その時、王は自分の右側の者に言う、『わたしの父に祝福された者たち、さあ、世の初めからあなた方のために用意されている国を受け継ぎなさい。あなた方は、わたしが飢えていた時に食べさせ、渇いていた時に飲ませ、旅をしていた時に宿を貸し、裸の時に服を着せ、病気の時に見舞い、牢獄に牢にいた時に訪ねてくれたからである。』すると、正しい人たちは答える。『主よ、いつわたしたちはあなたが飢えておられるのを見て食べさせ、渇いておられるのを見て飲ませましたか。いつ あなたが旅をしておられるのを見て宿を貸し、裸でおられるのを見て服をお着せしましたか。また、いつあなたが病気であったり、牢獄におられるのを見て、あなたをお訪ねしましたか。』すると王は答えて言う。『あなたがたによく言っておく。これらのわたしの兄弟、しかも最も小さい者の一人にしたことは、わたしにしたのである。』
それから、王はまた左側の者にも言う、『呪われた者たち、わたしから離れ去り、悪魔とその使いのために用意されている永遠の火に入れ。 お前たちは、わたしが飢えていた時に食べさせず、渇いた時に飲ませず、旅をしていた時に宿を貸さず、裸の時に服を着せず、病気の時、牢獄にいた時に、訪ねてくれなかったからである。』その時、彼らもまた答えて言う。『主よ、いつわたしたちは、あなたが飢えたり、渇いたり、旅をしていたり、裸であったり病気であったり、牢獄におられたりしたのを見ても、お世話をしませんでしたか。』 すると、王は答えて言う。『お前たちによく言っておく。これらの最も小さい者の一人にしなかったことは、わたしにしなかったのである。』こうして、これらの者たちは永遠の刑罰に、正しい人たちは永遠の命に入る。」
注)①「人の子」とは、イエス・キリストのこと。②「永遠の刑罰」とは、地獄で苛まれること。③「永遠の命」とは、天国で安息を得ること。


◯新約聖書:ルカにる福音書・第23章・第39~第43節
<犯罪人の回心>
「十字架にかけられた犯罪人の一人が、イエスを侮辱して言った。「お前はメシアではないか。自分とおれたちを救ってみろ」。すると、もう一人の犯罪人が彼をたしなめて言った。「お前は同じ刑罰を受けていながら、まだ神を畏れないのか。われわれは、自分のやったことの報いを受けているのだからあたりまえだが、この方は何も悪いことをなさってはいない」。そして言った。「イエスよ、あなたがみ国に入られるとき、わたしを思い出してください」。すると、イエスは仰せになった。「あなたによく言っておく。今日、あなたはわたしとともに楽園にいる」。」
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緒方貞子氏ご逝去 [キリスト者(クリスチャン)]

緒方貞子氏ご逝去

国連難民高等弁務官や国際協力機構(JICA)の理事長として活躍された緒方貞子(おがたさだこ)氏がご逝去されました。享年93歳でした。葬儀は本日29日午後、東京都内のカトリック教会で営まれたそうです。
このブログで、何回か「緒方貞子のことば」として掲載させていただきました。緒方氏は、キリスト教カトリックのクリスチャンで国際政治学者です。1927年生まれ、東京都出身。聖心女子大学を卒業後、米国ジョージタウン大学を修了、カリフォルニア大学バークリー校で政治学博士号を取得しています。1976年に日本初の女性国連公使となり、国際連合児童基金執行理事会議長、国連人権委員会日本政府代表、第8代国連難民高等弁務官、アフガニスタン支援政府特別代表、独立行政法人国際協力機構理事長などを歴任し、国際基督教大学准教授、上智大学教授を務め、在職中は上智大学国際関係研究所長や外国語学部長などを務め、上智大学名誉教授となっておられます。
主婦として、お二人のお子さんの母親として、また、お母様の介護をされて、学会、教育界、国際社会で活躍されたことは大絶賛されることですね。
◯祈り
主よ、永遠の安息を彼女に与え、
不滅の光で照らしてください。
彼女が安らかに憩いますように。
アーメン。
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「国士舘大学イラク古代文化研究所展示」のご紹介 [日記]

「甦生 ~ベツレヘム聖誕教会 修復事業および発掘調査の軌跡~ 」

聖地エルサレムから南南西に8キロの位置にあるベツレヘム聖誕教会は、2012年にパレスチナ自治区内で初めてユネスコ世界遺産に登録されました。登録に際し、教会の躯体が崩落する可能性が指摘され、危機遺産としても同時に登録されました。イタリアのフェッラーラ大学によって調査研究が行われ、保存修復事業については同大学の助言の下で、イタリアのプラトに本部を持つピアチェンティ社が行うこととなりました。
現在までに、屋根、窓、外壁、内壁内の漆喰、拝廊、柱頭や柱身、壁面のモザイクなどの修復が完了し、祭壇の背面および洗礼槽を残すだけとなりました。修復作業と同時に身廊床面下の発掘調査も行われ、創建当時の貴重な遺物が出土しました。これらの修復事業が評価され、2019年6月30日の世界遺産委員会において、危機遺産の登録が解除されることとなりました。
今秋の特別企画展は、昨春におこなった『甦りし天使たち ~ベツレヘム聖誕教会の修復事業軌跡~』の続編として、石柱と床モザイクの修復および発掘調査の状況をパネルや動画などで紹介いたします。本展示にあたり、昨春同様、ピアチェンティ社の修復事業に従事されている佐々木愛子氏と写真家のニノ・チェッカテッリ氏に仲介していただき、ピアチェンティ社の全面協力のもと、修復事業に関して、画像や動画のデータを直に提供してきました。光にあふれる姿に甦っていった聖誕教会の様子をぜひご覧ください。

主催:国士舘大学 イラク古代文化研究所
特別協賛:Piacenti S.p.A. Centro Restauri, Prato(http://www.piacenti.org/it/
協賛:NPO法人美術保存修復センター横浜
展示イベント(すべて聴講無料、申込不要)
国士舘大学ホームページ(当該関係ページ)https://www.kokushikan.ac.jp/research/ICSAI/news/details_13976.html

◯展示タイトル
「甦生」 ~ベツレヘム聖誕教会 修復事業および発掘調査の軌跡~
“Rebirth” Restoration and Excavation Activities in the Church of the Nativity, Bethlehem
展示期間:2019年10月26日(土)~2020年2月8日(土)
開室時間:10:30~16:30
休室期間:火・日、12月27日~1月7日および1月18日
展示場所:国士舘大学イラク古代文化研究所展示室
国士舘大学世田谷キャンパス 地域交流文化センター2階
◯オープニングディ特別講座
10月26日(土)15:00~16:30、国士舘大学イラク古代文化研究所展示室
ピアチェンティ社修復士の佐々木愛子氏と写真家ニノ・チェッカテッリ氏に修復事業とベツレヘムについてお話しいただきます。
◯ミニ講座(定員40名程度、展示担当者による講座です。)
11/9(土) 14:30~15:30 「ベツレヘム聖誕教会の歴史」
11/23(土) 14:30~15:30 「ベツレヘム聖誕教会の修復事業」
12/14(土) 14:30~15:30 「ベツレヘム聖誕教会の発掘調査」
※会場につきましては当日展示室にてご確認ください
◯スペシャル・ビデオ上映会(上映時間43分)
「天国の修復:ベツレヘム聖誕教会修復事業の軌跡」
11月6日・20日,12月4日・18日,1月8日・15日・22日の各水曜日の14時から展示室内で行います。
(以上、国士舘大学ホームページのイラク古代文化研究所のページから)
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